知事からのメッセージ 令和4年9月1日

令和4年9月1日のメッセージ 広報紙「県民の友9月号」掲載分

祝 日本一 二つ

 このところ都道府県ランキングで和歌山県が堂々一位という発表が二つありました。
 一つは「元気な人」が多い都道府県ランキングで、男性、女性とも和歌山県が日本一。もう一つは宿泊旅行の都道府県魅力度ランキングで、総合満足度で和歌山県が日本一です。
 前者は一般社団法人日本リカバリー協会が行ったもので、厚生労働省のストレスチェック制度の健康状態項目をもとにして、ストレスが少なく元気だと感じている人の割合が和歌山県が一番高いという調査結果です。人生元気で伸び伸び楽しく暮らすことが何よりですから、そこで日本一というのは、和歌山県として大いに誇ってよいことだと思います。元気に暮らしたい人は、どうぞ和歌山でお住まいいただいたらと思います。
 後者は株式会社リクルートのじゃらんリサーチセンターの調査で、いろいろと旅行先の各要素について聞いた上、最後に総合満足度を聞いたところ、和歌山県が最高であったということです。ここ数年間、旅行先の魅力度についての内外の各種調査で和歌山県の評価がどんどん高まっていましたが、とりわけ海外の旅行メディアが行う調査で、今年行くべき世界中の旅行スポットとか、環境のサステナビリティから考えた世界一の観光地とかに和歌山が取り上げられることが頻発していましたが、とうとう日本の旅行先でも総合満足度日本一になったかと感無量であります。県も頑張りましたが、協力してくれた世界中のオピニオンリーダー、そして何よりも関係する県民の皆さんの努力のたまものと思います。
 めでたし、でありますので、和歌山県民は黙っていないで、全員でこのことを世界に向けて発信しましょう。
 とはいえ、政策当局者としては浮かれてばかりいられません。「元気」についていえば、県民の実際の健康長寿度ももっともっと高めたいし、「旅行先」についていえば、食べ物の美味しさや土産物や宿泊施設等の個々の評価ももっと高めるように努力しなければなりません。これをきっかけにして、県民の皆さんと力を合わせて頑張っていきましょう。

このページの先頭へ