知事からのメッセージ 平成26年5月
知事からのメッセージを紹介します。
平成26年5月のメッセージ
平成26年5月
和歌山トライアンズ ウエスタンカンファレンスを制す!
バスケットボール男子ナショナルリーグ(NBL)のウエスタンカンファレンスのプレーオフが、5月10日から3戦2勝方式で開催されました。
対戦はレギュラーシーズンで逆転優勝を勝ち取った和歌山トライアンズと2位のアイシン三河の戦いとなりました。実力が伯仲した両チームですから接戦は覚悟していましたが、予想をはるかに上回り、手に汗を握るシーンの連続で、初戦は68−67の1点差で和歌山トライアンズ、2戦目は76−79でアイシン三河が取り、13日の最終戦にすべてがかかっていました。
1勝1敗となり、はらはらドキドキの連続で、最終戦では、ただひたすら勝利を祈るばかりの心境でありました。その思いが通じたのか、第1クォーターの劣勢を跳ね返し、73−59で最終戦を制し、見事にウエスタンカンファレンス完全優勝を勝ち取りました。
和歌山トライアンズは和歌山県をフランチャイズエリアとして昨年新たに結成されたばかりで、創部一年目の歴史的勝利となりました。シーズン途中で主力選手の故障もあり、成績が振るわない時期もありましたが、よく最後に盛り返してくれました。県民一同、心から感激し、そんなトライアンズを誇りに思っています。
また、子供たちに対するバスケットボールスクール開校をはじめ、数々の地域活動を精力的に行ってくれています。さらに和歌山のもう1つの誇りでもある県産の農林水産物魅力発信のため、「おいしい!健康わかやま産品応援隊」に就任し、“フルーツバスケット部隊”として活躍いただく等、チーム名が表す(※ファン・地域・チームの一体化)ように、地域と一体になった取り組みに力を入れてくれています。
さあ、ここまできたら目指すはファイナル勝利です。対戦相手はイースタンカンファレンスを制した東芝ブレイブサンダース神奈川です。21日から東京・国立代々木競技場第二体育館において5戦3勝方式で行われます。今回も厳しい戦いが予想されますが、県民一丸となった声援でトライアンズとともにファイナルに臨みます。