知事からのメッセージ 令和5年6月1日
令和5年6月1日のメッセージ 広報紙「県民の友6月号」掲載分
県民に夢を職員に愛を
「和歌山県未来創造プラットフォーム」を立ち上げました。アドバイザリーボードには、経済、学術、アート、スポーツ、社会福祉などの第一人者の皆さんに就任いただき、その下に、若手のチームリーダー率いる観光、DX、ワーケーション、地方創生、国際、文化芸術のワーキングチームをつくりました。県民の皆さんに夢をもっていただける、わくわくドキドキするようなプロジェクトを立ち上げ、「和歌山が最高!だと 子どもたちが思う未来を!」つくっていきます。
一方、県庁で約半年働いた印象は、組織として職員の皆さんに対する愛がないということです。性悪説に基づいて、めんどくさい手続きをつくり、自分で自分の手足をしばり、職場環境も改善の余地があります。県庁の常識は世間の非常識です。公務で一時間外出するにも、いちいち書類をつくって上司のハンコをもらっています。
県民の皆さんを笑顔にするためには、職員の皆さんが笑顔で楽しく働く環境が必要です。そうでなければ、100の力を200出してもらうことはできません。私が「失敗をおそれず挑戦してください。」と、いくら言ってもかけ声だおれになってしまいます。
職員の皆さんには、フレックスタイムやリモートワークを最大限活用してもらって、ライフワークバランスの取れた職場環境にします。まずは、性善説の立場から不必要な手続きは無くしたいと思います。
私も就任してから休んでないので、がんばって休む日をつくるようにします。