和歌山の人、もの、地域 和 nagomi わかやま癒しのローカル線 2011 vol.14

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紀州・木の国わかやま

第62回全国植樹祭が行われる和歌山から環境を考える
Basic Data
■森林面積/363,341ha(日本森林総面積=2512万ha)
■企業の森/55企業・団体 56活動地(平成23年2月現在)





南方熊楠が守った和歌山の自然

熊楠は、神社合祀令による鎮守の森伐採を自然破壊と危惧し、体を張って反対運動を行った。中辺路の「野中の一方杉」や「高原熊野神社」、田辺湾に浮かぶ「神島」などは熊楠が守った自然である。「エコロジー」という言葉を日本ではじめて使ったのも熊楠だと言われる。


(上)野中の一方杉 (左下)神島 (右下)熊楠が籠った熊野の森(那智原始林)

(上)野中の一方杉 (左下)神島 (右下)熊楠が籠った熊野の森(那智原始林) 



シイノトモシビタケ TOPICS
梅雨の季節。すさみ町から那智勝浦町などの林で幻想的な光を放つ、シイノトモシビタケ。和歌山以外では八丈島や大分県などでしか発見されていない。



秋津野ガルテンから見えるグリーンツーリズム

小学校の旧木造2階建ての校舎を活用した農村交流施設。地元の食材を使った田舎料理が並ぶ農家レストラン・みかん畑が人気で宿泊施設もある。


校舎を活用した農村交流施設

農業法人株式会社秋津野
住所/田辺市上秋津4558-8
電話/0739-35-1199

 
日本最大級の現役小学校舎 (左)屋内運動場 (右)校舎内

(左)屋内運動場 (右)校舎内


古くてもいい物を利用するMOTTAINAIの精神

木造校舎としては日本最大級の現役小学校舎。98メートルの廊下や木の格子窓など、昭和12(1937)年の建築当時の面影がそのまま残っている。現在も学校として使われている。平成20年に建てられた屋内運動場は、紀州材を使った屋根組みが美しい。

橋本市立高野口小学校
住所/橋本市高野口町名倉226
電話/0736-42-2061



間伐材を利用したお札「木魂(こだま)」

熊野は神々を崇め自然と共生してきた土地。熊野本宮大社では、地元森林組合と協力し、外材を使用せず地元の間伐材を使用した木札を作成する取り組みを進めている。

熊野本宮大社
住所/田辺市本宮町本宮1110
電話/0735-42-0009



ナショナルトラスト運動の草分け

「天神崎」は、田辺湾の突き出た岬で、20haの丘陵部と干潮時に顔を出す21haの平らな岩礁。昭和49(1974)年、開発計画を知った有志たちが、募金による買い取り運動を開始した。自然環境保全法人認定第1号。 

天神崎 天神崎



ブナの本州南限、わかやま

ブナ林と言えば北国をイメージするが、和歌山はブナが生育する本州の南限である。ブナの実は、山に住む動物たちにとって重要な餌であり、「山の生態系」を保つためには、ブナ林を保護する必要がある。


やまね TOPICS
ふさふさした毛の小さくかわいい「やまね」は、ブナ林で見かけることが多い。木のうろなどで冬眠する。熊野地方では標高の低いシイ林やカシ林にも棲んでいる。



第62回全国植樹祭を開催
●開催日/5月22日(日)
●開催場所/田辺市新庄総合公園
●問い合わせ/和歌山県全国植樹祭推進課
●電話/073(441)2985

シンボルキャラクター「キノピー」
シンボルキャラクター「キノピー」



 
     

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