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伊都振興局地域振興部

親から子へ、子から孫へ ~伝統・文化の継承~

作ったちまきをプレゼントする子ども達

< 作ったちまきをプレゼントする子ども達 > 

 平成22年6月2日(水)、高野町富貴地区にある高野町立富貴小学校・中学校(西川光校長)で開催された「ちまき作り」の授業におじゃまさせていただきました。
  富貴地区は、戸数262戸。人数535人(H22年5月末)の小さな集落です。
毎年「ふるさと教育」の一環として実施している旧暦端午の節句にちなんだ「ちまき作り」ですが、この日は、ご父兄や地域の方々も参加し、授業参観を兼ねた事業として実施されました。

  小学生6名(1年2名、3年2名、4年1名、6年1名)・中学生7名(1年3名、2年1名、3年3名)の小さな学校で、平成18年より小中一貫教育を推進しています。
  富貴中学校ではじまった本事業は、今回で22回目。小中一貫教育を始めてからは、小学校と中学校の合同事業として毎年この時期に「ちまき作り」を行い、出来上がった「ちまき」を地区内の単身高齢者の方々に児童・生徒達が配布しているとのことです。
  今年も、70歳以上のひとり住まいの方(75名)に配布しました。
午前8時50分に富貴中学校3Fにある調理室に集合。9時~12時30分を予定とし、「ちまき作り」がスタートしました。
教職員、ご父兄、地域の方々も手伝っての「ちまき作り」。調理室内は、明るい雰囲気に包まれながら、着々と調理が進みます。
  「ちまき」も本格的。
  お米と餅米の粉が、半々。そこに塩水を加えお団子に。お団子が出来上がったら小さく丸めた餡を包み込むようにまたまた丸める。
丸まったお団子を熊笹で包み、最後に細く紐状に切った棕櫚(しゅろ)の葉をクルクルと巻き、蝶結びにし、3段の蒸し器の2段・3段目に入れ、10分毎に入れ替え蒸し上がったら完成です。
 中学生ともなると、調理の段取りを含め手慣れた手付きで作業を進めて行く姿には大変驚きました。
小・中学生、父兄、地域の皆さん併せて4つのグループに分かれ、作業を進めますが小学生は小学生なりに一生懸命出来上がり個数を数え、中学生は先生に「こう包むと包みやすいよ。」と話しながら作業している様子は、何とも温かい気持ちになりました。

ちまきのレシピ

ちまき作りの様子


ちまき作りの様子

ちまき作りの様子

 後片付け終了後、児童・生徒たちが分担し、地区内の高齢世帯に配布を行いました。
昔ながらの伝統・文化を授業の中に取り入れ、「ちまき作り」を通して、子供と高齢者の「ふれ合い」。
そこから生まれる心優しい「福祉の精神」を小さい時期から養うことで、心豊かな優しい人間が育てられて行くのだと思いました。