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平井二嗣さんの場合:美里町にIターン

平井二嗣さんの場合
平成10年3月頃美里町にIターン。
色々な田舎体験をできる民宿を営む。
夫妻と子供4人。
平井さんご夫妻画像
平井さん御夫妻と、ご自宅
(民宿ひらい)
1 U・Iターンを考えたきっかけは?
 元々年をとったら田舎暮らしをと思っていたこと、一番下の子供が産まれたときに子育て環境も気になったし、年をとって田舎暮らしを始めるのは体がきつくなるなと決心。
2 和歌山県あるいはその地域を選んだ理由は?
 和歌山が暖かくて人がおおらかという印象を持っていたこと、大阪から日帰りの距離のところを考えて地図を探すうち、美里町の名前に惹かれて、とりあえず来てみたら気に入ってしまった。
ここは空がとても広く、夜は星がホントに降るようで、耳を澄ませば川のせせらぎも聞こえる。また民宿から見える風景も、まさに”山里の原風景”でとても気に入っている。
3 事前の情報収集はどんな情報をどのように集めたか?
 とにかくIターンしたいと、役場に問い合わせ。空き家の情報や、町営住宅、別荘や農家の物件等、担当の方のご好意で情報を得ることができた。
今の物件を決めるときには、学校が高校まで通える範囲にあることも確認した。
4 これからIターンを考えている人が、事前に情報収集しておいた方がいいと思う情報は?
 買い物に片道40分ぐらいかかる。元々一週間に1,2回程度だったので苦にならないが(思っていたより便利)、気になる人は要チェック。この辺りは携帯も入らない。
5 家族や親戚の反対は?どうやって説得し、今はどうですか?
 便利で安定した生活があるのに「なんでアホなことするのか」と子供が反対。今は、その子が一番喜んでいて、学校でも同級生6人の中の自分の役割ポジションがしっかりあって「親しみやすく、抜けられない町」(笑い)だそう。卒業の際には、「もっと早く来ていたらよかった」との感想があったそうで、平井さんは移り住んでよかったと実感。
親戚や大阪、兵庫のご実家では、前々から、田舎暮らしをしたい、したいと繰り返していたので、ようやく実現するのかとすんなり了承。
6 子供の教育問題について?
 移るときに高校まで公立で通えるところとは思ったが、他は子供の意志に任せて。
7 仕事の問題っていかがでしたか?
 田舎での現金収入というと民宿かなと・・。それに都会の知り合いに田舎の良さを知ってもらうのもいいかと。最初の一年は遊んでたんですが、今思えばそれが準備期間というか、地域の良さを自分たちで実感することができて、それが今の体験民宿につながっている。こんにゃくづくりとか草履づくりとか、民宿のお客さんが、直接地元の人に習うようにしているので、お互いに人とのふれあいを楽しめて好評です。
8 実際に移り住んでみて、一番困ったことは?
 特にないです。もちろん、どんなところにいても多少の問題はあるでしょうが、一つ一つ解決していけば。
9 また、よかったことは?
 田舎では、老人も子供も生活の場で役割をしっかり持っていて、誰も落ちこぼれられないんです。それが家族の絆や地域の絆を深めているようにも思います。
また、田舎の年輩の人の知恵ってすごい。知っているだけの知識が生かされて初めて知恵に変わると思う。この知恵が、田舎では生きる力やたくましさに感じられるんです。
10 その土地になじむため特に留意していること。
 特には・・・ただ、道であったときのあいさつとか、物をもらいっぱなしにしないとかの近所づ きあいは気をつけてます。常識の範囲ですね。あと、何をするのでも、一声かけてからとか、何でも聞くようにしようというのは心がけています。
移り住んで何年もすればなじんでくるけれど、地元の人にとってはずっと新参者なんです。それを忘れないように流れに任せて・・。
11 和歌山県にU・Iターンを考える人に対するアドバイス。
 美里はとにかく美しい里です。人々も暖かいし、訪れた人は心が和み、ホッとするところが必ずあると思います。ホッとしたい方、田舎暮らしをしたい方は是非。まず、始めてみましょう。案ずるより生むが安し。お金のことはなければないなりに、何でも自分でしようとするし、より田舎暮らしが充実すると思います。
12 また、受け入れる行政や住民の人へのアドバイス。
 コミュニケーションをとろうという気持ちや、最初はわからないからと、温かい目で見て教えてやろうという気持ちを持ってもらえたら。
また、住民の人にも顔の利く「後見人」みたいな制度はなかなかいい。実際、美里町へ来たときに役場の人が引き合わせてくれたんですが、行事のこととか教えてもらえるし、何でも聞けて頼りにしてます。また、地元に受け入れてもらうのには、結果的にこれがとてもよかったと思っています。
13 これからどんなことをやっていきたいと思ってますか?
 グリーンツーリズムに興味を持っていて、田舎の生活や文化を伝える体験のグレードアップを目指そうと思ってます。ただ、グリーンツーリズムは、地域ぐるみで取り組まないことには、お互いの利益がぶつかったりと色々問題もでてくると思うので、できれば行政や地域も一緒に、体験マップとかつくってやっていけたらなと思っています。
14 その他なんでも。
ぜひ、UIターンの生の声を聞きに来て下さい。