知事からのメッセージ 令和元年11月1日

知事からのメッセージを紹介します。

令和元年11月1日のメッセージ

さあ ねんりんピックだ

 11月9日の総合開会式を皮切りに、皇族をお迎えして12日まで全県下でねんりんピック紀の国わかやま2019が開かれます。
 ねんりんピックというのは、一言で言うと60歳以上の国体です。正式名称は全国健康福祉祭といい、毎年全国のどこかで開かれます。今年で32回目になります。生涯スポーツを楽しむということは健康長寿の観点から言うと理想の姿ですから、その励みになると熱心に誘致をした結果、今年和歌山に来ることになったのです。
 全国から元気な選手の方々など1万人以上の人々が和歌山を訪れます。国体よりは開催期間が短いのですが、11月9日の1日目は総合開会式が紀三井寺競技場で開かれ、2日目からは、できるだけ和歌山県下に広くちらばってもらって27競技が開かれ、最後に12日の県民文化会館の総合閉会式で幕を閉じます。
 総合開会式はうんと力を入れております。国体の総合開会式は最高によかったと評判でしたが、今回もあっと言わせる感動のアトラクションを考えています。題して、紀の国わかやま夢と人生の讃歌。季節の移ろい、春夏秋冬を人生と重ね合わせ、第1章春の歌-子供のとき、第2章夏の歌-青年のとき、第3章秋の歌-大人のとき、第4章冬の歌-ねんりんのとき、そしてエピローグは夢の歌-みんなのときであります。国体の時と違って各県選手団もスタンドから観覧です。坂本冬美さんが出演してくれるほか、全体の舞台回しは天翔りいらさんです。また、これに先立つ式典では、世代を異にする郷土のアスリートのスーパースター、前の東京オリンピックの金メダリスト早田卓次さんからこれからのフェンシング東姉妹まで炬火のバトンをつなぎます。
 選手の方々はずっと力をきたえ、各地への旅行を兼ねて1年に1度のこの大会を楽しみにしてくれている人々ばかりです。国体の選手とは違って、試合の後も和歌山のいい所を訪れ、おいしいものも食べ、おみやげも買ってくださるでしょう。こういう方々に「あぁ和歌山はよかった。また来たい。」と思ってもらえるように皆さん笑顔とまごころでおもてなしをしましょう。
※和歌山放送ラジオ(9:00~13:00)とテレビ和歌山(9:55~12:55)で総合開会式を生中継しますので、ぜひご視聴ください。

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