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掲載内容


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予防 がんを防ぐ

 日本における主ながん原因のうち、男性で53・3%、女性で29・9%が予防可能ながんの発生要因と推計されています。その内訳となるがんの原因は、男性で「喫煙」、「ウイルス・細菌」、「飲酒」、女性で「ウイルス・細菌」、「喫煙」、「飲酒」の順に多くなっています。


日本における主ながん原因
日本における主ながん原因の図
ウイルス・細菌とは、B型・C型肝炎ウイルスによる肝がん、ピロリ菌による胃がん、ヒトパピローマウイルスによる子宮頸がんなど
その他の要因とは、放射線、紫外線、発がん性化学物質、大気汚染、遺伝などの要因や、未特定の要因を含む
出典:厚生労働省科学研究費補助金がん臨床研究事業「エビデンスに基づいたがん予防知識・行動の普及及び普及方法の評価」研究班調査より2012年



ウイルス・細菌を見つける

 「ウイルス・細菌」は、女性で1位、男性で2位とがんの原因として非常に大きな割合を占めています。そこで、県では、これまでの肝炎ウイルス検査に加え、今年度新たにピロリ菌検査を実施する市町村に対し支援を進めています。


  肝がんの原因の8割は肝炎ウイルス

   B型・C型肝炎ウイルスの感染を早期に発見し、適切な治療を受けることで肝がんを予防できます。市町村、保健所や一部の医療機関で検査を実施しています。男女ともに20歳以上が検査対象になります。



NEW胃がんの原因とされるピロリ菌

血液検診の写真
肝炎ウイルス検査とピロリ菌検査はともに血液検査

   ピロリ菌は、胃の粘膜にすみつく細菌で、胃潰瘍や胃がんなどの発生原因とされています。40代以上の3人に2人が感染しているといわれ、ピロリ菌検査により、胃の健康度のめやすを知ることができます。男女ともに40・45・50歳の希望者を対象としています。
※ピロリ菌検査で胃がんかどうかはわかりませんので、必ず胃がん検診を受けてください。
※実施の有無は、市町村によって異なります。詳しくは、市町村へお問い合わせください。




日本人のためのがん予防法

 現在、日本人に推奨できる科学的根拠に基づいた予防法です。あなたのライフスタイルをチェックしましょう。

 特に喫煙は、さまざまながんの要因の中で、予防可能な最大の原因です。がん死亡についての相対リスクは、肺がんではたばこを吸わない人の男性で4.8倍、女性で3.9倍となっています。また、喫煙は肺がん以外でも、喉頭がん、尿路がん、子宮頸がんなどで、死亡の相対リスクが高くなっており、全てのがんの予防には、たばこを吸わないことが最も重要です。


非喫煙者と比較した喫煙者のがんによる死亡の危険性(男性)
非喫煙者と比較した喫煙者のがんによる死亡の危険性(男性)の図

がん死亡の原因となる割合

 
男性
女性
喫煙

34.4%

6.2%
飲酒
8.6%
2.5%

予防項目・割合の出典 :国立がん研究センター
喫煙 たばこは吸わない 喫煙
他人のたばこの煙をできるだけ避ける

 肺がんの死亡のうち、男性で70%、女性で20%は喫煙が原因だと考えられています。また、夫が喫煙者の場合には、妻の肺がんのリスクは約2倍高いことが示されており、受動喫煙(二次喫煙)もその影響が明らかになっています。さらに最近の研究によって三次喫煙(部屋や車などに残留するたばこのニコチンから有害物質を吸入すること)も身体に影響のあることが、明らかにされてきています。あなたはもちろん、あなたの周囲の人たちのためにも、喫煙はやめましょう。

飲酒 飲むなら、節度のある飲酒をする

 飲む場合は、アルコール換算で1日あたり約23グラム程度まで。日本酒なら1合、ビールなら大瓶1本、ワインならボトル1/3程度です。飲めない人は無理に飲まないようにしましょう。

食事 食事は偏らずバランスよくとる
身体活動 日常生活を活動的に
体形 適正な範囲に
感染 肝炎ウイルス感染検査と適切な措置を


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