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西牟婁振興局地域振興部農業振興課

平成22年産梅着果状況調査結果第4報(最終)

平成22年5月18日

西牟婁地方果樹技術者協議会

①目的
    梅の結実や生育の現地調査を行い、生産量を予測し、販売・流通対策の情報とするとともに、栽培管理・技術対策を目的に実施している。

②調査日
    平成22年5月18日(火)8時30分~12時30分

③調査対象
  田辺市、上富田町、白浜町、すさみ町の4市町の梅園で着蕾調査を行った枝の着果数、果実肥大状況を調査した。

④調査者 30名
  主 催 : 西牟婁地方果樹技術者協議会(会長 JA紀南 阪井 正道)
     (西牟婁振興局農業振興課、JA紀南、和歌山南部農業共済組合、県農紀南営農事業センター)
  協 力 : 県うめ研究所、田辺市役所、県農営農対策部

⑤調査方法
  1園で平均的な2本の基準樹を設け、各樹の左右に調査枝を2本選び、枝の太さ直径2cmの所にラベルを付け、ラベルから先の着果数、肥大状況、調査園と周辺の着果状況を確認し、平年作に対する園・地域全体の着果指数を調査した。
  調査点数は、南高76園・雑梅3園の計79園。

⑥着蕾数
○基準樹における1枝当たり平均着果数

  平成22年 平成21年
平年(平成16~21年平均)
前年比 平年比
南 高 18果 39果 40果 46% 45%
雑 梅 30果 36果 35果 84% 86%


○基準樹における1枝当たり平均着果率

  平成22年 平成21年 平年(平成16~21年平均)
南 高 5.6%(18果/321蕾) 8.6%(39果/452蕾) 10.4%(40果/380蕾)
雑 梅 9.0%(30果/335蕾) 11.4%(36果/317蕾) 10.2%(35果/342蕾)


~参考データ~
・ 1年枝の100節当たりの平均着果数

  平成22年 平成21年 平成20年 平成17~21年平均 前年比 平成17~21年比
南 高 3.5果 5.4果 6.7果 6.0果 65% 59%
雑 梅 6.9果 10.3果 12.6果 9.2果 67% 75%


⑦基準園地における着果状況(1枝当たり平均着果数・着果率)
●南高:着果率が低く、着果数は前年に比べ少なかった。全体的に着果が少なく、特に、傾斜地や谷間、老木園では結
           実が悪い傾向であった。
●雑梅:着果率がやや低く、着果数は前年に比べ少なかった。 

⑧果実肥大状況

  平成22年
(5月18日)
平成21年
(5月19日)
平成20年
(5月20日)
平年(過去6年平均) 前年比 平年比
南 高 32.7mm 30.9mm 30.6mm 30.9mm 106% 106%
雑 梅 26.5mm 28.9mm 25.7mm 27.5mm 92% 96%


  5月18日時点の南高の実肥りは、順調に肥大しており、前年・平年より7日程度進んでいた。雑梅は、前年・平年よりやや小さかった。また、南高の果実の成熟度は種子の状態から判断すると、前年並み~やや遅れていると予想される。

⑨地域全体の着果指数(達観調査で平年作を100とした指数)
  地域間・園地間・樹体間によりバラツキがあるが、南高68、雑梅70程度である。

⑩病害虫等の発生状況
  地域全体でかいよう病の発生が見られ、果実への感染や落葉が見られた。また、一部地域でカメムシ類、ハダニ類、ケムシ類、うどんこ病、灰色かび病の発生が見られた。
  本年は、低音被害や強風、かいよう病等により秀品率の低下が予想される。

  ※作柄は、これからの気象や第二次生理落果並びに実肥りにより変動するため、現在の着果・作柄指数のままとはな
  らない。


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