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和歌山の人、もの、地域 和 nagomi 紀の国、和の国 和歌山のこと 2015 vol.27

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和歌山県樫野崎
徳川 吉宗
和歌山城(和歌山市)
江戸時代中興の祖、
八代将軍 徳川吉宗
江戸三大改革のひとつである「享保の改革」を行った中興の名君。紀州藩五代藩主を経て、享保元年(1716年)、御三家出身では初の養子として宗家を相続、江戸幕府八代将軍となる。財政立て直しのための倹約や、庶民の意見を取り入れるための目安箱設置などは、紀州時代の経験が生かされている。自ら倹約を率先し、着物は木綿を着用したという。
浜口梧陵
広村堤防(広川町)
命を救った“稲むらの火”
濱口梧陵
文政3年(1820年)、紀州広村(現広川町)に生まれ、後に本家のヤマサ醤油の事業を継いだ。安政元年(1854年)、安政の大地震による大津波が村を襲ったとき、自らの危険を顧みず、次々と稲むらに火をともし、その明りで村人を丘に誘導、多くの命を救った。その後、防災と雇用創出のため、私財を投じ広村堤防を建設し、後の昭和南海地震の津波による被害を最小限に抑えた。

知ってる和歌山/和歌山の偉人編

THE SPRITS OF PEOPLE
南方 熊楠
南方熊楠記念館(白浜町)
大英博物館も認めた、
知の巨人 南方熊楠
生物学者にして博物学の巨星。柳田國男と並ぶ民俗学の創始者としても知られる。十数カ国語を操り、14年間に渡り海外を放浪、大英博物館にも勤務、「ネイチャー」等へ発表した論文は海外でも高い評価を得た。帰国後は、熊野を拠点に粘菌等の研究に打ち込んだ。明治39年(1906年)、神社合祀令が公布されると神社林破壊への危機を感じ、反対運動に奔走した「エコロジスト」の先駆的存在でもある。
華岡 青洲
春林軒(紀の川市)
麻酔手術の先駆者
医聖 華岡青洲
宝暦10年(1760年)、代々続く医者の家に生まれ、東洋医学と西洋医学の両方を学んだ。手術の痛みを和らげるため、麻酔の実験と研究に取り組み、苦難の末に全身麻酔薬「通仙散」を完成。文化元年(1804年)、世界で初めて、全身麻酔による乳癌摘出手術に成功。その高い技術を聞きつけ、全国から集まった門下生のため医塾を創設、1800人を越える医師を輩出した。
陸奥 宗光
陸奥宗光像(和歌山市)
日本外交の父、
カミソリ大臣 陸奥宗光
15歳のとき江戸に出て、幕府の学問所に学び、勝海舟、坂本龍馬らと出会い、海援隊に参加、龍馬から絶大な信頼を得、手腕を発揮した。明治25年(1892年)、伊藤博文内閣の外務大臣に就任、その仕事ぶりから「カミソリ大臣」と呼ばれた。列強との間で結ばれた不平等条約の改正に尽力し、領事裁判権撤廃や関税自主権の一部を回復する日英通商航海条約を締結した。

スポーツで名を馳せた人達

植芝 盛平
銃弾さえも避けることができた?
合気道の創始者 
幼少時から数々の武術を学び大正11年(1922年)、その経験から独自の武術を編み出した。後の「合気道」である。いわく、合気道は敵を破る術ではなく、「天地人和合の道」。国内だけでなく、世界的にも愛好家は多く、その数は130ヶ国で150万人に上るとされる。武勇伝は数えきれず、数人がかりで抜けなかった路上のマツの根を、1人で抜いたことも。
前畑 秀子
前畑ガンバレ! 当時の日本人を
熱狂させた水泳選手
兵藤(旧姓前畑)秀子は旧橋本町(現橋本市)出身。地元の紀の川で泳ぎを覚え、世界的スイマーへと成長した日本女子スポーツ界初のメダリスト。昭和7年(1932年)、ロサンゼルス五輪女子平泳ぎ200メートルで銀、続く昭和11年(1936年)のベルリン五輪では金メダルの快挙を達成。「前畑ガンバレ」のNHKラジオ中継は、当時の日本人を熱狂させた。
中村覚之助
サッカーを初めて日本に紹介、
その普及に貢献した。
和歌山師範学校を経て明治33年、東京高等師範学校(現筑波大学)に入学。英国のサッカー関連文献を元に、日本初のサッカー解説・指導書となる専門書を刊行、さらには日本初のサッカーチームと言われるア式蹴球(しゅうきゅう)部を創設。明治37年(1904年)、横浜の外国人クラブに出向き、日本最初の対外試合を行うなどしたが、28歳の若さで急逝。
和田 勇
昭和39年の東京五輪招致に
大活躍 日系二世の実業家
日系二世として生まれ、幼少時に一時和歌山の祖母のもとで過ごす。貧困の中から、スーパー経営に成功し、日本人の水泳競技選手団が訪米した際には、自宅を宿泊所に提供するなど支援した。その後、東京五輪の準備招致委員会の委員として、日本政府に代わり、自費でヨーロッパや中南米諸国を歴訪、協力を要請し、開催実現に大きく貢献した。

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