知事記者会見 令和3年11月2日

知事記者会見

記者会見での発表事項等を紹介します

令和3年11月2日 知事記者会見

令和3年11月2日 記者会見室

~「蘇りの地、わかやま」キャンペーン~わかやまリフレッシュプラン3rd次回販売を抽選で行います!

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 今日は、発表事項は一つで、話題事項がいくつかあるので、申し上げたいと思います。

 まず、発表事項は、リフレッシュプラン3rdを、今、何とかあんまり混乱がないように工夫して売り出そうとしていますが、電子申請にして、先着順にすると、どんなに工夫しても大ラッシュになって、すぐ売り切れます。いろいろやっていて、特定の人に偏らないようにとか、一回ごとの制限とか、そういうことはやっていますし、この間は、働いている人は昼間にできないからと思って夜にやったり、いろいろやったのですが上手くいかない。

 そこで、次回の販売は、先着順はやめて抽選で行います。従って、ラッシュしてどんどん(申込データを)入れなくても、入れといていただいたら、その中で、我々で抽選をさせてもらって、当選者に通知することにしたいと思います。

 残っている予算もかき集めて全部投入して、プラス10万枚分ぐらいを集めたので、次回販売は12万枚になります。12万枚で、とりあえず当初の予算が尽きるので、これで終わりです。

 販売方法は、11月4日15時より受付を開始いたします。今回は、早く入れても、あまり意味がありません。もちろん、和歌山県内在住者が条件で、使う人も和歌山県内の人です。資料のスケジュールのところで書いていますが、15時から(9日の)24時まで受付をいたします。11月12日金曜日に抽選結果を発表し、当選者へ電子チケットの販売を開始いたします。11月16日に販売終了で、当選した人が辞退されたりしますと、さらに抽選を行うことにいたします。ホームページから申し込むのは同じです。まず、対象者を選びますが、すでに10枚以上購入しておられる方は除外した上で、抽選します。もちろん、従来どおり、在庫が全部合わせて50枚を超える人も、駄目です。これまでの申請で、何度もやったけど駄目だった人を中心に考えています。

 やっぱり、オリンピックの時もそうでしたが、先着順にして電子サイトでどんどん申し込むのは、ちょっと限界があるというのが我々の反省ですが、一旦、制度を作ってしまっているので、作り替えるのはものすごく時間が掛かります。次からどうするかについては、いろいろまた反省して考えていきたいと思いますが、リフレッシュプラン3rdの次回販売は、とりあえずこれが最終で、抽選をする、今まで10枚以上ゲットしている人は当たらない、そういうことになります。これが一つ目です。

「和歌山県ライフラインのリダンダンシー点検」第1回プロジェクトチーム会議の開催について

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 二つ目は、ライフラインのリダンダンシー点検を、危機管理局が中心になって、県内の市町村なども集めてやっていますが、全体会合を、11月2日13時半から、南別館の災害対策本部にみんな集まっていただいてやろうということになりました。

 プロジェクトチームですが、そこ(資料)にあるようなメンバーでやって、チェック項目(として)、どういうところをチェックしていくかを、今日、その場で紙を配って、これでいきましょうというふうにします。まだ、(会議を)やっていないので、皆さんに先に配るのはおかしいので、今は配りません。議論の結果、最終的に変更されるかもしれませんが、この会議以降は、紙で公開いたします。ぜひ取材に行ってください。

南紀白浜空港展望広場(空港公園)内ビジネス拠点建設工事の着工について

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 それから、昨日ありましたが、白浜空港の展望広場に、ビジネス拠点を民設民営で作るというプロジェクトを、ずっとやっていました。その結果、企業の名前は、(資料に)書いていないのですが、一瞬、ど忘れしました。
 

商工観光労働総務課長:オリエンタルコンサルタンツさんと淺川組さんです。
 

 オリエンタルコンサルツと淺川組のジョイントベンチャーが、この民設民営の当事者になりました。従来からいろいろ発表していますが、デュープロセスを経て、こういうふうになったわけです。まず、そういうことをやりますと(言って)、アイデア募集から始まって、設計・施工の入札をして、最終的には、設計・施工・管理を、オリエンタルコンサルタンツと淺川組のコンビが、当事者になってくれました。

 昨日、両社長もお見えになって、起工式で神事を行いました。今日から、あるいは昨日からかもしれませんが、(これから)どんどん工事に入ります。令和4年6月に施設開業で、シェアして貸すオフィスは7つです。共用スペースとかをたっぷり取っていて、中の人がお互いに交流することもできるし、セミナーなんかを他の人たちも集めてやることもできるので、なかなかこれは面白い。それから、丘の上ですから、空港が一望できるし、目を転じたら白浜の海なんかも遠くに見えるし、なかなか良いところではないかと(思います)。ここを、例えば、サテライトオフィスに使っていただくのもよし、ワーケーションの拠点として使っていただくのもよし、いろいろ使ってくださいということです。特に、ここは、羽田からあっという間に来れるところなので、東京方面のそういう企業には、ものすごく便利なところです。

 ちなみに申し上げておきますと、白浜町と一緒にやっているオフィススペースは、2棟が完売していて、すでに入れません。3棟目は、7つあるうちの5つが貸すも含めて売れてしまって、2つしか残っていない。だから、もうあまりないので、次は、これができたら使ってもらったらいい。田辺なんかでも、秋津野に同じような施設ができていて、それも埋まりつつありますが、どんどん来ていただくのがよろしいのではないかというふうに思っています。

 この(資料の)写真にあるようなものは、でき上がった時の話なので、まだありませんが、こういうのをお使いになって記事をお書きくださっても結構です。それから、インタビューに行かれたら面白いのではないかというふうに思います。県庁の担当は、商工観光労働総務課です。

関西広域連合「関西・感染再拡大警戒宣言」について

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 次は、関西広域連合で、「関西・感染再拡大警戒宣言」というのが、このあいだの広域連合委員会で決まりました。これは、今、関西中、和歌山はかなりですが、大阪や兵庫でも、大分、感染が収まってきましたが、油断をするとうつりますということと、感染が収まった時こそ、きっちりやっておいた方がいい、あるいはワクチンはきちんと打っておいた方がいいというような考え方で、この警戒宣言を作りました。府県市民の皆さんに、ぜひ心得といていただきたいというつもりで作っています。

 和歌山県も随分減ってきて、ゼロの日も結構ありますが、近隣なんかもまだ数十人単位で感染がありますから、リスクが無くなったわけではありません。やっぱり、通常の生活に気を付けた生活、安心な生活、安心な外出を、心がけていただきたいと思います。

 どこでうつるかというのは、常々発表していますが、飲みに行ってあるいは旅行に行って羽目を外してというところも、もちろんリスクはありますが、そればっかりではなくて、普通に仕事をしている場合でも結構うつることがある。感染者が紛れ込んでいるとうつることもあるので、注意をしてくださいということです。

 今日、発表しますが、オフィスでうつった事例が和歌山でも出ます。そうすると、うつったわけですから複数人(感染者が)出ます。全部調べて、囲い込んで隔離して、そこで抑え込むことを、常にやっていかないといけないけど、(仕事で)うつらないと思うのは間違いなので、皆さんも注意してください。

「紀の国わかやま文化祭2021」~今週のイベント~

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 その次は、文化祭です。10月30日に開会式が開かれまして、なかなか感動的な良いのができました。NHKの和歌山放送局で実況放送していただいたので、これを見ていただいたらいい。もちろん、会場に来られた人は別ですが、(放送を)見ていただいたらいいと大分言ったのですが、いろいろな人に聞いてみたら、あまり見ていない人が多い。私も、ビデオ(の録画)をお願いして、人に見せてあげようと思っていますが、お互いにお友達とかで借り合いをして見る。個人的に見ると、著作権違反ではありませんから、個人的に見るのがよろしいのではないかと思います。もうちょっとしたら、オンデマンドで見られるようになりますか。
 

総務企画課長:オンデマンドはありません。11月23日に、宮崎県の開会式と合同で、今度は全国放送があります。
 

 オンデマンドのある番組もありますが、残念です。NHKさん、オンデマンドで入れてくれませんか。知事が言っていたと言っておいてください。

 これから毎週、記者会見の時に、今週の文化祭のイベントを、皆さんにお渡しすることにします。もちろん、全部公開されている情報ですが、どうせパンフレットにあっても見ないので、皆さんにこれどうぞとお見せして、記者の諸君の注意を喚起したいと思いますが、ちょっと下手くそな注意の喚起の仕方の資料になっていて、きっと皆さんは、見るかもしれないけど細かくて見ないと思います。

 今週しか見られないのがあります。例えば、紀の国わかやま文化祭2021オータムコンサートは、本願寺鷺森別院岡崎支坊で11月3日だけです。こういうのは、例のごついパンフレットから、もうちょっと大きくちゃんと取って、皆さんに後でお送りするようにしますので、(それを)見て面白そうだったら、取材に行ってください。

 以上です。

質問と回答

朝日:ワクチンの3回目接種についてです。国の方針も出て、県も11月中旬に届くというような発表を、先日していただいたと思いますが、そのことについてのご所感と、県民に対する呼びかけをお聞かせいただけますか。

知事:ワクチンについては、いろいろな医学的なご検討は国しかできないので、何事も慎重な国が、そうやって踏み切ってやろうと言っているのだから、それはどんどん受けたらいいと思います。和歌山県も、受けたい人が随分たくさんいると思うので、上手く捌けるように、これからまた力を入れて、市町村と一緒に考えていきたいと思います。

 12月から医療関係者が出てくるらしいです。1月になると、医療関係者以外の人にも広げますが、早く打った人から3回目をやろうという考え方で、私なんかは結構早い方だったから、早く申し込んでおこうかというふうに思います。1月で8ヶ月だから、かなり早いところで打ってもらえるのではないかと思います。

 2回打っていますから、まだ免疫の強い人が多いと思うので、そんなに焦る必要はないと思いますが、3回目を打ったら、もっと強力になって、全然違うというふうな医学的な知見も出ているので、それは打っておいた方がいいと思います。

産経:リフレッシュプランについてですが、今回、全体としての販売枚数も増えたということですか。

知事:ちょっとかき集めてきて、10万枚(を追加で)工面しました。

産経:当初予定よりも、10万枚増えたということですか。

知事:そうです。最後だったので、最後になって数が少ないので抽選と言ったらちょっとまずかったので、何とかならないものかといって、かき集めてきました。

産経:予備費とか、その辺りですか。

知事:この(予算内の)お金でです。

産経:思った以上に好調で、販売方法はかなり苦労されたということですが、いわゆる観光業界への影響や効果について、何かお耳に入っていることがあれば教えてください。

知事:それは当然あって、今は、大分、観光業界もお客さんは戻しているらしいです。詳細は、今日は聞いてこなかったのですが、県庁の職員はしょっちゅうヒアリングしています。私に聞こえてくる話も、大分お客さんは戻ってきましたという話があります。

産経:それは、当初のリフレッシュプランの効果としては、一定程度あったということですか。

知事:ただ、県内のお客さんと県外のお客さんとを分けて報告しているかというと、そんなことはない。だから、前の時もリフレッシュプランでまず発進しましたが、本格的に客が来ましたというのは、Go To キャンペーンが始まってからだったようです。県外の人がドワーッと来始めて、随分、盛況になりました。良かった良かったと言っていたら、また、他所で(新型コロナの)大爆発が起こって、一気にしぼんだということでした。ですから、県内のお客さんだけで全部持たせるかというと、ちょっと難しいかもしれない。だけど、やっぱり県内のお客さんも、今、安心して県内だったら行っていただけるから、何かプロモーションをしても大丈夫だと思うし、県内のお客さん自身が、いろんなところへ行って、この機会に発見するのは良いことです。そんなふうに思っています。

毎日:日曜日にあった衆院選の結果を踏まえて、どのようにご所感されているのかということと、一区では、自民の国会議員さんがおられなくなったということで、県政に与える影響など、どのようにお考えでしょうか。

知事:前者について言えば、あまり私もコメントすることがありません。有権者の審判が下りた結果を、一生懸命フォローして、ああそうかと理解しようとしただけで、自分の感想はあまりありません。

 後者について言えば、門前代議士が落選してしまった。比例復活できなかったので、和歌山県ゆかりの議員さんが一人減ったことになります。そういう意味では、和歌山県としては残念なところはあるけど、残りの方々にいろいろお願いしたりすることはできますし、岸本議員にも頑張ってもらったらいいので、和歌山県は和歌山県で、それを与えられた条件として、一生懸命やるしかない。

読売:リフレッシュプランに戻りますが、当初、リフレッシュプラン3rdは、12月ぐらいまで10回に分けてというようなお話だったと思いますが、やはりこれは短期で売ったほうがいいという判断があったということですか。

知事:そうです。試行錯誤で、リフレッシュプラン2までは、一遍にドーンと売り出しました。ドーンと売り出したら、知らない間に全部売り切れて不愉快だという人が、ワーッときました。じゃあ次は、(販売回数を)分けて、前回申し込み損なった人は、次にまた(買える)というふうになっていたら良いだろうと考えてやったわけです。

 そうすると、分けたら一回ごとに(販売枚数が)小さくて、先着順ですから、先着順のボタン押し競争になって、結果的に、常に多くの人が不満な結果になるという状態になったわけです。それで、これはちょっと分けすぎたかといって、途中で、後ろの販売分を(前へ)倒してきて(販売枚数を)大きくして、このぐらい出しておけば大丈夫かと思ったら、それでも一遍に売り切れてしまった。

 これでは、少しずつ変えているけど大体同じコンセプトでやっているので、これ以上やっても同じことが起こるというふうに思いまして、先着順をやめよう。どうやって申し込んでもらうかとかについては、さっさと多くの人に発券しないといけないという意味で、システムを作ってサッとやっているのは、ものすごく良くできていますが、さっきのようなマイナスもあったので、マイナスをカバーするために、利便性はちょっと抑えて、申し込みは同じようにしてもらうけど、持っている人は駄目(にして)、残りの、いつも落ちていた人たちの中で抽選しましょう。抽選に余裕ができたら、またやりますと、こういう感じです。だから、今度は、いろいろご不満の方が当たる確率は、以前よりも高くなっていると思います。

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