職種紹介（総合土木職）

職種紹介

総合土木職

「土木」という仕事は、成果が目に見える形で残り、また地図にも反映され、次の世代に財産として引き継がれていくという大変やりがいのある仕事です。
安心・安全な活力ある県土の実現のため、県内の橋梁、トンネル、河川、港湾など幅広い分野で先進の土木技術を活かした様々な事業に取り組んでいます。
最近では「津波から逃げ切る！プロジェクト」「景観保全と形成事業」「土砂災害の危険箇所の法指定や研究・啓発事業」等ソフト面での取り組みも推進していて、全国に先駆けた施策として注目されています。
さらに、高規格幹線道路網におけるミッシングリンクの解消など、全国的な取り組みの一環では、和歌山県がリーダーシップを取って、国や市町村とともに将来に向けた構想をたて、着実に計画を進めています。
農業分野においても、専門的知識・技術を活かし、農業生産の基盤と農村の生活環境の整備を通じて、「農業の持続的発展」「農村の振興」「食料の安定供給」「多面的機能の発揮」の実現に取り組んでいます。
具体的には、農業農村整備事業の計画立案・設計積算・施工監理、市町村が行う災害復旧事業の支援・指導等の「ハード事業」、また農村集落が持っている「むら機能」を活かして農地、用水、景観及び環境などの地域資源の保全・活用を支援する「ソフト事業」など、様々な事業に取り組んでいます。
和歌山県の総合土木職は、地方にいて、地方から発信し、そして全国を巻き込んでいく、そんな未来を想い描くことができる職場です。

主な業務内容

県土整備部
橋梁、トンネル、河川、港湾施設などの社会資本整備の政策や方針の策定、予算配分、国や関係機関との調整等
農林水産部
ため池、用排水路や耕作道などの整備や、営農条件を改善するための水田や畑の区画整理、地域資源の保全・活用に関する方針や計画の立案、予算配分、国や関係機関との調整等
各振興局建設部各課、農林水産振興部農地課
橋梁、トンネル、河川、港湾施設、農道、ため池、用排水路等の維持・管理にかかる調査、設計、工事の発注、監督業務等市町村や地元関係者との連携等