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伊都振興局地域振興部

ゲンジの森実行委員会が『自然環境功労者環境大臣表彰』を受賞されました!

受賞されたゲンジの森実行委員会 西山さんの画像

<ゲンジの森実行委員会 西山さん> 

 ゲンジの森実行委員会は平成7年3月に設立し、高野町高野山森林公園の一画「ゲンジの森」を拠点に、スギ・ヒノキの人工林をコナラ・ クリ・ブナなどの広葉樹林に再生する活動に取り組まれています。
現在8.2haの広葉樹林化を行い、その継続した自然環境保全活動が評価されて、平成21年4月28日に「自然環境功労者環境大臣表彰」を受賞されました。

 広葉樹林は季節によって彩りをかえ、その景 観を楽しめる他、自然植生、多様な動植物の棲息環境の提供、山地災害防止など、環境にもたらす働きが注目されますが、 ゲンジの森実行委員会の広葉樹林再生活動の目的は、子供たちに遊べる森を残す事なのだそうです。 
高野山では、ミヤマクワガタ(くわがたむし科)のオスを「ゲンジ」、メスを「ヘイケ」と呼びます。
昔は、夏になれば「ゲンジ」捕りに行くのが子供に人気の遊びだったそうですが、活動当初20代の若者にそのことを話すと「ゲンジ」という言葉をまったく知 らなかったことに愕然としたそうです。そこで、森の文化(遊び)を、未来の子供たちに残したいと考えたのが、活動の原点となったそうです。

 そういったことから、ゲンジの森実行委員会は植樹・育樹に加え、環境教育活動や森の達人養成講座の開講など、人材育成にも非常に力を入れていらっしゃいます。
特に子ども達への環境教育として、「生き物に接するときは、真剣勝負」という事を伝え、虫などを捕まえた場合は、「キャッチアンドリリース」ではなく、しっかりと遊ばせるのだそうです。結果として、殺してしまったとしても、そこから生態系や命についての学習ができるとおっしゃいます。
  また、ゲンジの森に来た子供たちが、必ずする遊びが「土手すべり」だそうです。誰に教えられることもな く、子供たち自身が、自然の中に滑り台を見つけ出して、遊ぶのだそうです。同伴の保護者の方たちはハラハラしてみているそうですが、「昔の子供はそうやって 自然の中で自己責任で遊んでいたのだから、大人は見守るだけです。」とおっしゃいました。


 今後の展望については、植樹するスペースが埋まったので、昆虫採集や木工細工など、森林活用に重点を置いた活動をしていきたいとおっしゃいました。
未来の子供たちの森文化(遊び)保全に頑張る「ゲンジの森実行委員会」の活動を応援していきたいと思います。

ゲンジの森実行委員会事務局
郵便番号 648-0211
和歌山県伊都郡高野町高野山350
高野町世界遺産情報センター内
TEL:0736-56-2468
FAX:0736-56-2481
e-mail:gakusyu@town.koya.wakayama.jp

植樹の様子
植樹の様子