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和歌山の人、もの、地域 和 nagomi 世界遺産登録10周年 熊野転生 2014 vol.24

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[WAKAYAMA SPORTS TOPICS] Swimming 前畑、ガンバレ!

生誕100周年を迎えた日本人女子初の金メダリスト、前畑秀子選手。
そして今、同じ橋本市で世界を相手に闘志を燃やす中村智太郎選手。
輝かしい実績は、次世代に受け継がれてゆく。

ベルリンオリンピック、女子200m平泳ぎスタート直前
©橋本市
ベルリンオリンピック、女子200m平泳ぎスタート直前。第6コースが前畑選手で、第7コースが2位のドイツのゲネンゲル選手
ゴール直前の前畑選手
©共同通信社
ゴール直前の前畑選手。優勝タイムは3分03秒6だった
故郷の紀の川が育てた日本人女性初メダリスト
 今からちょうど100年前、現在の橋本市に前畑秀子選手は生まれた。小さい頃から紀の川で水泳に親しみ、小学校5年で学童新記録を出した。その後も数々の日本記録を作り、類い希な水泳の才能を見込まれ、名古屋の椙山女学校(現・椙山女学園)に進学し、メダルを期待される選手に成長する。 
 昭和7年のロサンゼルスオリンピックでは、トップと0.1秒差で惜しくも銀メダル。一時は引退を考えるも、その後の4年間、日に2万メートルを泳ぐという猛訓練を続け、ベルリンオリンピックに臨んだ。そして昭和11年8月11日。深夜にも関わらずラジオから「前畑ガンバレ!前畑ガンバレ!」という、絶叫にも近いアナウンスが流れる。女子200m平泳ぎで、日本中が待ちこがれた金メダルを獲得した瞬間だった。その栄光を伝え継ぐようにと橋本市では、前畑選手ら同市出身のオリンピック選手二人の名前を冠した「前畑秀子・古川勝記念水泳大会」が小中学生を対象に毎年行われている。そこに小学生の頃から力強い泳ぎを見せる、中村智太郎選手がいた。
尽きない闘志、中村智太郎選手に注目
眩いばかりの照明を受けたプールの水面が豪快に隆起する。2012年ロンドンパラリンピック男子100m銀メダリスト中村智太郎選手だ。
 中村選手は、両腕がない障害を持って生まれた。しかし何でも一人で出来るように、両親は強い愛情とともに厳しく育て、溺れることがないようにと5才の時からスイミングスクールに通わせた。好奇心に溢れ努力家でもあった中村選手は、小学校4年生には平泳ぎやバタフライなど4種目を泳げるまでに上達する。
 「郷土橋本市の大先輩、前畑選手をはっきり意識したのは高校生の時でした。日本初の女性メダリスト。当時の金メダルへのプレッシャーを考えると本当に尊敬します。奇しくも生誕100周年に同じ平泳ぎで長崎大会の選手に選ばれ、本当に身も引き締まります。これからは少し離れていた国際試合も視野に入れ全力で泳いでいきたいと思います」と抱負を語った。
中村智太郎さん
強靭な下半身に鋭い眼光。まさしく世界のトップアスリート。ドライブが好きで、「先日は熊野本宮大社まで行ってきました。町内のお祭りにも必ず参加しています」と語る中村智太郎さん。会社から帰宅する前にほぼ毎日、水泳のトレーニングに通う。
2015わかやま国体[水泳]・国体/9月7日〜13日
・大会/10月24日〜26日(予定)会場は、飛び込み・シンクロのみ大阪になります。

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