西牟婁振興局地域振興部農業振興課
平成22年産梅着蕾状況調査結果第1報
平成22年1月15日
西牟婁地方果樹技術者協議会
①目的
梅着蕾状況の追跡調査を行うことによって生産量を予測し、適切な販売・流通をはかるとともに、栽培管理の技術対策や基礎データ作りを目的に実施している。
②調査日
平成22年1月15日(金)8時30分~14時30分
③調査対象
田辺市、上富田町、白浜町、すさみ町の4市町の梅園で着蕾状況を調査した。
④調査者 33名
主 催 : 西牟婁地方果樹技術者協議会(会長 JA紀南 阪井 正道)
(西牟婁振興局農業振興課、JA紀南、和歌山南部農業共済組合、県農紀南営農事業センター)
協 力 : 県うめ研究所、田辺市役所、県農営農対策部
⑤調査方法
1園で平均的な2本の基準樹を設け、各樹の左右に調査枝を2本選び、枝の太さ直径2cmの所にラベルを付ける。ラベルから先の着蕾数、1年枝の節数、周辺の着蕾状況を確認し、平年作に対する園・地域全体の着蕾指数を調査した。
調査点数は、南高76園・古城31園・小梅19園・雑梅3園の計129園。
⑥着蕾数
| ○基準樹における1枝当たり平均着蕾数(個) |
平成22年 |
平成21年 |
平成20年 |
平年 (平成16~21年平均) |
前年比 |
平年比 |
|
南 高 |
321 |
452 |
309 |
380 |
71% |
84% |
古 城 |
377 |
354 |
324 |
369 |
106% |
102% |
小 梅 |
349 |
428 |
341 |
394 |
82% |
89% |
雑 梅 |
335 |
317 |
275 |
342 |
106% |
98% |
| <~参考データ~> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ・ 1年枝の100節当たりの平均着蕾数(個) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ・ 1枝当たりの1年枝の平均節数(節) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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以上の調査結果から、1年枝の伸長(節数)が前年に比べて少なかったため、調査枝1枝当たりの着蕾数は、南高・小梅は前年・平年に比べて少なかった(100節当たり平均着蕾数は前年並であった)。古城・雑梅の調査枝1枝当たりの着蕾数は、前年よりやや多く平年並であった。
また、1年枝の伸長(節数)が前年に比べて少なかったのは、前年夏場の干ばつが影響したものと考えられる。
⑦開花時期
現時点の花蕾の状況から判断すると、南高の開花始めは1月下旬~2月始め頃と予想される。
※参考 田辺市三栖地区の開花始めは、
前年:1月30日~1月31日、平年(平成12~21年平均):2月3~5日
※作柄は開花から果実肥大期の結実や気象条件に左右されることが多いため、現時点での予測は出来ない。今後、
作柄を把握するため着果数、果実肥大調査を3回(4月上旬、5月上旬、5月下旬)実施する。
⑧病害虫等の発生状況
一部園地でカイガラムシ類、こうやく病の発生が見られた。
⑨受粉対策
○着果は気象条件で左右されるので、受粉を良くするためにミツバチの導入と交配用の枝つり等を徹底する。
○ミツバチが活動している開花期間中は、殺虫剤等の薬剤防除はしないよう呼びかける。
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