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平成23年 9月定例会号 主な記事
  • 災害 復旧・復興に向けて立ち上がる県議会
  • 平成23年9月定例会概要
  • 議会活動を紹介〜トピックス〜
  • 和歌山県民の歯と口腔の健康づくり条例(案)
      県民意見募集の結果
  • 県議会からのお知らせ


  • 災害 復旧・復興に向けて立ち上がる県議会 和歌山県議会災害対策本部設置
     台風12号による県内の豪雨被害が甚大であるため、9月4日午前8時に和歌山県災害対策本部が設置されました。
     同時刻、県議会も議会災害対策本部設置基準に基づき、新島雄議長を本部長に、和歌山県議会災害対策本部を設置し、被災地の一日も早い復旧・復興をめざすべく体制を整えました。
     9月5日午前11時より、議長、各常任委員会委員長、東南海・南海地震等対策特別委員会委員及び各会派の代表者からなる第1回本部会議を開催し、県当局から被害状況及び対応の聴取、被災者支援、ライフラインの早期復旧等、各般にわたり情報・意見交換等協議を行いました。特に緊急を要する災害復旧対策については、9月補正予算での対応を求めることとしました。
     また、今後の復旧及び防災対策については、東南海・南海地震等対策特別委員会において、総合的に進めていきます。


    東南海・南海地震等対策特別委員会開催

     東南海・南海地震等対策特別委員会は、台風12号による被災地の1日も早い復旧・復興を支援するため、被害の大きかった日高地方以南の選挙区選出議員6人を新たに加え、委員定数を17人として、9月8日、27日の2日間、開催しました。
     8日開催の委員会では、行方不明者の捜索、ライフラインの早期復旧、ダムの放流のあり方、二次災害の防止等、被災地からの要望や被災状況について、各委員が意見を出し合い、県当局に対し、迅速な対応を求めました。
     また、27日開催の委員会では、前回の要望に対するその後の措置や復旧状況について確認するとともに、復興支援の方針や課題等について議論を交わし、被災地の復旧・復興に向け、県議会と県当局が一丸となって取り組んでいくことを決意しました。

     

     このたびの台風12号による豪雨災害で犠牲となられた皆様に心から哀悼の意を表しますとともに、被災されたすべての方にお見舞い申し上げます。
    9月定例会開会日冒頭に黙祷

     


    台風12号 被災地現地調査

    建設委員会

     

     建設委員会では、9月16日に被災地の緊急調査を実施しました。
     今回の調査では、広範囲に及ぶ被災地のうち、道路復旧状況等を考慮して、特に河川及び道路に対する被害の大きかった日高川町内の護岸決壊及び破堤6カ所、田辺市中辺路町の国道311号土砂災害1カ所、田辺市本宮町内の浸水被害箇所等を重点的に視察しました。
     各箇所の被害状況は、いずれも甚大なものであり、地域住民の生活再建のために速やかな復旧に取り組む必要性を痛感しました。
     建設委員会としては、委員会活動を通して、被災地の一日も早い復旧・復興はもちろんのこと、根本的な防災対策としての砂防堤整備、河川改修及び道路整備等を県当局とともに取り組んでいきます。

     

    総務委員会

     

     総務委員会では、10月3日、4日の2日間、被災地を調査しました。
     今回は、被害の大きかった日高川流域各地、中辺路・滝尻王子周辺~熊野本宮大社周辺、熊野川日足(ひたり)地域、さらには田辺市伏菟野(ふどの)、那智川流域(那智大滝~JR鉄橋)等の那智勝浦町内及び熊野速玉大社周辺や佐野等、新宮市内の各地域について、県当局から現在の状況や今後の復旧方針等について説明を受けながら、未曾有と言っても過言ではない甚大な被害状況を調査しましたが、被災された方々の困難な状況に接し、救済と災害からの復興に最大限の力を尽くすとともに、一日も早く元の生活に戻っていただけるように一生懸命頑張りたいと、より一層強く決意しました。