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和 歌山県ゴールデンキッズ発掘プロジェクト
「第1期ゴールデンキッズナショナルトレーニング合 宿」について

   第1期ゴールデンキッズ(GK)の20名(男子11名、女子9名)は、平成20年11月29日(土)〜30日(日)、東京都北区
    ナショナルトレーニングセンター(NTC)での、「平成20年度タレント 育成プログラム研修会」に参加しました。
    1泊2日でしたが、充実した内容で、競技団体(陸上、テニス、ボクシング)のナショナルコーチが直接GKを指導すると
  ともに、オリンピアンとの交流プログラムもあり、大変有意義な合宿でした。
 



平成20年11月29日(土)


○ オープニング   (13:00〜13:30)

 NTC研修室で、開会式が行われた。
 (財)日本オリンピック委員会(JOC)選手強化副本部長上村春樹氏は、『「勝ち」にはラッキーがあるが、「負け」には「アンラッキー」
がない。負ける ことは誰にでもあるが、そこで敗因を分析することが、次のジャンプアップにつながる。東京が招致している2016年の
オリンピックでは、メダル獲得数世 界3位を目指す。」とあいさつを行った。
  また、国立スポーツ科学センター(JISS)長である笠原一也氏は、「NTCとJISSの連携をより強化し、ロンドン に向け、アスリートの
サポートをしていく。ここにいる皆さんは、近ければ、ロンドンオリンピック、または2016年に東京が招致しているオリン ピックで活
躍してくれることを望む。」と語った。
 最後に、北京オリンピック日本代表選手である、体操競技銀メダリスト 内村航平選手から応援メッセージがあった。


○ NTC専任コーチングディレクターによる実技プログラム 陸上競技;石塚浩 氏 (14:30〜16:10)

 「跳ぶ」「投げる」という動きを中心にプログラムを実施し、ハードルを使って、「跳ぶ」動作の練習を行った。
 「投げる」については、メディシンボールを使って、遠くに投げる動作の習得に努めた。




○ NTC専任コーチディレクターによる実技プログラム テニス競技;桜井隼人 氏  (16:30〜18:00)
 
 「テニス」のプログラムは、NTC内のクレーコートで実施した。
 はじめに、テニスの歴史や、4大大会等について学習し、北京オリンピックで活躍した杉山愛選手や錦織圭選手の映像を観た後、
実技プログラムを行った。
 実技では、5方向への移動の速さを競うステップの練習などを行った後、ラケットを持ち、2つのグループに分かれ、簡単な ゲーム
を行った。子ども達は、ゲームに勝つためにはどうすれば良いかということを考えながらプレーをした。




○ エリートアカデミー生(卓球・レスリング)との会食 (18:30〜19:15)

 NTC内の「SAKURA DINING」において、エリートアカデミー事業の選抜選手達(卓球・レスリング)と一緒に会食し た。
 会食後、エリートアカデミーの選手への質問の時間が設けられ、GKは、「1日何時間練習しているのか。」、「NTCで生活
をしていて 困ったことはあるのか。」等熱心に質問した。


○ 自己課題解決プログラム (19:30〜22:00) 

 
 テーマ1〜8の中から3つのテーマを選び聴講。4つめのテーマとして「ドーピング・コントロールについて」の必修テーマが設けら
れた。


テー マ 所  属 分   野 ・ 氏   名

「競技力向上の為のIT活用」 国立スポーツ科学センター
 情報研究部     白井 克 佳 氏

「トレーニングの基本と留意点」
 科学研究部     田村 尚 之 氏

「アスリートの食事の基本」
 医学研究部     辰田 和 佳子 氏

「メンタル・トレーニング」
 科学研究部     武田 大 輔 氏

「体力の維持と向上」
    〃        平野  裕一 氏

「サプリメント」

 医学研究部     横田 由 香里 氏

「ケガへの対処と予防」

   〃         高嶋  直美 氏

「パフォーマンス分析の方法と利用」

 科学研究部     松尾 彰 文 氏
必修
「ドーピング・コントロールについて」
日本アンチ・ドーピング機構
 小野多恵子 氏 ・ 小林 大 祐 氏

  GKも、8つのテーマから3つのテーマを選び、自ら質問し、積極的に受講した。
  


平成20年11月30日(日)

○ 朝練習 レスリング競技 由井俊郎氏 (6:00〜6:50)

 早朝からの練習であったが、充実したプログラムであった。福岡キッズ(中1、中2)の25名と合同でトレーニングに参加した。

 オリンピアンを交えてのグループワーク (9:00〜11:15)

 GK及び福岡ジュニアが各2グループに分かれ、オリンピアン2名がそのグループに加わり、グループワークを行った。
1回20分ずつの時間があり、6回繰り返した。
 GKは、緊張しながら、疑問に思っていることや、日本代表選手として大切な事は何か等、様々な質問を行った。

 ・ グループワークに参加したゲストオリンピアン 8競技14名                
                                                         (敬称略)

水 泳(シンクロ競技)
 小谷 実可子、 武田 美保、 鈴木 絵美子

バレーボール
 荒木田 裕子、 南 克幸

体操
 佐藤 寿治

スケート
 黒岩 敏幸、 宮部 行範、 勅使川原 郁恵

フェンシング
 太田 雄貴

柔道
 田辺 陽子、 楢崎 教子

バドミントン
 陣内 貴美子

クレー射撃
 中山 由起枝




○ 2016東京オリンピック招致について 
   東京オリンピック・パラリンピック招 致委員会 事務局次長 雑賀真氏  (11:15〜11:45)

 2016東京オリンピック・パラリンピック招致についての現状や構想について説明を受けた。


○ 
NTC専任コーチディレクターによる実技プログラム ボクシング競 技;荒木 健氏  (11:50〜13:15) 

 GKにとってボクシング競技は初体験であったが、大変興 味深 く、積極的にトレーニングを行った。
 プログラムの最後には、スパーリングも行った。 




 フェアウェルパーティー(閉会) 14:50〜15:10
 
 荒木田裕子氏(JOC理事、アスリート専門委員会副委員長)から、参加者に対して、「アスリートとしてこれからも前向きにトレーニン
グを積んでいくことはもちろんであるが、人間として立派な人になってほしい」と、閉会にあたってのメッセージがあった。


○ 退所式  15:10〜15:20

 お世話になった、ナショナルトレーニングセンター木下所長並びにディレクターの杉田正明氏に挨拶をし、退所した。

○ 帰路 (15:30〜20:08  JR和歌山駅着)

 新幹線の車内でGKは、2日間の合宿で行ったことを振り返り、「アスリートノート」に記録した。 
 

 NTCで、毎月発刊されている NTCNetwork_Newsletter(PDF)   に今回の合宿について掲載されました。


「NTC合宿」終了後、保護者からの手紙(抜粋)

 
Aさん

 NTC合宿に行かせていただき本当にありがとうございました。“夢のような2 日間” だったそうです。オリンピック選手との
交流、実技プログラム、知的プログラム等何もかもが素晴らしかったそうです。最近成長するにつれ、緊張することを覚
え、親としては、本人がそれをどう受け止めていくんだろうと見守っていたのですが、有名なオリンピック選手(シンクロ競
技の武田選手)の緊張することは悪いことばかりではない、緊張することによって体を動かし、働かせることができると
いう言葉に感動していました。実技プログラムでは、テニスに興味を持ったようです。
 水泳、陸上と道具を使わない種目に加え、ここ半年はボールを使う種目(バレーボール)を経験し、今度は道具を使
ってボールを操る種目に挑戦しようと考えていたところでした。コーチの方がすごく上手に指導して下さったみたいで
(お話も面白かったみたいです)、今度はテニスに挑戦したいと言い出しました。陸上も所属するクラブで、ハードルを少
し教えてもらっていたのですごく興味を持って取り組めたようです。軸足は右で、抜き足は左と説明してくれました。
 エリートアカデミー生と一緒に食事をさせていただいて、いろんな話を聞かせてもらったり、福岡のお兄さんお姉さん達
のモチベーションの高さあふれる練習の様子を見て、“全然ちがうな”と感じたり、本当にすべてがいい経験になりました。
 昨日はその感動を忘れないうちに、文章にする努力をしていました。こんな素晴らしい経験をさせていただいて、GKの
みんなにきちんと報告しなくては罰が当たると思います。
 関係者の皆様、地方の一小学生に過ぎない子に、こんな普通ではありえない機会を与えていただき、親子とも心から
感謝しています。本当にありがとうございました。


Bさん

 こんばんは。いつもお世話になります。
東京合宿お疲れ様でした。家に帰って、体験できた事をたくさん話をしてくれました。楽しかったという、言い方はおかし
いかもわかりませんが、初めての経験ばかりで、びっくりの連続だったようです。「お腹とかすかなかった?」って聞くと、
「勉強とか体験でお腹すくのも忘れてたよ」って言った言葉は忘れられません。それだけ、集中してたんだなって思いま
した。本当に貴重な機会を与えて頂きありがとうございました。
 アスリートノートにも書いていましたが、次回行ける機会があったら色々勉強したいと思います。と書いてありました。
たくさんの事を吸収してきたと思います。ありがとうございました。

C さん

 この2日間お疲れ様でした。歯茎が腫れたこと、肩を痛めた事とベストの状態で臨むことができず 残念でした。しかし、
本人にとって、プラスになるこ事が多かった事が、本人の話を聞いてよくわかりました。歯茎が痛く、話し辛いにもかか
わらず、長い時間話をしてくれました。こういう機会を作って頂いたこと、心より感謝しております。本人も行って良かっ
たと喜んでいます。本当にありがとうございました。