県議会の活動

 質疑及び一般質問を続行いたします。
 22番井出益弘君。
  〔井出益弘君、登壇〕(拍手)
○井出益弘君 一般質問の最終ですんで、本当に皆さん、このごろ4人4人、毎日ぎっしりやるもんですからお疲れのような気して。ひとつ最後まで御清聴、できるだけ簡潔に要点をついて質問したいと思います。
 まず最初に、大沢議長にお許しいただきまして、日本クレー射撃協会会長、現在総理大臣でもありますけど、麻生会長から、近畿2府4県の中で国体をできる射撃場がないと。それで、今のままだったら、2年前に兵庫県が国体やったときに兵庫の姫路の射撃場を改築しかけたんですけど、最終的にはやっぱり、かなり改築整備したけど岡山県でやったと。そしてまた、今のままでいくと、和歌山県の一番近いとこというと岡山か愛知県でしかありません。それか、もう大阪とか滋賀とか京都とか姫路とか、そういうとこのやつを思いっ切りお金をかけて整備をしてやらしてもらうか、それとももう参加できないかですね。それぐらいの窮地に迫っておりまして、麻生会長から、知事と和歌山県議会の皆さんに御理解を求める要望書を送っていただきまして、これ、皆さんのお手元へ配らしていただきました。(資料を示す)
 それから、次に2枚目、資料2のほうが、和歌山県がいかに猟銃を持った人が多いか。これ、ちょっと2府4県見ていただきますと、滋賀県とか京都、奈良、おおむね1000人に1人猟銃を持ってるぐらいのものとして概略、これを比較数値の1としまして、この資料を出させていただいています。大阪府とか兵庫なんかは1にも満たない。だけど和歌山は3という、3倍もあるという、あるいは3倍強というような、銃を持たれる人が多い。それだけ被害も多いんじゃないかと、山間部が多いんじゃないかと思います。
 それで、3枚目が、猟銃による事故、たくさんあるんですけど、去年とことしの分ぐらいを新聞記事から出させていただいて。とうとうことしの6月には重大事故があって、そのままで気をつけんと死亡事故が出ますよと言うとった途端に、今度とうとう11月には死亡事故が出たと。それで、これは全国的にも、もちろん近畿の中でも和歌山県が対策せんと、研修施設が要るんじゃないかというようなことをもう再三言われてきたもんですから、この機会にぜひお願いしたいということで、本文に移らせていただきます。
 まず、通告順に従いまして、2巡目国民体育大会に向けて県内に射撃場の建設を提案したいということで、以前からもお願いしてるんですけども、まず2巡目国体に向けての射撃場施設の整備であります。
 平成27年に予定されている和歌山国体の開催まであと7年となり、県当局におきましても着々と準備を進めており、去る9月5日には県の準備委員会の総会が開催され、第1次選定として各種競技種目の会場地が決められました。決定に当たっては、市町村や競技団体へのヒアリングを行い、競技団体からの希望や国体開催に対する地元の熱意が高く、国体の開催を契機として開催予定競技を初めとする地域スポーツの振興が期待されることや、競技会場や練習会場の整備状況、交通アクセスなど、総合的に勘案して選定されました。
 今回の選定では、予定されている公開競技を含む38競技種目のうち33競技が県内9市12町1村で行うこととなりましたが、ボート、馬術、クレー射撃やライフル射撃の一部が県外開催や今後検討するという結果でありました。今回選定を見送られた競技につきましては、開催3年前の平成24年には正式決定する運びとなっているようであります。射撃競技を通じてスポーツ文化の振興の一助を担っていると自負しております私にとりましては、非常に残念でなりません。
 6月の定例会でも申し上げましたが、確かに昭和63年の2巡目国体からは、施設整備や選手強化対策など開催県が負担する多額の費用が問題として取り上げられておるなど、国体を取り巻く環境は大きく変化していることは承知しております。
 しかしながら、一方で、国体を契機にさまざまなスポーツ施設が整備されることは、スポーツ振興やスポーツ文化をはぐくむ上で大変意義があり、また県民の郷土意識を培うとともに、スポーツ水準の向上はもとより、施設整備などインフラ整備に伴う地域振興に大いに貢献していることは周知の事実であります。
 去る11月28日、日本クレー射撃協会の麻生太郎会長名で、仁坂和歌山県知事と大沢県議会議長あてに、本県における射撃場施設建設に向けての要望書が提出されました。その内容を紹介いたしますと、1点目として、和歌山県には当協会が公認する射撃場はなく、近畿管内に京都府の射撃場の閉鎖が続いており、クレー、ライフル等の射撃スポーツの普及振興や競技力向上事業の遂行に支障を来している現状であるとのことであります。
 2点目に、射撃場の役割は、単に射撃スポーツの競技施設のみならず、毎年多大な農作物被害をもたらす有害鳥獣対策として、有害鳥獣を駆除する狩猟者の練習場所としても重要な役割を担っていること。
 3点目として、近畿2府4県においては、本県の猟銃所持許可人数は平成18年末現在で2860人と総人口に占める割合は圧倒的に高く、本年6月には猿を駆除していた狩猟者が散弾に当たり重傷を負い、さらに本年11月には田辺市中辺路町の山中でイノシシ猟をしていた人が散弾に当たり死亡するなど、痛ましい事故が相次ぐなど、今後の狩猟者への安全指導強化の練習量の増強が強く求められている現状にあること。
 さらに、4点目としては、本県に一定レベルの認定射撃場が整備された場合、近畿2府4県では本県だけの設置となりますので、主な競技会や講習会へ参加する射撃場利用者だけで年間15000人以上が見込まれ、うち3000人以上が射撃場の近隣宿泊施設を利用するなど、経済波及効果が見込まれております。
 また、全国各自治体におきましてもスポーツ関連施設を維持していくための運営費に苦慮している中で、射撃場施設は、利用者の施設利用料、クレー標的代、装弾購入代などの収益により施設運営が可能になること、そして、クレー射撃場競技の普及・振興と競技力向上、農作物被害に対する有害鳥獣対策について御理解願い、本県における射撃場施設の建設について検討されるようお願いすると結ばれております。
 御承知のとおり、国体競技施設の大きな課題といたしましては、国体終了後の維持管理費の問題があります。しかしながら、射撃場施設は、国体関係施設の大半が国体終了後の維持管理や老朽化後の建てかえなどの維持管理費の問題が生じる中、一度建設すれば後は施設利用者の利用料等の収益での運営が可能であるばかりか、来場する選手たちの宿泊費などにより多大の経済波及効果が見込める施設が射撃場であると考えます。
 先日、熊本県の射撃場を視察に行ってまいりましたが、この射撃場は熊本国体の開催にあわせて整備された施設ですが、十分運営収支は黒字であり、安定した運営がなされているところであります。このように、射撃場施設は、数少ない単独で施設運営が可能なスポーツ施設であります。
 また、スポーツ射撃は、老若男女がハンディなく競うことができる数少ない生涯スポーツであります。パラリンピックやマスターズの種目として国内外を問わず各種の競技大会が開催されるなど、障害者や高齢者の方々にとりましても、リハビリ、機能回復にも高い効果が見込まれております。
 こうした状態から、射撃スポーツの競技性の側面ばかりでなく、生涯スポーツとして、生きがいスポーツとして取り組んでいる多くの方々がいることもぜひ御理解願いたいと思うところであります。
 私は、2巡目国体を和歌山で開催することを契機に、射撃場施設だけでなく、少なくとも国体の正式競技やオリンピック競技種目施設については県内に整備すべきではないかと考えております。
 また、近畿ブロックにおいては、高規格の認定基準に合った社団法人日本クレー射撃協会が公認する射撃場施設がないことを考えますと、このたびの国体開催を機会に和歌山に設置すればさまざまなスポーツ競技会や研修会などが開催され、本県が近畿2府4県の射撃スポーツの中核になることは言うまでもありません。
 そこで、教育長にお伺いします。
 国体の施設整備の調査から完成、そして練習等に至るまでを考えるとき、タイムリミットにも迫っている中、本県に射撃場施設を整備することについてどのように考えておられるのか御所見をお聞かせ願います。
 2番目に、有害鳥獣対策についてお伺いします。これは通告の1番、2番、3番あわせて関係、関連がありますので、あわせて農林水産部長にお尋ねします。
 まず有害鳥獣対策ですが、県内のイノシシ、猿、シカ等の野生鳥獣による農林業被害は、近年は横ばいで推移していますが、依然として多くの被害が発生するなど、農林業にとっては深刻な問題となっています。平成16年度には損害被害額が4億円近くにも達し、その後は横ばいで推移しており、平成19年度の被害額は、県全体で約2億9600万円となっています。その中でも最も多いのがイノシシによる被害で、被害額は約1億2300万円となっており、イノシシだけでも全体の約42%に達しております。
 また、イノシシによる被害では、稲、野菜、芋類を初め30種類以上に及び、食害だけでなく、田畑の掘り起こしによる被害もあると伺っております。猿による被害も2番目に多く、最近の3年では、被害額は微増傾向に推移しており、平成19年度の被害額は約6400万円に上っております。
 このため、県におきましては、被害の防止に関して専門的な知識がある方を農作物鳥獣被害対策アドバイザーとして育成したり、防護さくや電気さくを設置する市町村や団体に対して補助を行うなど、野生鳥獣による農作物への被害対策に努めているところでありますが、被害は一向に減る傾向にはないと思います。
 過疎、高齢化等により狩猟者も減少している中、こうした被害を防除するためには、狩猟者の育成を図るなど、有害鳥獣を猟友会において徹底した捕獲対策を実施しなければ、こうした問題の解決にはつながらないと考えます。また、本県では猟銃による人身事故も相次いで発生するなど、狩猟者への安全対策や技術力の向上も求められる状況にあります。
 そこで、お伺いしますが、県内の有害鳥獣の捕獲状況はどのようになっているか、また、今後猟銃による事故を防止するため、県としてどのように取り組んでいくのか、さらに銃による有害鳥獣狩猟者の後継者問題にどのように対処していくのか、農林水産部長の御所見をお伺いします。
 3番目の最後に、猟銃及び射撃銃の所持対策についてお伺いします。
 本年6月、日高川町で有害鳥獣捕獲を目的に猿猟をしていた男性が猟銃を発砲したところ、仲間に当たり、重傷を負わせてしまいました。また、11月には田辺市中辺路町で一緒にイノシシ猟をしていた男性の散弾が誤って別の男性に命中し死亡させるなど、猟銃による重大な人身事故が続発しております。
 県内では、公安委員会の許可を得て猟銃やライフル銃など銃を所持している人は、本年11月末現在2553人で4356丁に上っています。一方、銃刀法では「猟銃の所持の許可を受けた者は、猟銃による危害の発生を予防するため、猟銃の操作及び射撃に関する技能を維持向上させるよう努めなければならない」と規定されています。
 今後、こうした事故を未然に防止するためには、有害鳥獣の駆除や狩猟をする猟友会などの銃保持者の方々に対する研修等、安全指導強化はもとより、何よりも射撃場施設に来ていただき、そこで猟銃の操作や射撃に関する技術を向上させる射撃練習をすることが最も効果的であると思います。
 そこで、警察本部長にお伺いします。
 猟銃所持者の方々の猟銃による事故を未然に防止する観点から、県内に射撃場施設を整備することが最も有効な方法であると考えますが、警察本部長の御所見をお伺いします。
 以上で、第1回目の質問を終わります。(拍手)
○議長(大沢広太郎君) ただいまの井出益弘君の質問に対する答弁を求めます。
 農林水産部長下林茂文君。
  〔下林茂文君、登壇〕
○農林水産部長(下林茂文君) 有害鳥獣対策の3点について一括してお答えをさせていただきたいと思います。
 本県の野生鳥獣による農作物被害につきましては、お話ございましたように、まことに深刻な状況でございまして、これまで地元猟友会員の御協力によりまして市町村が実施をいたしております有害での捕獲の実績につきましては、平成19年度でイノシシで1986頭、シカで1369頭、猿で805頭と近年増加してきてございます。
 このような中で、お話ございましたように、ことしの6月と11月に人身事故が発生したこと、また猟友会員の高齢化等に伴います後継者問題等につきましても十分承知をいたしてございます。これまでも、猟友会等におきましては、公安委員会指定の射撃場を中心に猟銃の取り扱い、また狩猟技術の向上のための実射訓練に取り組まれてきてございます。
 いずれにいたしましても、こうした安全対策や人材育成につきましては非常に重要と考えてございます。今後も銃刀法を所管いたします警察当局とも連携を図りながら猟友会とともに一層の事故防止を初め、鳥獣害対策、また人材の確保に取り組んでまいりたいと考えてございます。
○議長(大沢広太郎君) 教育長山口裕市君。
  〔山口裕市君、登壇〕
○教育長(山口裕市君) 2巡目国民体育大会に向けた射撃場建設についてお答えいたします。
 本年9月5日の第70回国体準備委員会第2回総会におきまして、競技会場地市町村の第1次選定をいただきました。選定に当たりましては、すべての正式競技の県内開催を目指したところではございますが、市町村の熱意、大会運営の協力体制及び競技団体の意向調査を踏まえ、可能な限り既存施設の有効活用に努めたところでございまして、施設整備を行う場合、本県の大変厳しい財政状況を勘案し、喫緊に必要な施設に限定したところでございます。さらに、国体終了後におきましても地域住民に広く活用され、スポーツを通じた地域づくりにも貢献できるよう配慮いたしました。
 社団法人日本クレー射撃協会・麻生会長から県知事への要望書につきましては、今月2日に受領し、日本協会の現状、クレー射撃競技の振興や有害鳥獣対策等を踏まえ、本県での射撃場施設の建設の検討について御要望をいただいたところでございます。
 当要望書で御指摘のとおり、近畿ブロックには、国体開催基準に合致し、かつ協会公認の施設がないことは承知しておりますが、県内に競技施設がない場合、近隣の既存施設を有効に活用することは財団法人日本体育協会の国体開催基準要綱にも明記されているところであり、同会が推進する国体改革2003に合致するものでもありまして、その趣旨にのっとり、会場地市町村の第1次選定を行ったところであります。
 今後、クレー射撃競技を初め、会場地市町村や競技施設が未決定の一部競技につきましては、引き続き競技団体並びに市町村との協議を重ねてまいりたいと考えてございます。
 以上です。
○議長(大沢広太郎君) 警察本部長永松健次君。
  〔永松健次君、登壇〕
○警察本部長(永松健次君) 猟銃等所持者対策についてお答えをいたします。
 議員御指摘のとおり、本年6月と11月に、いずれもベテランのハンターが基本的な遵守事項を怠り、十分な確認をしないで発砲した不注意から死傷事故が発生をしております。警察におきましては、所持許可に係る初心者講習、経験者講習、更新時講習等を通じまして具体的な事故事例を挙げまして再発防止の指導教育に努めているところであります。
 また、今国会で銃所持許可の厳格化、射撃講習受講義務化等を強化しました銃刀法の一部を改正する法律が成立をし、去る12月5日に公布をされたところでございます。
 法改正によりまして、更新時の射撃講習の義務化、さらには狩猟前の射撃練習の努力義務などが規定をされたことから、今後とも猟友会等関係機関、団体との緊密な連携を図り、銃の保管管理はもとより、各種事故絶無のための指導教育の充実に努めてまいることとしてございます。
 以上のような取り組みを進めていきます上で、法に定められました射撃講習等を行う教育訓練施設の存在につきましては必要なものと考えてございます。
○議長(大沢広太郎君) 答弁漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大沢広太郎君) 再質問を許します。
 22番井出益弘君。
○井出益弘君 農林水産部長、そしてまた教育長、警察本部長、御答弁をいただきました。部長の答弁としては、私は精いっぱいの答弁をしてくれたんじゃないかと思います。
 射撃というのは非常に、私もこういう立場になるまでわからなかった。国体選手に、私は最近、特に和歌山2巡目国体が来るんやからしっかり練習せえと。47都道府県中46番で沖縄に勝っとるだけで、いっこも進まんの、やっぱり練習が足らんからやということで、随分、練習に来なんだら家へも電話したり携帯へも電話して、寒い日も暑い日も、私も応援も一生懸命しながらやったけど、やっぱり46番。
 それで、やはり原因は何かというと、大阪や京都や滋賀、姫路の練習場へ行って練習する、あるいは泊まって練習するというの、大変な費用が要ります。大体弾1発撃ったら100円というぐらい。弾薬代と、クレーっていうて粘土でつくった皿、それとあと施設使用料、保険、そこへ行くまでの高速道路とか燃料費。ですから、本当に一発100円で、パンパンとやれば200円でと、100円、200円と本当に見てる間に1万円いってしまう。
 それで、私も、今、日本クレー射撃協会の本部の役員にならしてもらってる関係でいろんなことがわかってきたんですけど、近畿2府4県の中で類似の県といいますと奈良県。奈良県がこのクレー射撃の大会に毎年幾ら、弾代とかいろんな射撃場施設使用料の負担をしてるかというのは、大体200万円、毎年しております。その反面、和歌山県は10万円。それでようけ出してくれたときも20万円。それで僕、本当にこれ大変やと思て、自分もスポンサーというか弾代、弾買うたってくれとか旅費出したってくれというようなこともお願いしたり一生懸命やってきたけど、約7年ほど応援さしてもうてきたんですけど、これはやはり個人だけの「頑張れ、頑張れ」だけでは、本当に私も「頑張れ」と言うて怒った相手に、国体選手に気の毒なこと言うたなと、本当に脅迫に近いようなこと言うてしもたんちゃうかなと、本当に反省してます。
 だけど、ほかの県を見ても700万、800万、500万、やはり強いところには。それで、担当の県のほうの幹部から聞いたというか担当と話ししとる中では、順位を上げてくれたら補助金、応援のあれ出しますと言うけど、なかなか順位──練習場がないし、行くまでもなかなか大変。それで仕事を休んでとかね。近かったら仕事終わってから夕方まで行ける。だけど、そういうこともかなわない。ですから、なかなかこれは私らにとっても選手にとっても大変な問題で、これ本当にこのままだったら、私らは残念ながら、前の6月議会に知事にいみじくも、何位を目指してというか、真ん中あたりか、ちょっと上がったらええんか、優勝目指すということでということ再質問で聞かしてもらったら、知事も優勝目指して頑張ってくださいと、頑張りましょうと言うてくれたけど、本当に私らもそのつもりで、それから、6月議会から国体目指してやったけど、やっぱりあかなんだ。
 それで、やはりまずは射場がなかったら無理です。それと、姫路に2年前に兵庫が国体やったときに、姫路の射撃場で整備してやろうと言うてやりかけました。兵庫県は姫路の射場を整備しかけたけど、結局は民間の射場とかに県が金つぎ込んで、その後、その機会に新しくしてもらったり、整備してもらったら、民間のほうに何千万、何億円という整備費用は、投資するのはなかなかいかがなもんかということで、結局、機械とかは新しいのつけて練習はこの姫路でやったようですけども、試合は結局、全部の整備までしようと思たら金がもう多額にかかるということで、岡山でやったと。
 ですから、今回も近隣のとこで、県外でやろうと思ってもそこを整備するのに多額の金が要ります、間違いなく。それで、終わった後、そこへ私らまたお金払て通わんなんのでは、これはなかなか大変ですよ。そしてまた、熊本県なんかもこの間行って聞かしてもらったら、このクレー、皿を県外の方だったら40円、県内の会員には30円、1個でも10円違てくるんですよ。これ、僕ら何万発て撃つからすごい練習、もちろん国体選手も何万発ですからね。だから大変なことであります。
 それから次に、もうちょっと教育長、担当の人に理解してもらってほしいんは、いろんな練習に行くときも、もちろんそれで結局、いろんな計画出したら補助出しますというて、いっこもくれなんだんやけどね、出したけど。そやけど、それも行くときにバスでとか電車とか、そんなことでこう計算して350円出しますって言うけど、銃持った者はなかなかバスに乗って行ったり、あるいはちょっとトイレ行くにしてでもやっぱり難しい。難しいというか、トイレまで持っていかなあかんとか、あるいは安全に保管できるということから考えると、実態を余りにも知らな過ぎる。ですから、「頑張れ、頑張れ」で順位が上がったら補助をふやしたろというのは非常に悲しいというか、今思たら何かむなしいような悲しいような気がします、この7年間それで頑張ってきたんが。
 それと、もう1つは、地元から声上げてこなんだら、熱意がなかったらということで言うたけど、どっこも言うてこなんだから県内ではそういうとこなかったっていうことで、我々ちょっと待ってと言うとるんですけど、こんなん、なかなか、私も地元でお願いにと思って市長とこへは3カ所ほど行ったら、「県がつくるということやったらもちろん応援はします」と、地元についても同意とる努力もしますということは言うてくれたけど、どこって決まってないのにという話やのに、そちら側は「地元の同意とれてますか」と言うてきたんや。僕、どこへとりに行くんよ、これ。どこの市のどこへとりに行くんよ。
 ですから、やっぱりこれは非常に──私も連合自治会とか地元自治会とか候補地のとこへも相談にも行ったけど、そんな話、県から言うてくれば私らも集まってできるけど、どんなもんかもわからんのに同意の判こっていうて、僕大分ね。向こうも何とか県がつくるやつやったら同意の判こ押しましょうって自治会の人らも集まって言うてくれた。あるいは市長も大分言うてくれたけど、最終的には、どんなことに同意したらええんなということになってね。それで、それが市長が手挙げなんだ、地元同意のそんなんがなかったからということで私らの責任になっとる。そやけど非常に難題というか、厳しいです。
 そんなこともいろいろありまして、あとはやはり、これはこれ以上私らとしては、部長、局長とかと話しても非常に、せっかく信頼関係が何か嫌味の言い合いみたいになってしもてあかんので、あとは知事に。
 あとこれ以上のやっぱり命の犠牲者とか、あるいは農業をされてる方の経済上の犠牲、あるいは国体選手目指して本当に一生懸命、夢といろんなことを考えて頑張っとる人らに対しても経済的な犠牲、負担を求めない、負わさない、そんなことも考えると、今まででしたらなかなか──3部局がたらい回しというか、どこともどこということは責任感じてくれなんだ。難しいことばっかり。ですから、3部局、農林と教育委員会、教育長、警察本部とでぜひ一緒になって協議してもらえるような、副知事をキャップに──知事がキャップになってくれたら一番ありがたいんやけど、そのまとめ役をキャップに、そんなことなども含めて、知事にひとつ答弁をお願いしたいと思います。
○議長(大沢広太郎君) 以上の再質問に対する答弁を求めます。
 知事仁坂吉伸君。
  〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) 長年にわたる井出議員と申しますかクレー協会の会長の御努力とか、あるいは関係者の御努力、あるいは鳥獣害の被害に対する必要性とか、そういうことについては、本当に心下がる思いであるとともによく理解できるところであります。そういう意味では、「頑張って、頑張って」と言ってる張本人でありますので、国体なんかで、私も胸が痛む思いであります。
 国体をどうやって運営するかと。昨今言われておりますのは、国体が過ぎると県の財政が急に傾いて危なくなると。こうならないように国体をうまく乗り切らないかん。しかも、きれいに、うまく乗り切らないかんと。このためにはどうしたらいいかということをずっと考えておりまして、それで、1つは、国体のための施設の建設コストをどういうふうにマネジメントするか。もう1つは、国体が終わった後、それがまた施設が重荷になって余計大変というのは余計困るんで、どちらかというと、そういうことにならないようにということに加えて、さらに地域の発展のために、例えば観光スポーツとか、うまく利用していただけるようなそういうものはないか。そういうことで競技団体、それから市町村の意見を聞いたわけです。
 そういたしましたら、例えば、あるところはテニスでまちづくりをしたいので、ぜひよそへ行かないでうちへ来てくれと。そのかわりつくるからとか、そういうような申し出があったり、そういうような意味での市町村の対応というのがあったわけです。そういうところはもちろん勝手にやれじゃなくて、県も応援せないかんと言うし、それから競技団体もそこがよかろうということで、意見が合致いたしましたら、それを合致したよということで県のほうでは選んで、それで実は県国体準備委員会の総会にかけて、それで決めたことは決めたと、こういうことになってるわけでございます。
 決まらなかったとこはごくわずかなんですけども、それを私は県国体準備委員会の会長でもありましたが、無理矢理もう決まらなかったから県の言うとおりだと、聞く耳は持たないと、そんなことを言ってるつもりはございませんで、それはうまくできないかどうかずっと継続して議論しようということであるという状態であります。
 先般も、井出議員からの御紹介で関係者の方がお見えになって、それで麻生会長等の御要望書もいただきました。まことにごもっともなことは書いてあるのですが、問題は2つで、1つはお金の問題をどうするか。必要性はもうみんながわかるわけでございます。それと、その後マネジメントをどんなふうにして、それで市町村なんかがぜひいらっしゃいというようなことを言ってくれるかどうか。そういうようなことを詰めていかないと、なかなか県が全部莫大なお金を出して、もう後のことは目つぶってでもとにかくやりますと、なかなか勇気を持って言いにくいという状況にあるんです。
 したがいまして、そういうことをいろいろ話し合いをさしていただいて、お互いに知恵を出そうと。私の気持ちを申し上げますと、麻生会長から莫大なお金でも出れば、そうすると何となく第1の問題は少なくとも解決できるなあと。まあ、気持ちなんですけど、そういうようなつらいところにいるということを御理解いただきまして、継続的に皆さんと話をしていきたいと、こんなふうに思っております。
○議長(大沢広太郎君) 答弁漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大沢広太郎君) 再々質問を許します。
 22番井出益弘君。
○井出益弘君 知事からも──今までの歴代の知事から答弁いただいとったものよりも──非常に現実的ないろんな状況も踏まえてお話、答弁があったことは、非常に私もお互い理解せないかんところじゃないかと思います。
 だけど、「莫大な」という言葉がちょっと出たんで。莫大な費用というのが非常に私、当局の以前からの課長とか部長が、射撃場というたら20億とか30億とか40億というような話ばっかり言うんで、それは前、長野県へ行ったときに、長野では公営の射場が、県が金を出してつくったのが6カ所あると。全部で20カ所ぐらいあるけどもということで。だけど、その6カ所は全部黒字やと。あるいは岡山にも県の幹部の人一緒に行ってもらって、いろんなことを言って、機械だけやったら自動で飛ばすようにしても、機械1台は30万から40万ぐらいやと、そういうような話も資料を皆持ってきとんのに、そんな話をいっこもね。そんな資料あるでしょうと言ったら、ないって言うんですよ。行ってきた記録はあるでしょうと言ったら、ない。写真見せようかと、行ってきた人の写真──それ言うたらちょっと定年になっとる人に悪いからね。だけど、ひどいですよ。そしてその伝わっとる、知事とこに行くのはそういうね。そんなんじゃないですよ、本当に。1けたの億の単位で十分できて、後々も使えて、そういうことに私は間違いないと思います。場所をそんな、坪100万もするような土地やったらあかんけど、そんなことにはならん、山ですから。
 どうかひとつ、これから、今回をスタートにもう1回ゼロから積み直していって、知事にもいろんな御理解を求めて、そしてまた担当の幹部にも本当に腹割ってお互いに、私も金策にも一生懸命頼みに行ったりとか、これ県議会の皆さんにもまたお願いして、先輩、同僚の皆さんにも御理解求めていきたいと思いますけど、どうぞひとつよろしく、強くお願いをして、要望して終わります。
○議長(大沢広太郎君) ただいまの発言は要望でありますので、以上で井出益弘君の質問が終了いたしました。
 お諮りいたします。質疑及び一般質問は、これをもって終結することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大沢広太郎君) 御異議なしと認めます。よって、質疑及び一般質問はこれをもって終結いたしました。
 次に日程第3、議案の付託について申し上げます。
 ただいま議題となっております全案件は、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
 次に日程第4、請願の付託について申し上げます。
 今期定例会の請願については、お手元に配付しております請願文書表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
 なお、常任委員会の会場はお手元に配付しておりますので、御了承願います。
 お諮りいたします。12月12日及び15日は常任委員会審査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大沢広太郎君) 御異議なしと認めます。よって、12月12日及び15日は休会とすることに決定いたしました。
 次会は、12月16日定刻より会議を開きます。
 本日はこれをもって散会いたします。
  午後2時26分散会

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