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伊都振興局地域振興部

400年の歴史を誇る日本一の串柿の里の村おこし

串柿の画像

<四郷地区の風景> 

 伊都郡かつらぎ町四郷地区(広口・滝・東谷・平)は、400年前から串柿の特産地として長い歴史と伝統を育んできました。10月下旬から11月末頃まで、家々の軒先に茜色の柿を吊るしている様子は、晩秋の風物詩として訪れる人々を楽しませています。
  今回は四郷地区の村おこしとして、今年で開催21回目を迎える「四郷串柿まつり」の実行委員会事務局前岡氏にお話を伺いました。
串柿まつり実行委員会事務局前岡氏
四郷串柿まつり実行委員会事務局前岡氏

串柿まつりのきっかけ

 四郷地区は大阪府と和歌山県を区分する和泉山脈の南斜面の中腹、標高約300メートルの山間地にある「日本一の串柿の里」です。地区住民は昭和46年より国道480号府県間トンネルの早期貫通を切望し、様々な陳情運動を行ってきました。
その運動の一環として、何か村おこしイベントをしようという話になり、住民一丸となって出来ることを考えた結果、地区の特産品である串柿をメインとしたまつりを行う事になりました。四郷地区区長、町内会長、四郷地区農協運営委員、串柿生産部会等により組織された串柿まつり実行委員会が中心となって実施してきた串柿まつりは、今年で21回目を向かえます。
 近年ではまつりの知名度も上がり、県内外から約5000人の来訪者がある一大イベントとなりましたが、回を重ねる毎に、このようなイベントを行うのに最も必要なのは、地域の協力であると実感します。

串柿まつりの効果

 最近では正月に串柿を飾る家庭が減っているのも事実であり、平成元年に比べて串柿の生産量は約70パーセントになりましたが、串柿まつりに串柿販売業者の方々等を招くことで、販売のPRになっています。
 そして、他地域からまつりに訪れる人々や離れて暮らしている家族や親戚が戻ってきたりと、普段はのんびり静かな山間地域が多くの人で賑わいをみせるため、住民の意気高揚につながっています。

今後の目標

 近い将来、府県間トンネル貫通し、都市間交流が盛んに行われるようになった時に、大阪府から和歌山県への玄関口となる四郷地区の魅力を高めていくためにも、まつりを通して、地域の発展と活性化に取り組み、且つ地域の後継者を育てていきたいと思っています。
10月下旬から11月末頃まで、天気のいい日は串柿で茜色に染まった風景を楽しんでいただけるので、是非観光にお越しください。
 また、今年(平成21年)は12月22日正午から京阪神の市場でいっせいに串柿の初売りを行います。
是非、日本の伝統的なお正月飾りでよいお年を迎えていただきたいです。

第21回四郷串柿まつり(詳細についてはこちらをクリックしてご覧ください)
日時:平成21年11月23日午前10時~
場所:四郷地区全域(メイン会場は四郷小学校)
内容:ジャンボ巻き寿司つくり、四郷千両太鼓、串柿作り体験、ふるさと産品即売会、ハイキング等

四郷串柿まつり実行委員会事務局
TEL:0736-22-0550/FAX:0736-22-2870

四郷串柿とは・・・
 四郷の串柿は「干し柿」の一種であり、正月の祝い物として使われるのは、鏡餅を「鏡」、橙を「勾玉」、串柿を「剣」に見立て、いわゆる皇室に伝わる三種の神器になぞらえていると言われています。
 また、串柿は一本の串に10個の柿が刺してあり、縄の両端に2個ずつ、縄の内側に6個あります。これは「あら玉の年の初めに夫婦(2つ)揃って、仲睦まじく(6つ)」とか、「いつもニコニコ(2個2個)仲睦まじく、共に白髪のはえるまで」 と、家族の和、幸せ、長寿を願う心をかけているといわれ、飾り物と一緒に祝い物として使われています。