知事記者会見 令和5年4月4日

知事記者会見

記者会見での発表事項等を紹介します

令和5年4月4日 知事記者会見

令和5年4月4日 記者会見室

マイボトルの利用促進のため県庁内に給水スポットを設置します

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 それでは、定例会見を始めます。まず、発表事項ですが、お手元に資料があるように、マイボトルの利用促進のために県庁内に給水スポットを設置することにしました。来週月曜日に設置し、火曜日に、私がマイボトルで給水しますが、ご取材いただけることになっているので、ぜひ、そちらの方を撮っていただいて、大々的に報道していただければと思っています。
 趣旨は、もともと、おにぎりミーティングをずっとやっていますが、私もそうですが、若い方は、みんなマイボトルを持ってきていて、ものすごく皆さんマイボトルを使っておられると思いました。一方、飲んでしまうと水の補給が結構面倒くさいのですが、東京でしたら、どこの店舗でも給水器があります。だから、県庁でも、給水のスポットがあれば、職員の皆さんも便利だろうし、場所を県民ロビーに置くことにしたので、県民の方も、マイボトルを持参の方は、そこで給水していただけるので、県民サービスにも繋がるだろうし、ついては、循環型社会推進課が所管しているように、和歌山の美しい海を守るために、プラスチック問題には前向きに取り組むというメッセージを、県民の皆様に発出するという意味もあります。あるところの推計だと、2050年ぐらいには、魚の量よりプラスチックの方が量が増えるというような推計もあると聞いています。和歌山の美しい海を守るために、マイボトル利用促進のための給水スポットを設置することを決めました。

「さわれる文化財レプリカ」&「お身代わり仏像」PROJECTが文部科学省広報誌「ミラメク」創刊号で紹介されました!

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 話題事項ですが、一つ目は、文部科学省が、4月から紙の広報誌を止めてデジタル化されました。これ(資料)は、それをアウトプットしたものですが、「ミラメク」という電子媒体による広報誌で、ありがたいことに、この第1号に(和歌山工業高校の取組が紹介されました)。皆さんご存知のとおり、和歌山工業高校が、文化財のレプリカを3Dのプリンターで作るということをずっとやっておられて、2月にふるさと大賞という総務大臣賞を取りました。すでに報道されているので、皆さんご存知のとおりですが、これはすごく名誉なことで、それが、和歌山県立博物館とタイアップして、いわゆる身代わりの仏像を作るプロジェクトをされています。
 どういうことかというと、和歌山で、いろんな仏像が一時盗まれたことがありました。被害が多かったので、レプリカ(を置くこと)によって、本物を別のところに保存しておく。こういうことが、和歌山県立博物館と県立和歌山工業高校の間でプロジェクトとして行われ、それが、2月の令和4年度ふるさとづくり大賞の受賞に繋がったわけです。その内容等について、「ミラメク」の中で、3ページにわたって紹介されています。これは、ぜひ県民の皆様にも知っていただきたいと思いまして、報道の皆さんにも話題提供をさせていただきたいと思います。

和歌山工業高等専門学校が文部科学大臣賞(最優秀賞)を受賞

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 もう一つで、これもご存知のとおりですが、この前、知事室に、和歌山工業高等専門学校の学生さんで、田中 勇摩(たなか ゆうま)さんと山添 成毅(やまぞえ なりき)さんがおいでになり、防災減災のコンテストで、文部科学大臣賞最優秀賞をお取りになった(報告を受けました)。このことについても、話題提供させていただきたいと思います。これ(資料に)は、URLしかありませんが、ホームページを見ていただきますと、大変、名誉なことで、素晴らしい研究だと私も思いました。
 田中さんと山添さんは、二人とも、高専卒業後、和歌山県内の二つの市役所にお勤めされますが、入学した時から、防災減災をしたいということで、辻原教授という専門の方の門下生になって、5年間研鑽を積まれて、希望どおり、県内の市役所で、できれば防災減災の仕事をしたいという学生さんでした。これも大変ありがたいことです。
 以上、話題提供で言いますと、和歌山工業高校、和歌山工業高等専門学校、それぞれ専門学科の学生さんたちの活躍がすごく目立つと思います。これまで、和歌山県も含めて全国的に、普通科偏重の高校教育が行われているのが、やっぱり、私が選挙中言っていたように、これから、商業や工業やアートや体育、そういう専門学科に力を入れていく必要があるのではないかということについて、私の肩を押してくれるような事案が二件続いたので、ご報告をいたしました。

以上です。

質問と回答

産経:発表項目外ですが、昨日、正庁でされた幹部を集めた訓示の中で、県庁の常識は世間の非常識というような発言をされていました。これまで、会見でも、職員採用やカラーコピーなど、何点か発言されていたと思いますが、これまで言われていたもの以外で、こんなこともありましたという事例があれば教えていただけたらと思います。

知事:夕方まで掛かりますが、いいですか。一々個別のことを話すとあれですが、例えば、県庁のいろんな業務のルールが、性悪説に依っている。県庁の職員は悪いことをするだろうという前提で、いろんな細かいルールを決めて、そのために書類を書いて、上司の判子をもらうというようなことをやっている。むしろ、そのために膨大な業務量が発生しています。例えば、長期出張ではなく、和歌山市内の市役所に1時間、業務の打ち合わせに行くために、わざわざ紙の書類を書いて課長の判子がいる。小学生でもないのに、あり得ない。そんなことが、何十、何百とあるみたいです。そういうのは止めましょうと。性善説に立って、業務を簡素化して、もし不心得な行為があった人は、懲戒処分があるので、それをすればいいだけの話です。自縄自縛というか、自分で自分を縛るようなことがたくさんある。今、言うとそういうことです。

あと、業務が非常に非効率であるのも朝まで掛かりますが、そういうことを止めましょうと申し上げていきたい。ともかく、今年、みんなで知恵を出して、業務量を3割減らしましょう。定員は増やせませんが、業務量を3割減らせば、定員を3割増やしたのと同じことになるので、ライフワークバランスが取り戻せるし、残業しなくてすむようになる。そういうことを、みんなで知恵をあわせてやりましょうということを、これからやっていきたいと思っています。

産経:これまでずっと、ライフワークバランスや残業を減らすというところに、大分、力点を置いて取り組まれていると思いますが、その狙いは、どういうところですか。

知事:前から申し上げているように、私たちの仕事は、県民の皆さんを笑顔にすることですが、残業が多かったら、職員が笑顔にならない。職員が、眉間にしわを寄せて、暗い顔してとぼとぼ歩いていたら、県民の方を幸せにするような仕事はできない。
 県庁職員が、楽しく明るく仕事をするためには、やっぱり8時間の間にしっかり仕事をして、後の時間は、家族や友達と楽しく過ごせる。そのこと自体が、業務の効率化及び仕事が充実し、県民のためになると、私は信じているので、そういうことをやりたいと思っています。

NHK:海南市の自然博物館の件です。年度末までに、報告書(の提出がある)というお話があったと思うのですが、報告書は出されたのですか。

知事:報告書は、委託をして、業者の方に作業をしていただきました。教育委員会に聞きましたら、3月31日までに、成果物は出たそうです。ただ、(期限)ギリギリに出たので、(今、)報告書について、教育委員会で精査をしていると聞いています。
 報告書が教育委員会に提出され、教育委員会で精査をして、(それから)私のところに(報告書が)上がってくるということでしょう。それを踏まえて、方針を決めることになろうかと思います。そんなに時間は掛かりません。

NHK:以前の会見で、まだ基本計画が出ていない以上、どれぐらいの予算規模になるか分からないというお話の中で、建設費が、海水の確保や排水で多大な費用がかかる見通しになったというお話があったと思います。以前、岸本知事は、ゼロベースで議論されるというお話だったと思いますが、どれぐらい想定よりも(費用が)増えていて、改めて、出てきたものに対して、お考えを伺わせていただいてもよろしいでしょうか。

知事:私のところには、まだ報告が来ていません。報告書の中に、予算的なことなどが書かれていると思うので、それを精査させていただいて、方向を決めていく。それも、できるだけ時間を掛けずに、皆さんにご報告するタイミングは、少なくとも、今月中にはそういう方向を出していきたいと思っているので、少しお待ちください。(報告書の)中身は、事務的に今精査をしているということです。

朝日:おにぎりミーティングですが、6、7年目(の職員)が終わって、その後、どのあたりの年代とやるとか、今どんな感じでやっていますか。

知事:まだ続いていて、この建物(本庁舎)は終わりましたが、教育委員会や地方の振興局も、これから行った時にはやります。少なくとも、海草振興局とかで、まだ、6、7年(目の職員)をやっている最中です。
 これが終わったらどうするかは、今のところ、知事室長が考えてくださっていると思うので、その通りにやりたいと思っています。どういうのがいいかと思っていますが、入庁して3年目ぐらいまでの方は(本庁舎に)いるので、2年目、3年目ぐらいの方にするのか、或いは、ひょっとしたら新規採用者とやってみるのも面白いかもしれないと思っていますが、知事室長が、今考えてくれています。

朝日:昨日の知事訓示の時に、総務部で、いろいろ新しいチャレンジをされるみたいなお話をされていましたが、その辺、具体的なところは。

知事:それは、ぜひまた総務部長に聞いていただければと思いますが、ともかく、令和5年度、県庁のDXがスタートします。今頃言うのは恥ずかしいですが、Wi-Fiが県庁内に(通って)、完全にペーパーレスになります。それで、例えば、フリーアドレスは、東京の民間企業ではほとんど普通になっていますが、フリーアドレスの課が一つできると聞いています。それから、これも県庁の常識は世間の非常識の一つで、皆さんもご取材されていて気が付いたかもしれませんが、仕事の縦割りがものすごくきつい。部の中はもちろん、局の中とですら、隣の課とですら、話ができていないぐらいの縦割りがきつい状況の中で、しかも、担当が一人一担当です。一人一担当だと、その人は、休暇も取りにくいし、育休なんかも一ヶ月、二ヶ月取りにくい。
 だから、総務部で、一度チームで仕事をするというのも、実験的にやってみる。つまり、三人で、これまで一人の三倍の仕事をする。三人や四人で一つの仕事をする。当然、量は増えますが、前は三人で別々にやっていた仕事を、三人で一緒にするというイメージです。そうすれば、チーム全員が同じ仕事をしているので、半日だけ休んでも大丈夫だし、場合によったら、一ヶ月、二ヶ月、育休を取ると言っても大丈夫になるので、そういう実験をする。それが上手くいけば、全庁的にそういうふうにしていって、全庁的にフリーアドレスや、チームで仕事をするということにしていきたいと思っています。

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