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平成24年 6月定例会号 主な記事

 建設委員会では、8月27日と28日の2日間、県内12カ所の調査を行いました。
 今回、平成27年度の国体開催までの全線供用開始を目指して工事が進められている京奈和自動車道の打田インターチェンジ、日高地域の水害対策のため整備されている切目川ダム(写真上)、台風12号により大規模な地すべりが発生した田辺市熊野地区及び国道311号の復旧状況、そして近畿自動車道紀勢線の延伸のための後呂地トンネル工事現場の進捗状況等について調査を行いました。
 本委員会としては、紀伊半島大水害からの本格的な復興はもちろん、高速自動車国道や府県間道路をはじめとする道路網の整備、大規模な災害発生に備えた河川の浸水対策、土砂災害対策等に県当局とともに取り組んでいきます。

 農林水産委員会では、8月27日と28日の2日間、県内7カ所の調査を行いました。
 県うめ研究所では栽培方法、新品種、うめジュース等加工品などについて、JA紀南・中芳養加工場では味付け梅干し、練り梅、うめジュースなどについて、JF勝浦では生マグロのせり売り(写真上)などについて、那智川源道橋付近では被災現場の復旧状況について、県水産試験場、県南部栽培漁業センターでは水産資源の高度利用技術、ブランド化への取組、種苗生産などについて、近畿大学水産研究所・大島実験場では養殖マグロの生け簀での飼育状況などについて調査を行いました。
 各調査先では、関係者から概要説明を受けるとともに意見交換を行いました。
 本委員会としては、今回の調査で得た貴重な情報をもとに本県の農林水産業の一層の発展に取り組んでいきます。


 経済警察委員会では、8月28日と29日の2日間、県内7カ所の調査を行いました。
 近畿大学生物理工学部・先進医工学センターでは、最先端研究の概要を調査し、研究成果の実用化策などについて活発な意見交換を行いました。日進化学(株)橋本工場では、最新鋭工場の概要を調査し、今後の同地域での企業誘致の課題等について率直な意見交換を行いました。世界遺産熊野本宮館、熊野川川舟センターでは紀伊半島大水害による被害と復旧の状況を、熊野速玉大社では被害状況と神木ナギの活用策について、それぞれ調査を行いました。
 捕鯨等に伴うトラブルや違法事案に即応するため設置された太地町臨時交番(写真右)では設備・体制等の概要を、また、津波が短時間で到達すると予想されている串本警察署では、代替指揮所予定地で概要説明を受けるとともに、施設はもちろん、アクセス道や燃料の確保にも万全を期すよう求めました。
 今後もタイムリーかつ有意義な所管事務調査を行い、委員会活動の充実に努めていきます。


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