知事記者会見 令和2年1月14日

知事記者会見

記者会見での発表事項等を紹介します

令和2年1月14日 知事記者会見

令和2年1月14日 記者会見室

爆破テロを想定した国民保護訓練を実施します

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 今日は、発表項目が五つございます。三つぐらいは防災関係です。第一は爆破テロを想定した国民保護訓練を実施します。1月22日に、国際テログループが和歌山に攻めてきたということで、こんな攻め方をするテロリストはいないのではないかと僕は思いますが、一応こういうことでやるということです。東京オリンピック・パラリンピックの合宿をしている外国チームを狙ってテロを起こす。そこで爆弾がドカンと爆発して大変だと言っているうちに、和歌山駅で次の爆弾が見つかった。さらに船に乗ってテロリスト集団が攻めてきた。さらに今度は撃退して逃げていったテロリストを追いかけるということです。こういうことについても、やっぱり実践で訓練をしておかないといけない。四つがこんな流れでというのはあまり考えられないと思いますが、1個1個は考えられると思いますので、23機関350人が訓練します。皆さんぜひ取材をしてください。

令和元年度和歌山県災害対策本部総合統制室運営図上訓練を実施します

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 その次は、毎年やっている図上訓練です。和歌山県は、南別館に防災センターを持っておりまして、そこで各機関の人も入ってもらって災害対策本部をやりますが、別の部屋に各機関の実務グループがみんな集まって、具体的な話を決めていきます。その訓練を、2月8日の8時半から12時半まで、県庁南別館3階に訓練参加者として約150人。これは県職員だけでなく、関係機関の方々がみんな集まってやります。今年の想定ポイントは、72時間までの間で調整活動の多い時間帯である発災後2日目を想定してどうするか。それから1回切って、後半は5日目を想定して、どうするかという話をすることになります。いろいろ班がたくさん分かれていて、そこでみんな集まって相談をして動員をしていくことになります。

和歌山県防災会議を開催します

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 その次は、和歌山県防災会議でして、毎年行っています。1月29日の13時から14時まで、県庁南別館の災害対策本部室で行います。議題は、和歌山県の地域防災計画の修正がございましたので、みんなに来ていただくことになり、(資料の)写真のイメージみたいな感じでやります。防災関係は以上です。

「きのくにICT プログラミングコンテストSwitch Up WAKAYAMA2019」最終審査会&表彰式を開催します

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 それから、「きのくにICTプログラミングコンテスト Switch Up WAKAYAMA2019」最終審査会と表彰式を2月11日に行います。各チームにプレゼンテーションなどをやってもらって審査をいたします。表彰式が午後にありますが、表彰式で賞状を渡すだけではなくて、優勝した4チームにデモンストレーションをしてもらいます。表彰状だけ渡しても、審査員がどんなものを選んだかが皆さんは分からないので、出来るだけ大きな画面を使って、パソコン上でどうなっているか、現実にこうなっているかが分かるようなデモンストレーションをしてもらいます。最終審査では、そこ(資料)にある委員に選んでもらいます。ちょっと楽しいものなので、皆さんには各チームのプレゼンテーションを見ていただいて、やっているところを映してもらったら良いと思いますし、プレゼンテーションに来れない方は、表彰式とデモンストレーションをぜひ見ていただけたら、別にプロでなくても面白いと思います。こうやって、プログラミング教育を頑張ろうという気持ちを掻き立てるのが今回の目的です。

農林水産関係試験研究機関の研究成果を発表します

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 それから、農林水産関係の試験研究機関が研究成果を発表します。発表の内容はここ(資料)にありますが、詳しいことは各研究者がそれぞれ発表したら良いので、こういうスケジューリングでやりますということを、ぜひ報道して欲しいなと思います。というのは、マスコミの方に見てもらうのも良いのですが、実際に農家をやっている人とかが、そういうことについて知識があったら絶対に良いので、ぜひ発表の時に、関係の業界の方とか、あるいは教育をしている人とかがみんな集まって、いろいろ見てもらいたいと思っています。特に素晴らしいものを僕は聞きましたが披露する力がないので、ちょっと後で研究推進室長に聞きに行ったら教えてくれると思いますので、聞いてください。

和歌山県の人と自然をつなぐシンポジウムを開催します

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 それから、和歌山県の人と自然をつなぐシンポジウムを開催します。これは5回シリーズの4回目でして、(東京大学の)武内先生の肝いりで、和歌山県の生物多様性をテーマに、皆さんにいろいろ考えてもらおうというシンポジウムです。今年度のテーマは、外来生物問題ということで、なんか(資料に)人相の悪い人が写っております。私は知らなかったのですが、ダニ先生と言われている有名な人で、ダニについて詳しい人です。何かテレビドラマのダニ役みたいな感じでございますが、決してそうではないようです。ガーデンホテルハナヨ(田辺市)で、1月19日に行います。五箇公一さんに、「外来生物はなぜ増えるのか?なぜ防除するのか?」ということを喋ってもらいますし、田辺中学・高等学校生物部に、今や全国的に有名になっているアフリカツメガエルの駆除活動の発表をやってもらう。情報提供としては、クビアカツヤカミキリが、これはバラ科の木を食べるのですが、どんな生物かとか、和歌山県でこれまで分かったことについて説明をしてもらいます。それからアライグマが結構増えているので、紀南地方のアライグマについて、鈴木さんに喋ってもらうことになっています。パネルディスカッションもございまして、武内先生のコーディネートのもとに、五箇公一さん、守分紀子さん、内山りゅうさんが、喋ることになります。私もちゃんと見に行きますが、ぜひ面白いと思いますので、皆さん見にきてください。

 以上です。

質問と回答

時事:きのくにICTプログラミング教育の話がありましたのでお伺いしますが、今年度から始めてもうすぐ1年ということで、現時点で成果や課題など何か見えてきているのであれば教えてください。

知事:成果もまだそんなに出ないし課題も別にありません。ちゃんと熱心に一生懸命やってもらっているので関心も高まってきたし、スポーツでも文化活動でも美術でも何でもそうですが、やっぱり優れた子供たちの活動が出てきたら、顕彰してあげたら良いと思うので、こんなコンテストをやっているということです。

時事:国の定めた時期よりも早くやっているということに関して、やはりそこは準備が万全に出来ていて、スムーズに移行が出来るということですか。

知事:もう出来ています。1年間かけて準備をしてもらった。1年間で出来るかなと僕は思いましたが。国のものはちょっと怪しい。何が怪しいかというと、和歌山県みたいにちゃんとプログラミング教育になっているのか。要するに、パソコンやスマホを操れるようにしましょうというのと、我々がやっていることとは違います。我々は、スマホやパソコンを動かせるようにしましょうということで、それを使って遊びましょうでは無い。そういう意味で、国のものはちゃんとこうなるのかなと思いますが、それは国のお考えになる事で、事程左様に難しいことを言っている。これまでのICT教育は、電子黒板を導入しましたとか、タブレットを全員に配りましたとかが多い。それだけだと、実は使い手としての習熟に過ぎない。だから、悪い方の延長を行くと、スマホ依存症の子供が出来ることになりますが、そんなのと違って、プログラミングを自分で仕組めるようにしましょうと私が言い始めたのですが、そんなの出来るかなあと思っていたら、ちゃんと和歌山県の教育委員会の人達がカリキュラムを作ってくれました。各校の先生方もみんな一生懸命で、その延長でずっと一生懸命今やっています。順調に滑り出しているのではないでしょうか。

NHK:紀州うめどりを生産している有田川町の有田養鶏農業と吉備食鶏組合が私的破産で銀行取引を停止しているようで、プレミア和歌山として登録もされていますが、これについてどう受け止められていますか。

知事:紀州うめどりは、梅農家や梅干し屋さん、養鶏農家がみんなで協議会を作ってやりましょうと言って、その協議会は今でもちゃんと生きていて、みんな熱心にやろうと思っています。ところが、だんだんと実際に鳥を育てる養鶏農家が、うめどりの養鶏農家ではなくて養鶏農家そのものが減っていったりして、結局今回経営破綻したところが全部引き受ける形になっていた。上手くいっていればそれで良いけど、上手くいかなくなったので今はちょっとストップしましたが、協議会スタイルでやっている人たちの熱意は失われていなくて、代わりの生産をどうやってやるかをみんなで考えていると思いますので、それに期待したいと思います。

NHK:県から何か支援は出来ない話ですか。

知事:支援は出来るかもしれないけど、資本主義国ですから、やっぱりやる人が一生懸命やると言わないと。こういう形でやるから、例えば、融資をお願いしますとか、こんな補助金は無いですかとか、そんなことはもちろん何でも考えるけど、基本的にはちゃんと事業主体が一生懸命やらないと、全てのことは出来ません。

産経:IRに関連して、年末からちょっと話題になっている秋元衆議院議員に関してですが、2点ほど聞きたいことがあります。まず、話題になっている500ドットコムが県への接触が有ったのか無かったのかというところ。もう一つ、これに絡めて国会では、特に野党側がカジノ関連に対して態度を硬化させる発言をしていたり、日程を見直すべきということを改めて言っています。それに対する影響と、国会の中でどういう議論がなされるかまだ分からないところがありますが、これによって日程が遅れた場合に、県にどんな影響があるのかというところ。あとは、改めて誘致を目指す立場として、政府に求めたいことがあればお願いします。

知事:まず、私の知っている限りというか調べた限り、1回も不埒にも和歌山県には来ていません。たくさん(業者が)来たのですが、全く来ていません。それほどつまらない業者だったのではないですか。まともな業者はほとんど来たと思います。私の知っている限り、世界中でやっているまともな業者で来ていないのは、2社ぐらいだと思っています。もちろん、最後までこっちへしがみついてくる人や他所へ行く人がいますが。なんやねんあれはと思います。そんな業者がいたかという業者が、自民党の方にお金をあげたりして、一体これは何を頼もうとしていたのだろうかという感じはします。新聞で見て、唯一なるほどとちょっと思ったのは、3ヶ所よりも多くしてくれという働きかけをしたと、どこかの新聞に書いてありました。それは、なるほど合理的な働きかけの理由かなと思いますが、それでもあなたは関係ないのではないかと思います。それから北海道と言いますが、留寿都はずっとあったけど、やっぱり北海道は苫小牧です。なので、いったいこの業者は何だと思うのが第1点です。それから第2点は、そんな話があるからIRを止めたらどうだと今頃言い出す人の見識を疑います。それから3つ目は、その見識を私たちでも疑っているぐらいなので、野党の人も言っていますが、本当は政権を苛めるのは楽しいから言っているのではないかと想像するので、与党が着々と淡々と進めてくれればそれで良いのではないかと。もちろん悪いことをした人は片っ端から捕まえないといけない。本当に悪いことをしたかどうか分かりませんから、司法はちゃんと手を下し裁判で決着すれば良いと思います。そんなこと言ったら、いろんなところで汚職はしょっちゅうある。例えば、和歌山県でも公共事業を巡って昔ありましたが、じゃあ公共事業を全部止めるのかというぐらいのことを言っているのではないかと私は思います。そんなことですから、遅れたらどうするというのはナンセンスな問いではないかと思いますが、一応想像すると、和歌山県は政府の手続きに従って淡々とやるということで、遅れたら遅れたスタイルでやるしかないというのが答えだけど、まさかそんなことにはならないでしょう。

産経:改めてですが、政府に求めることは、これまで通りやってくださいということですか。

知事:そうです。それから議員さんだけではなく、政府も気を付けていただかないといけませんし、我々もそうです。最大限、気を付けるようにしています。

産経:別件で、先ほど生物多様性の話も出ましたが、去年の末にクビアカツヤカミキリの被害が見つかりました。バラ科ということで、県内にもし広がってしまえば、主要な農産物、ももやうめに被害が及ぶ可能性も出てきます。徳島では農園でかなり被害が広がっているという話もあり、緊急的な対策や、春から飛び出すという話で、新年度で新たに盛り込むものがあればお願いします。

知事:新年度に盛り込むというよりも、今どうするかという話です。これは病気ではなくて、カミキリムシは果樹に結構入ることもあるので、入ったらみんな切るかというと、そんなことは無い。基本的には、薬だったり覆ってしまって出て来れなくしたり、いろんなことをやりますが、今回は初めてのことで、いっぱい入ってそうだから、切りますかと言うからそうしましょうということにしている。だけど、昆虫は1匹見つけたら100や1000は周りにいる。これは恐ろしいことで、山の木がそれでやられるというのは、限度があると思います。あんな大型の昆虫は、そんなにたくさん増えない。山の木にバラ科の植物は腐るほどあるので山の木だけで止まれば良いけど、和歌山市の真ん中のセンターラインにあるカナメモチもバラ科です。それからビワもバラ科です。バラ科はやっぱり美味しい。葉っぱを見ても美味しそうです。だから食べに来る。何を言いたいかというと、1匹見つけたらいっぱいいるし周りから攻めてくると大変なので、まだそんなに広がっていない可能性があるから、この機会に山狩りをしようということで、自然環境室長はこれから山狩り大作戦を展開するはずです。農林水産部とか農園は、本当に熱心にまず山狩りをした方が良いと思います。それから、実際に蔓延っているところを見るとものすごい。僕は昆虫に詳しい方の人なので、そっちの情報を入れるとものすごいです。1日で200匹近く捕ったとかです。これは群馬県の話で、群馬県もうめの大産地です。でも、うめが無茶苦茶やられているかというとそうでもないところがあって、その人はどこで捕ったかというと、さくらの街路樹で捕っている。さっき山狩りせよと言いましたが、どうも山の中ではあまり増えていないのではないかという議論もある。だから、習性をちゃんと突き止めてきっちりやっていく。1回入ったら、多分無くならないと思います。我々は、ゴマダラカミキリ、シロスジカミキリ、近隣でいうと、アオカミキリやオオアオカミキリと共存して楽しくやっています。そんなふうに、早く制圧してしまわないといけないと思います。これは外来種なので、寄生蜂とかの被害を受けていない可能性がある。そのうち、そっちの方も適用されていくのではないかと思いますが、初めのうちはやっぱりものすごく気を付けないといけない。とりあえず被害木が10本近くあるので、それは全部切って徹底的に研究所で調べようと思っています。一番いけないのは、出てくるので切ってそこに置いておくことです。病気と違うので、切ったら研究所へ持っていって隔離するか焼いてしまうことが必要です。あの大きさからいうと、1年から3年ぐらいで出てくると思います。育成条件によっていろいろあります。頑張りましょう。

時事:IRに関連してですが、千葉市が台風被害の対応もあって誘致を断念するということですが、誘致レースに何か影響することはありますか。

知事:全く関係ありません。いつも言っているように、人はどうでも良い。自分のところで良いものを作って、正々堂々と審査レースに出せば良いので、他所はあまり関係ない。それから、まだやるかやらないかなんてぐじゅぐじゅ言っているような自治体は、考えていたらものにならないと思います。我々は13年前から用意しています。ナヨナヨしないでちゃんとやると言って13年前から用意しているので、まだやるかやらないか決まっていないような人が、一人前に時事通信で扱われることがおかしいのではないですか。

和歌山放送:17日で阪神淡路大震災から25年目になります。その受け止めと、もう一つ、この25年の間で地震だけではなくいろんな自然災害を経験していますが、先ほど防災会議の中で見直しもお話されると発表がありましたが、令和の時代の県の防災の在り方についても教えていただけますか。

知事:阪神淡路大震災は直下型地震でした。大き目の直下型地震で、その後にやってきた海溝型の東日本大震災とは違う。我々は東日本大震災のような即津波に備えることについて意識がすごく高まっていて、和歌山県もそれは一生懸命やっていますが、私はずっと県民に申し上げているのは、地震の方が怖いです。南の方を除けば、津波は逃げれば命は助かるけど、地震でグチャッと潰れてしまったら瞬時に命が無くなる可能性があって、和歌山県の住宅も古いものが多いから、耐震をきちんとやっておかないと瞬時に命が無くなります。そういう意味で、阪神淡路大震災の教訓は、やっぱりもう一度僕たちは思い出すべきではないか。後で来たものが大きかったので、津波は怖いけど、逃げれば良いから後はほったらかしというのが、県民の中にある感じがします。それから、私は年寄りだからもうこれで良いとか割とよく聞くのですが、やっぱり命を無くすと不味いです。だから、命が助かるように耐震をきちんとしましょう、これをもう1度、気持ちを引き締めてやるべきではないかと思います。

時事:年末年始を騒がせたニュースで、カルロス・ゴーン元日産会長の逃亡劇がありましたが、コメントがあればお願いします。

知事:いつまでたっても漫画チックな人だと思います。あの顔を見たら、もともと悪人顔をしています。それを救国の英雄みたいに、みんながワーワー言いました。あの時からずっと私はおかしいと思っていましたが、やっぱりおかしかったということが証明された。実は、日産はルノーより大きいので、早くルノーを食ってしまうぐらいの会社になって、財務も頑張って食ってしまってくれと思います。ずっとそういうことを言い続けてきましたが、やっぱりという感じです。あと日本人は、カルロス・ゴーンさんを忘れれば良いのではないでしょうか。時事通信なんてもう完全に忘れて報じない。あんな人の話は、ただの犯罪人としたら良いのではないでしょうか。ちょっとおかしい。実際は、経営がおかしい時もありましたから。私の言っていることはちょっと間違っているかもしれません。

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