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和歌山の人、もの、地域 和 nagomi 紀の国、和の国 和歌山のこと 2015 vol.27

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和歌山県樫野崎
1890年、トルコ軍艦「エルトゥールル号」が和歌山県樫野崎沖で暴風雨に巻き込まれ座礁沈没する。大島村(現串本町)の住民たちは自らの危険を顧みず、生存者の救助に当たり、69名の命を救った。この事件はトルコの教科書にも掲載されるなど、トルコの人々の間でも語り継がれている。時は流れ1985年、イラン・イラク戦争でテヘランに取り残されていた日本人を航空機で救出してくれたのはトルコだった。エルトゥールル号遭難の際に結ばれた両国の絆は、現代に至るまで受け継がれてきている。

Un changing or Changing
1.エルトゥールル号/2.エルトゥールル号殉難将士慰霊碑/3.「沖周」村長の日記/4.トルコ記念館/5.ケマル・アタテュルク初代大統領の銅像
ボスポラス海峡停泊中のエルトゥールル号(提供:串本町)。建造から25年経った老朽艦であったがその姿は美しい。
エルトゥールル号殉難将士慰霊碑。125年経った今も慰霊碑周辺はいつも大島の人々の手により美しく清掃されている。
救助活動の大変さを今に伝える貴重な「沖周」村長の日記。
今年6月にリューアルされたばかりのトルコ記念館。館内には遭難したエルトゥールル号の模型や遺品、写真などが展示されており、事故当時の様子を知ることができる。
樫野埼灯台前に建つトルコ建国の父、ケマル・アタテュルク初代大統領の銅像。日・ト友好120周年の際、串本へ移設された。
日本トルコ合作映画「海難1890」
海難1890
125年前の「エルトゥールル号遭難事件」を題材に、乗組員と地元住民との交流などを描く「海難1890」(制作・配給:東映)がお正月映画として平成27年12月に両国で公開予定。メガホンを取るのは、田中光敏監督。主演の紀伊大島に住む医師役には内野聖陽さん。またエルトゥールル号の海軍機関大尉はトルコの人気俳優ケナン・エジェさん、そして医師をサポートするヒロイン役を忽那汐里さんが演じる。撮影は、串本町でも行われ約190人の住民がエキストラとして出演。撮影現場では地元有志による炊き出しも行われた。この日本とトルコの友好の物語は、世界平和のメッセージとしても注目を集めている。
和歌山県樫野崎
真っ暗な嵐の中、樫野埼灯台の灯りを見た時はどれほど救いになったことだろう。江戸条約により建てられた日本最古の石造り灯台は今も輝き続けている。

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