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平成26年 6月定例会号 主な記事

一次産業と観光産業の発展で「元気な和歌山」の実現
新しく就任した議長・副議長と、平安衣装をまとった「梅娘」の馬場 布友香さんと東 美寿穂さん

ふるさとの資源を大切にし和歌山の活性化を
坂本 登 議長 「一次産業の活性化なくして地域の活性化はない」というのが私の信条です。和歌山県が元気になるためには一次産業が元気になることだと強く主張してきました。農業や漁業が元気になれば、地域の商店街やサービス産業など全てが元気になります。
 幸い、和歌山県にはミカンや梅、野菜に漁業といった宝物がたくさんあります。この地で穫れたものにさらに磨きをかけて付加価値を高めることが勝負だと思っています。
 特に私が力を入れてきたのは、梅を対象にした世界農業遺産への登録です。もう一度、梅の良さを見直そう、大切にしよう、誇りを持って世界に梅の素晴らしさを知ってもらおうという願いを込めて取り組んでいます。
 そして、二次産業も大事です。地場産業が元気になり、自分たちだけが持っている技術や経営ノウハウを活かしてほしいと願っています。
尾﨑 太郎 副議長 関西国際空港ができ、和歌山県は長年「扇風機の裏側」と言われてきました。残念なことですが、そういう面もなきにしもあらずでした。しかし、関空がLCC(格安航空会社)の拠点となり注目をされるようになって状況は一変しています。
 かつては人生の一大イベントであった海外旅行が気軽に行ける時代になりました。海外からの観光客も、人生に1度や2度しか日本に来られないのなら京都や奈良に行くでしょうが、これからは目的地の選択肢は広がってきます。ですから、本県の魅力をアピールするチャンスが飛躍的に高まっていると思います。今はLCCを活かした本県経済活性化の千載一遇のチャンスであり、観光ビジネスも含めたまちづくりをしていきたいと思っています。

紀の国わかやま国体・大会の成功を目指して
紀の国わかやま国体での活躍が期待される新体操少年女子強化選手チームの皆さん議長 スポーツは、やはり勝つと元気が出てきますので、できれば天皇杯、皇后杯をとって優勝してほしい。
 ただし、国体は勝ち負けだけではありません。国体を契機に交通や公共のインフラが整備され、同時に県民のスポーツに対する関心が高まり、それが県民の健康増進やコミュニティに役立つことを願っています。
 また、国体後のことも見据えてジュニアの育成・強化にも力を入れてまいりたいと思っています。
副議長 前回の黒潮国体のときにも多くの優秀な指導者らが和歌山県に来てくれました。その2回目のチャンスが今回も巡ってきて、優秀な選手や指導者が和歌山県に来てくれています。これを契機にさらにスポーツへのテコ入れを行い、再び全国に覇を唱えるようなスポーツ大県として飛躍していきたいものです。


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