知事記者会見 令和5年2月9日

知事記者会見

記者会見での発表事項等を紹介します

令和5年2月9日 知事記者会見

令和5年2月9日 記者会見室
 

 まず、冒頭、トルコのカフラマンマラシュ県パザルジュク市で起きた地震のためにお亡くなりになられた皆様に、哀悼の意を表しますとともに、ご遺族には心からお悔やみを申し上げたいと存じます。さらには、現在、まだ被害の(全体の)状況がわかりません。どんどん拡大しているようですが、被災された皆様に、心からお見舞いを申し上げます。
 その上で、冒頭、被災者の皆さんへのお見舞いから始まりましたので、順番が逆転しますが、トルコの地震(の災害義援金)について、ご説明したいと思います。

トルコ共和国南東部における地震被害に対する災害義援金の募集及び募金箱の設置について

PDF形式を開きます資料1(PDF形式 67キロバイト)
 内容は、すでに昨日配布されているように、和歌山県としては、日本の中で最もトルコとご縁の深いゲートウェイのような存在なので、早速、義援金の募集を始めさせていただきました。担当部局から報告があると思いますが、昨日(2月8日)時点で、300件、270万円、県にお志が寄せられています。県も、予備費で100万円の見舞い金を支出させていただきましたが、これは、過去のトルコの災害においても、3回、お見舞い金を出しています。県庁の中にも、(災害義援金の)募金箱があります。ぜひ、県民の皆様にもご協力をお願いできればと思っています。
 私からは、インドへ出張中でしたが、すでに、(トルコの)大統領、駐日トルコ大使閣下にあてて、お見舞いのレターを発出させていただいています。県としては、状況を見守りながら、最も大切な友人であるトルコの皆様の災害復旧に向けて、できる限りの応援をしていきたいと思っています。
 

知事のインド訪問

PDF形式を開きます資料2(PDF形式 1,015キロバイト)
 発表事項ですが、資料に書いている日程で、インドに訪問して参りました。姉妹都市提携をしているマハラシュトラ州政府と、5年に1度の更新になりますが、2回目の覚書の更新に行って参りました。先方では、シンデマハラシュトラ州首相とサインをしましたが、サインは、インド門というムンバイの最も象徴的な建物の前の広場で盛大に行うことができました。
 今回は、覚書再更新のミッションのほかに、高校生や大学生の青少年のレスリング部選手の皆さん30名の方々が、レスリング交流として、マハラシュトラ州選抜のレスリング選手と5日間の合宿をされました。
 それから、ビジネスミッションは、ムンバイの少し隣の町にプネという町で(行い)、商談の成約も見込めるということで、大きな成果を上げたと聞いています。

文化交流として、セレモニーの前半に、日本の相撲をお見せしたいということで、県庁相撲部と株式会社松源相撲部の皆さんに参加していただいて、5人の相撲レスラーという紹介でエキシビションをしていただきました。これが大変好評で、インドの古い相撲であるクシュティと同時にエキシビジョンさせていただきましたが、インドの方々も、お相撲を初めて見る方が多く、大変、マスコミの反応があり、早速、セレモニー或いは相撲のパフォーマンスの状況が、公共放送で流され、新聞紙等でも翌日大きく取り上げられていて、日本とインドの友好を、和歌山県とマハラシュトラ州の姉妹都市提携をすることで、さらに一層拡大したのではないか。
 また、ニューデリーに行き、政府の大臣級の方、スポーツ大臣、外務省副大臣にお会いしましたが、首都でも、姉妹都市提携については、ご存知のとおりマハラシュトラ州はインドで2番目に大きい経済規模の州で、ムンバイにはタタ財団があり、金融ビジネスの中心地で、人口1億人を超える大変大きなステートと対等の協定を結んでいて、10年間続いていることも含めて、インド政府にも大変評価をされた。日印振興のために、私は来たばかりですが、前任の仁坂知事をはじめ、国際課を含めた県庁の職員の皆さんの長年の積み重ねが、こういう素晴らしい成果を生んだのだろうというふうに思っています。
 そういう意味では、インド側の関係者の皆さんにも感謝を申し上げましたが、県庁内の、これまで本当に長年尽力してきてくださった職員の皆様にも、心から感謝を申し上げたいと思っています。
 ご存知のとおり、私も国際的な仕事をしていましたが、インターナショナルの仕事というのは、人的な関係が一番効きまして、国際関係では、日本国内以上に人的な関係が重要です。そんな中で、部署を回りながらですが、インドを担当している担当者は、10年以上、最初の(覚書)締結からずっとご担当され、30回以上インドに行き、インド政府にも州政府にもすごく食い込んでおられる姿を見て、素晴らしいと思いました。ただ、そのために、その方は、インドへ行くたびにカレーを食べ、東京のインド大使館、大阪総領事館に行くたびにカレーを食べられて、10年間で25キロ太られたと聞きましたが、そういう努力の積み重ねが、今回の、マハラシュトラ州との有り得ないような、素晴らしい親善友好関係の絆が結ばれたのだろうと思っています。
 インド政府に聞くと、実は、インド国内で、日本の県や市と姉妹都市提携が上手く結ばれて成功されている事例は、非常に珍しいケースで、ほとんどまだ無いと言っていいようなことだそうです。そういう意味では、本当に成果を上げたと同時に、繰り返しますが、縁の下の力持ちで、ご苦労を積み重ねてこられた大勢の先輩方、何人もマハラシュトラ州に県から職員を派遣していたので、そういう方々も、現地で、素晴らしいネットワークを作られたということに、今一度感謝を申し上げたいと思います。
 以上です。

質問と回答

産経:インドの訪問に関してです。いろいろな成果が見られたということですが、インドという、人口が世界一になるかならないかというような大きな国に訪問して、率直な感想はいかがでしたか。

知事:今回はムンバイとデリーしか行かなかったのですが、ちょうど20年前に、国際金融の仕事で、ASEANの各国をずっと回る仕事をしていました。当時、インドにも数回行きましたが、ちょうど20年前のASEANの街の雰囲気や人々の表情が、ムンバイと全く同じでした。もちろん、20年前と違うのは高級車も少し走っていますが、3人乗り、4人乗りでバイクに乗っておられる人たちがものすごく走っていて、前にバイクがたくさん走っているので、追い抜くために反対車線を走る。ベトナムでもインドネシアでも、今はそうでもないのですが、当時はそうでしたが、そういう、混沌としたエネルギーというものを感じました。これは、つまり、10年後ぐらいには、インドが素晴らしい経済発展をするだろうということが、確実に分かりました。そういう意味で、日本の企業が、今、一斉にインドへビジネスや投資で向かっているのも分かるし、これから、日印の関係はとても大事になってくると思います。
 日本とインド両方とも、最大の貿易国は中国です。そういう意味では、中国との関係は、これからいろんな難しい問題をはらんでくる中で、日本とインドで貿易の相互関係を深めていく必要もあるだろうというふうに思います。これは、すいません、県知事としての見解ではなく、一般的な経済のオブザーバーとして、そういう印象を持ちました。

産経:それを踏まえて、今回の交流で、今後、県にとってどのような効果や期待する部分というのはいかがですか。

知事:もともと、この覚書は、観光と食品加工の相互提携で始まりましたが、一番は観光です。それで、マハラシュトラ州の観光開発公社の皆さんともタッグを組んできていますが、実は、アジャンタとエローラという世界遺産のある場所に、JICAの支援で、ビジターセンターが作られています。私も行きましたが、非常に大きな施設で、余りにも運営費にお金が掛かるので、一旦、スタートしていましたが、これまで閉じていた。それを、今回、エローラの方は、G20が今年インドで行われているので、G20の要人を招くためにリノベーションしていました。
 アジェンタの方も、エローラ以上に大きいところですが、これも再活用しようということでリノベーションが始まっています。実は、アジェンタのビジターセンターに、和歌山県の部屋があり、逆に、和歌山県の世界遺産センターに、マハラシュトラ州のブースもある、そういう観光交流をお互いにやってきました。これが、まさに新型コロナが終わって、インバウンドが入ってくる、また日本の観光客がインドに行くので、観光客の交流を加速しようということで、今回も話し合いが進みましたし、ビジターセンター同士のMOUもできていましたが、それをさらに進化させようということで、私と観光省の筆頭事務次官との間で合意ができたので、観光面での日印の交流を、和歌山県とマハラシュトラ州で大々的に行っていくという、再スタートが切れたと思っています。

NHK:冒頭、トルコの地震の関連で、お見舞いのレターを発出されたということですが、宛先と、内容でもし特筆するような事項があれば教えていただきたいと思います。

知事:内容は、私のSNSで発信しています。基本的に、その文章を英訳して発出しているので、私のfacebook等をご覧いただければと思います。宛先は、先ほど申し上げたとおり、大統領閣下、駐日トルコ大使閣下あてに発出しています。

産経:発表項目外ですが、来週から県議会が開会されます。岸本知事の初めての県議会になりますが、そこに対する意気込みであったり、どういうような議論をしていきたいか、いかがでしょう。

知事:私にとっては初めての議会です。二元代表制をとっているので、議員の皆様には、ご指導ご鞭撻をいただきながら、虚心坦懐、議論を行って、県民の皆様に県当局の考え方を理解していただくよう、最大限努力したいと思っています。なにより、予算を通していただくということで、令和5年度当初予算、令和4年度補正予算の審議を尽くしていただくので、丁寧に質問にお答えしながら、いろんなツールがあるので、できる限り県民の皆様に、ぜひ審議を見ていただきたい。また、記者クラブの皆様方の報道等々を通じて、県民の皆様に、県議会での議論をお聞きいただきたい、そんなふうに思っています。

毎日:同性婚についてお聞きします。知事がインドに行っている間に、首相秘書官が、オフレコ取材の中で差別発言をして撤回するという大きな問題がありました。以前、知事にお話を伺った時に、性的少数者の問題は、基本的人権の問題なので進める必要があるというような趣旨のお話をされたことがあると思いますが、今回の一連の問題の受け止めと、県として、LGBTQに対して、具体的に、今後、何か取組をどのように進めていくのか、お考えがありましたらお願いします。

知事:私は、同性婚についても、基本的人権、憲法13条の問題だと思っていて、すべての個人が、幸福追求の権利がある以上、同性婚も認めるべきだと、個人的には考えています。ただ、これは県の施策ではないので、県としての立場は、コメントする立場にありませんが、政治家岸本周平としては、基本的人権の問題だろう。

LGBTQについても、基本的人権の問題であり、来年度に向けて、どのような取り組み方をしていったらいいか、県庁内で十分議論をしながら、LGBTQだけの問題ではなく、障害者差別解消法の推進条例が和歌山にはまだありません、或いは部落差別を解消する条例も、本当に今の状況で足りるのか、そういう、すべてを基本的人権の問題として捉えた上で、憲法13条を実現化していくという大きなパースペクティブの中で、来年度、前向きに取り組んでいきたいと考えています。

毎日:今回の一連の秘書官の発言等についての受け止めは、いかがでしょう。

知事:それについては、特に申し上げることありませんが、公務員は、憲法遵守義務があります。憲法に、明解に遵守義務が書いているので、その秘書官の方が法学部なのかどうか知りませんが、学部に関係なく、憲法を十分読み込んでいただいて、憲法の精神を体現していただく憲法遵守の義務があるのに、義務が守られなかったことについては、公務員の先輩として、いささか残念です。

和歌山放送:インド訪問の中で、県庁相撲部や松源相撲部の反響がとても大きかったということですが、知事が想定していたより、かなり大きなものだったのでしょうか。

知事:あまり想定はせずに、そこまで、なかなか心づもりもなくビジネスライクに行ったのですが、その日のうちに、公共放送の全国ネットで流されたというニュースを見て、大変驚きました。

和歌山放送:来年度以降、例えば、ずっと続いてきた既存事業の見直しを打ち出されています。県庁相撲部もずっと歴史がありますが、こういう形で成果を出しているという現実があり、例えば、(事業を)縮小するとか切る以外に、逆に前向きに見直していくようなお考えはありますか。

知事:この前もお話したとおりで、私は、歳出カットとは一言も言っていません。やりくりをするということなので、成果があるものは増やしていけばいいし、コストパフォーマンスの見合わない事業は、見直していく。ですから、今回のインド訪問も、今、申し上げたのは私の感想ですが、本当にどれだけ効果があったのかについて、PDCAサイクルをまわしてもらうつもりです。
 来年度から、すべての事業についてPDCAサイクルをまわして、効果の無いものは見直す、効果があるもの、或いは効果が見込めるものは増やしていく。そういうことで、やりくりをしていくので、誤解のないように。歳出カットするとは、一言も申し上げていません。

朝日:昨日、おにぎりミーティングの写真撮影をさせてもらった関係で、お伺いしますが、昨日、若手職員さんからどんな話があったか、紹介してもらっていいですか。

知事:毎回、若手職員からは、いろんな提案をいただいて勉強になっていて、それをフィードバックして、担当部局に流しています。インド出張でちょっと忙しかったので溜まっているものもありますが、おにぎりミーティングで出た意見は、また職員全員にメールで配信するつもりです。
 昨日出た(意見)というご質問にお答えしますと、一つは、ペーパレス化が進んでいないという一般的な指摘は毎回出ますが、例えば、公用車の予約は、庁内のポータールサイトでできる。ところが、(公用車を)借りた後は、書類を書くのだそうです。紙に、名前や走行距離を書いて出すし、上司の判子もいるみたいで、訳の分からないことは止めてくれと言っていて、全くそうだと。何で走行距離を書くのか私は意味が分かりませんが、全然ペーパレス化していない。それは、公用車だけではなく、モバイルルーターなどの使用簿は全部紙で書かなければいけないとか、いろんな報告なども、紙で書いて上司の判子がなければいけないとか、そういうのは止めてくれという、全うな指摘があったので、これはすぐ止めたいと思っています。
 それから、税(業務)の関係だと、レガシーという古いシステムが残っていて、信じられないような古いシステムが残っている結果、端末も、それに見合った昭和時代の端末を使っているので、若い人は、とてもではないが生きていけないというのは言い過ぎですが、やってられないみたいな話があり、システム全体を変えて欲しい。普通のパソコンで、すべての税目が処理できるようにして欲しい。これも、ごくごく全うなご意見だと思いました。
 それから、エアー超勤があるらしい。いろいろ理由があるそうですが、超勤しても申告しない。それから、夏休みは5日取らないといけないらしいのですが、取ったことにして出勤している。エアー夏休みと言うそうです。それから、エアー代休。代休を取ったことにしているけど出勤している。こういうようなことは止めて欲しいということを言っていて、そうだろうなというふうに思いました。
 あと、振興局ではいろんな現場がありますが、いろんな緊急対応をするために、当番制で24時間待機をしていて、何かあったら現場に駆けつけるという制度があるそうですが、結構頻繁に、例えば、道路で動物が引かれて転がっていると、それを見に行って処理する。土曜でも日曜でも夜でも、そういうことが道路管理の部局にある。それで、災害等も含めてですが、出動した時は超勤手当が出る。だけど、遊びに行けないので、24時間ずっと家で待機している時は、手当が出ない。それはいかがなものかというような提言もありました。これはなかなか難しくて、そう簡単に処理はできないと思いますが、中長期的な課題として、どういう工夫ができるのかできないのか、検討してみたいと思います。
 本当に、毎回毎回、現場の声が生で聞けるので、大変参考になっています。それを、できるもの、できないもの、早くできるもの、中長期的な課題、と選り分けながら、着実に若い人の声を取り上げて、ぜひ働きやすい職場環境を整えたいと思っています。

朝日:おにぎりミーティングは、そもそも知事発案の取組と理解していますが、知事は、アメリカやトヨタにおられました。そういったところで、何か具体的なイメージがあって、今回導入された取組ですか。

知事:アメリカの大学に勤務していた時に、実は、アメリカでは、昼休みの時間に、会議室にテーマ毎に集まってディスカッションするというのがあり、これを、ブラウンバッグランチと言っていました。ブラウンバッグというのは茶色い袋で、アメリカでは、当時、おにぎりは売っていませんでしたが、サンドイッチなどを買うと、茶色い紙袋に入れてくれます。ブラウンバッグランチで、大学が飲み物ぐらいは用意してくれますが、みんなそれぞれ自分の食べ物を持ち寄って、適当なグループを作って集まって、お昼休みは、そこで自分で持ってきたサンドイッチを食べながら、スピーカーを呼んできて聞いたり、みんなでディスカッションしたりというのがありました。それを思い出して、ブラウンバッグの代わりに、おにぎりランチというふうにして、1時間ですが、裃を脱いで本音でざっくばらんにお話する時間を、今作らせていただいている。

紀伊民報:エアー超勤、エアー夏休み、エアー代休があるということですが、これは具体的に調査されたりする予定はありますか。

知事:調査するにも、作業量がいるので、今のところはありません。それは、そういうこともあろうかと思いますが、意識の問題です。どこかの段階で、人事課長とも相談して、そういうことがないように、部長会議等で意識改革をしていただくような流れを作っていきたいと思っています。

朝日:(衆議院議員)一区補選に関してお伺いします。知事は、去年の11月の選挙の時に、門さんの後援会主催の個人演説会に参加された時、門さんの国政復帰を期待するような発言があったと思います。今の門さんに対する思いは、あの頃と変わっているのか、変わっていないのか。今回の、1区補選に対する知事の基本的なスタンスを含めて、教えてください。

知事:門先生後援会主催の個人演説会に行きましたし、世耕先生後援会主催の個人演説会にも行きましたし、鶴保先生後援会主催の個人演説会にも参加をさせていただいています。それぞれの先生方に応援をしていただいているので、それぞれの先生方が、ご活躍をされるということを強く期待しているということです。

毎日:以前の記者会見で、県庁の試験で、ペーパーテストを無くす提案を知事がされたとお聞きしたのですが、就職活動のスケジュールを見ても、仮にやるなら早いほうがいいと思います。その後、検討状況や庁内の反応はいかがでしょうか。

知事:部長会議での私の発言ですが、現実的に、令和5年度の採用については、時間的に全く間に合わないので、改革をすることはできません。するとしたら、令和6年度以降になります。そういう意味では、令和6年度に向けて、これから庁内で議論を進めていくということです。

朝日:新型コロナについてです。数字だけ見れば、大分、感染者が減っているように見えますが、今の感染状況を県としてどういうふうに捉えているか、もしあれば教えてください。

知事:専門的なことは、専門部局にお聞きいただければと思いますが、全体的に、今の新型コロナは、小康状態になりつつある。それを受けて、政府は、5月8日から5類へ転換をするという流れになっています。また、マスクの着用については、報道ベースによれば、来月早々にも個人の選択に任せるというようなことになっているようです。それは、政府全体として、今の第八波は収まりつつあるというご判断をされていると考えるので、和歌山県としても、政府の判断のもと、これからいろんな対応をしていきたいと思っています。

NHK:教育行政の関連で恐縮ですが、以前の会見で言及がありました、海南市のいじめの問題で、4年越しに第三者委員会設置の方針が決まりました。今後、当事者だけではなく、いじめに悩む子供さんとかご家庭の関心も高い話題かと思いますが、その方針が決まったことについて、知事の受け止め等あれば教えてください。

知事:基本的には、海南市当局のご判断を尊重したいと思っていますが、再三、県教育委員会からもお願いしていたことが実現したので、県としては、大変いい方向に進んでいるというふうに評価したいと思っています。

関連ファイル

このページの先頭へ