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常任委員会 活動リポート パート2
平成22年12月定例会の概要
議会活動〜トピックス〜
和歌山県議会開会300回記念式典を開催
県議会を見る・聞く
常任委員会活動レポート
前号に引き続き、6つの常任委員会のうち、今回3つの委員会の活動を紹介します。




 総務委員会では、昨年10月に広域防災拠点(コスモパーク加太防災ヘリポート)及び加太菜園株式会社を訪問し、調査を行いました。
 広域防災拠点では、概要説明を受けた後、防災ヘリ「きしゅう」による救助訓練の状況を視察しました。近い将来、東南海・南海地震の発生が懸念され、最近の異常気象でゲリラ豪雨が頻繁に発生していることから、県民の命と財産を守るため、さらなる訓練の積み重ねを要望しました。
 また、加太菜園株式会社では、現在までの経緯や現況、今後の方針等について説明を受けた後、意見交換を行い、和歌山県経済の活性化のため、尽力いただくよう要望しました。
 
 文教委員会では、昨年10月に県立日高高等学校で調査を行いました。
 平成20年に併設型の中高一貫教育校として日高高等学校附属中学校を開校し、3年目を迎え、その取組状況、今後の目指す方向等について学校側より概要説明を受けました。
 委員より、23年度の総合科学科・普通科の学級数、中学校1年時と3年時との学力幅、日高郡内と郡外の生徒の学力差、中学校受験への評価、クラブ活動での中高連携等について質問があり、学校側との意見交換を行った後、校内を視察しました。
 今後とも日高高等学校のさらなる発展、また本県高校教育の発展のため尽力されるよう、要望しました。
 


 農林水産委員会では、昨年10月に県農林水産総合技術センター「果樹試験場」で取り組んでいる鳥獣害対策について調査しました。
 本県では、毎年約3億円にのぼる鳥獣による農作物被害が発生し続ける中、当試験場では、平成21年に鳥獣害対策チームを結成し、その実態の解明や被害対策に取り組んでいます。
 当試験場の実態調査では、被害の大部分が果樹で発生しており、その対策として、防護柵の設置や捕獲などが行われているものの、ミカンや野菜などの廃棄場所が野生動物(主にイノシシ)の格好のエサ場になっていることから、被害を減らすには、まず廃棄果実等をなくすことが重要であると啓発しています。
 また、イノシシやニホンザル等の獣類被害を防止するため、エサ対策や追い払いシステムの開発に向けた研究が行われています。
 今回の調査では、鳥獣害対策について意見交換を行い、その課題解決に向けたさらなる取り組みの強化を要望しました。

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