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池を前にした斜面の公園で、それ自身が大きな遊具である、巻き貝状の「風の子館」と野外劇場が並び、巻貝の屋根の端が桟敷に伸びて、一体の施設群になっている。巻貝の下部には、付属諸室が設けられている。高速道路下の通路をくぐって進んだあたりから、次々と目の前に現れてくる公園とその施設に、子供たちも目を輝かす。親にも子供にも魅力のある岡の景観と評価された。
川添いの広い敷地に整然と並ぶ木造平屋のがっしりとした建物群である。太い部材と本瓦葺の屋根に、しっくい壁、板羽目の建物が何よりも魅力がある。川添いの芝生やゲートボール場もあって、これこそ熊野の景観にふさわしいと 評価された。ただし、植栽の工夫や、標識・ポスター類の処理、パーキング場の標示や舗装、もし必要なら雨除けの庇の工夫など、今後の手入れを期待したいとの指摘もあった。
大通りに面した角地に立つクリニックである。建物を道路から引いて、間にRCの遮音兼目かくし壁を配し、道路側も敷地側も盛土と緑化、植栽でととのえた。パーキングはすべて裏庭で、四角い清潔感のある建物はベージュのツートンカラーで、良いランドマークになることであろう。まちかどのさわやかな景観として評価された。
岡の上に立つRCの建物である。斜面から眼下にひろがるハーブ園などの整備も進んで、紀北の山並みを背に、無機質のRCの建物と緑あふれる自然がひとつの景観としてなじんできたと評価された。駐車場から最初に目に飛び込むのが、博物館の背面のあたりで、いささか閉鎖的であるので、この寄り付きが整備されるともっと景観面で良くなるのではないかとの指摘もあった。
電柱がない、自転車やバイクは専用置き場へ、車は団地の入口近く、そして団地内にたっぷりと空地ができた。制服を着て並んだような団地とは正反対の、カジュアルなまちなみが公営住宅で実現した。外から眺めてもらうものでなく、日々のくらしの中で、その中を通りながらみんなが楽しむ、表情のあるまちなみ景観である。どこをとっても同じ眺めがない。新しい考えが現実の公営住宅で実現した点が大いに評価された。
海岸沿いに立つ4棟のリゾート・マンションで、白色を基調としながら棟ごとに薄黄色、薄青色などの色区分が美しい。流れるようなベランダの面がゆるやかに変化し、屋上も変化させている。近景も整えられ、遠景も美しい。わかやまの新しい海辺景観として評価された。第5棟目の高層棟がさらに花を添えることを期待したい。
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