撮影日:2009/6/3 白亜紀後期の海に生息していた海生爬虫類。トカゲに近緑であるが四肢はヒレ状で、鋭い歯を持ち、肉食性だったと考えられている。中には体長10メートルを越えるものも存在し、海の王者として君臨していたが、白亜紀の終わり頃(約6500万年前)に絶滅した。 その海の王者”滄竜”の化石が、有田川町の鳥屋城山(とやじょうさん)から発見された。また、後肢を構成する骨が関節でつながった状態で産出した化石は国内で初めてであり、本発見は非常に重要である。
和歌山県立自然博物館