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和歌山海南都市計画市街化区域及び市街化調整区域の区分(通称:線引き)の変更(和歌山県決定)について

 平成16年5月17日付けで、和歌山海南都市計画市街化区域及び市街化調整区域の区分を和歌山都市計画市街化区域及び市街化調整区域の区分と海南都市計画市街化区域及び市街化調整区域の区分に分割し、それぞれを次のとおり変更しました。

1.都市計画の種類及び名称

  和歌山海南都市計画市街化区域及び市街化調整区域の区分

2.変更内容

 和歌山都市計画市街化区域及び市街化調整区域の区分(区域の変更無し)
 海南都市計画市街化区域及び市街化調整区域の区分(廃止する)

3.理由

  現在、和歌山市の都市計画区域と隣接する海南市の都市計画区域は一体の和歌山海南都市計画区域として指定されている。

 昭和46年当時、両市とも海岸部埋め立て地への大型産業の立地、旧市街地の拡大などにより、まちが大きく発展する兆しを見せていた。このため、急激かつ無秩序なまちの広がりを防止するため市街化区域と市街化調整区域の区分が実施され、以後、市街地での計画的な都市整備や乱開発によるスプロール化の防止など都市の健全な発展に一定の役割を果たしてきた。しかしながら、社会情勢の変化により工業系の大型産業の整理、統合又は撤退が余儀なくされ、また少子高齢化、人口減少なども進んでいる。

 このような状況下、和歌山市においては昭和50年代後半から人口減少に転じ、開発圧力は少なくなってきているが、未だ多く点在する市街化区域内の残存農地での開発が一定規模を維持し、市街化調整区域内の開発も大規模開発は減少したが継続的に行われ一定規模を維持している。また、市街化区域内での大規模小売店舗の出店も行われて、市街化区域内において残存農地が多く将来の開発地が一定担保され、市街化調整区域において平地が多く優良農地が広がっている。このことから、和歌山市は県都としての都市の集積度を考えれば潜在的開発圧力が少なくないため、区域区分の廃止は都市外縁部への乱開発等のリスクが伴うことから、今後も区域区分を継続すべきものと判断するに至った。

 一方、海南市は臨海部の重厚長大型産業が急速に撤退・衰退したことなどから、制度実施後の昭和46年以来一貫して人口が減少しており、少子高齢化も相まって、人口減少は今後も進行すると考えられる。今後、産業振興等や大規模プロジェクト計画はなく、急激な宅地需要は見込まれないことから、もはや市街地拡大の可能性は低くスプロール化が懸念される状況ではなくなった。このような状況から海南市においては、区域区分は一定の役割を果たしたものと考えられ、今後は市街化調整区域においても一定の開発を許容しつつバランスのとれたまちづくりを進めていくという方針に基づき、今後のまちの発展のために区域区分を廃止すべきものと判断するに至った。

 以上の事項を踏まえ、別途、和歌山海南都市計画区域を和歌山市域の和歌山都市計画区域と海南市域の海南都市計画区域に変更したうえで、和歌山都市計画区域では区域区分を継続し、海南都市計画区域では区域区分を廃止するものである。

(新旧対照表)

和歌山都市計画

市街化区域及び市街化調整区域の区分【有り】

和歌山海南都市計画

市街化区域及び市街化調整区域の区分【有り】

海南都市計画