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和歌山県の高規格幹線道路

○近畿自動車道紀勢線
○京奈和自動車道
○紀伊半島の高速道路ネットワーク図[PDF]

近畿自動車道紀勢線

 近畿自動車道紀勢線は、大阪府松原市を起点として、和歌山県和歌山市や田辺市を経由し三重県多気郡多気町に至る延長約336kmの高速自動車国道です。
 本県にとって、紀伊半島を一周する近畿自動車道紀勢線は、企業立地や観光振興、農林水産業の振興など県民の将来のチャンスを保障するものとして、さらに南海トラフ地震など大規模災害への備えや救急医療活動の観点から、早期整備が必要です。
 こうした中、紀の国わかやま国体に向け田辺~すさみ間の整備が進められていましたが、平成27年7月には田辺~白浜間が、同年8月には白浜~すさみ間が相次いで開通するなど、整備が着実に進んでいます。
 また、 2車線区間としては全国トップクラスの交通量を誇り、慢性的な交通渋滞が課題となっていた海南~田辺間においては、平成23年5月に海南~有田間の4車線化が完了し、当該区間の渋滞は大きく改善されました。しかし、続く有田~田辺間に渋滞が南下し、さらには、対面通行による重大事故の発生などが大きな問題となっています。
 このため、有田から南の渋滞対策等として、平成25年6月から4車線化事業が進められている有田~御坊間に続いて、平成28年6月から御坊~印南間においても4車線化事業が実施されることになりました。県としては、有田~御坊間と同時に御坊~印南間が供用されるよう、さらには、続く印南~田辺間についても早期に4車線化事業が実施されるよう関係機関に働きかけていきます。

南紀田辺IC付近 日置川橋付近
南紀田辺IC付近 日置川橋付近

 

■道路概概要一覧

区間 都市計画
決定
予定路線 基本計画 整備計画 供用開始 摘要
府県境~海南
24.4km

昭和41年
7月1日
昭和42年
11月22日
昭和43年
3月6日

昭和49年10月25日
L=24.4km


海南~有田
9.8km
平成8年
11月29日
昭和62年
9月1日
平成3年
12月20日
平成8年
12月27日
海南湯浅道路として
昭和59年3月28日
L=9.8km
平成23年5月21日
4車線供用
昭和47年10月4日  施行命令
平成10年12月25日 4車線化 施行命令
平成17年4月1日  高速自動車国道に編入
             (阪和自動車道に名称変更)
有田~御坊
19.4km
平成22年
11月24日(4車線化)

湯浅御坊道路として
平成6年7月11日  吉備~広川間
平成8年3月30日  広川~御坊間
L=19.4km
平成2年4月6日 施行命令
平成25年6月11日  4車線事業化
御坊~みなべ
21.4km

平成元年
2月27日
平成3年
12月3日
(暫定2車線)
平成21年
5月29日
(4車線化)
暫定2車線供用
平成15年12月14日
L=21.4km
平成5年11月19日  施行命令(暫定2車線)
平成21年8月28日  4車線事業化
平成22年4月9日 事業着手見合わせ
平成28年6月8日 御坊~印南間 4車線化事業実施

印南~みなべ間 付加車線設置中
みなべ~南紀田辺
5.8km
平成8年
11月29日

平成9年
3月8日
(暫定2車線)
平成21年
5月29日
(4車線化)

暫定2車線供用
平成19年11月11日
L=5.8km
平成9年12月25日  施行命令(暫定2車線)
平成21年8月28日  4車線事業化
平成22年4月9日 事業着手見合わせ
付加車線設置中
南紀田辺~白浜
14.0km
平成3年
12月20日
平成9年
3月8日
暫定2車線供用
平成27年7月12日
L=14.0km

平成10年12月25日  施行命令
平成18年2月7日  新直轄区間に選定
白浜~すさみ
24.0km
平成11年
12月3日
平成11年
12月24日
暫定2車線供用
平成27年8月30日
L=24.0km

平成15年12月25日  新直轄区間に選定
すさみ~串本
19.2km
  平成9年
2月5日
    平成26年4月1日  すさみ串本道路 事業化
串本~太地
19.0km




太地~新宮
15.2km
平成2年
12月7日


那智勝浦新宮道路として
暫定2車線供用
平成20年3月30日
新宮市三輪崎~那智勝浦IC間
L=8.9km
平成27年9月13日
那智勝浦IC~那智勝浦町市屋
L=6.3km
那智勝浦道路
平成4年度 新宮市三輪崎~那智勝浦町川関8.9km 事業化
平成18年度 那智勝浦町川関~同町市屋6.3km 事業化
新宮~新宮北
5.0km
         
新宮北~県境
0.8km




平成25年5月16日  新宮紀宝道路 事業化
L=2.4km(県内0.8km)
合計 178.0km
      134.0km
※供用区間は供用延長、それ以外の区間は計画延長   ※基本計画は基本計画告示日、整備計画は整備計画告示日

 

●(仮称)和歌山南スマートインターチェンジ

  (仮称)和歌山南スマートICは、和歌山IC、和歌山北ICに次ぐ和歌山市内3つ目のインターチェンジとなります。 平成25年6月に事業化され、和歌山市内の渋滞解消や、観光拠点・工業団地へのアクセス向上に加え、津波被害時の新たな救助・救援ルートの確保、 第三次救急医療機関である県立医科大学付属病院へのアクセス時間短縮などを目指し事業が推進されています。
(※スマートICとは、通行可能な車両をETC搭載車両に限定したインターチェンジです。利用車両が限定されるため、従来のインターチェンジと比べて低コストで導入できるメリットがあります。)

 

●有田~印南間の4車線化

  2車線の高速道路としては全国トップクラスの交通量を誇る有田~田辺間においては、交通量が年々増加しており、 特に有田~御坊間(湯浅御坊道路)では、平成26年に約20,100台/日に達しています。 これは供用が開始された平成8年の1.6倍に相当します。 こうしたことから、渋滞が激しくなっていた有田~御坊間(湯浅御坊道路)では、 4車線化事業が平成25年6月から実施されています。 また、平成28年6月8日には、続く、御坊~印南間でも4車線化事業を実施することが西日本高速道路株式会社から発表されました。
 こうした当初の推定を上回る交通量増加による渋滞の解消や、対面通行による重大事故の防止、 観光振興等による紀南地域の活性化などを目指し事業が推進されています。

■有田~御坊間(湯浅御坊道路)の道路概要

 ○ 区間:  有田郡有田川町天満~御坊市野口
 ○ 延長:  19.4km
 ○ 道路規格:  第1種第3級
 ○ 設計速度:  80km/h
 ○ 幅員:  20.5m(4車線整備時・土工部)
 ○ 建設の経緯(4車線化)    
     平成22年11月24日  都市計画決定
     平成25年6月11日  4車線事業化
 ○ 供用開始(2車線)    
     平成6年7月11日  吉備IC(現有田IC)~広川IC (L=6.1km)
     平成6年12月21日  吉備南IC(現有田南IC)・吉備湯浅PA
     平成8年3月30日  広川IC~御坊IC (L=12.9km)
     平成16年10月16日  広川南IC

 

■御坊~印南間の道路概要

 ○ 区間:  御坊市野口~日高郡印南町山口
 ○ 延長:  10km  
 ○ 道路規格:  第1種第3級  
 ○ 設計速度:  80km/h  
 ○ 幅員:  20.20.5m(4車線整備時・土工部)
 ○ 建設の経緯(4車線化)    
     平成21年8月28日  4車線事業化
     平成22年4月9日  事業着手見合わせ
     平成28年6月8日  4車線事業実施
 ○ 供用開始(2車線)    
     平成15年12月14日  御坊IC~みなべIC (L=21.1km)
渋滞する有田IC付近 渋滞する川辺IC付近
渋滞する有田IC付近(南向き)
渋滞する川辺IC付近(北向き)

 

●すさみ串本道路

 近畿自動車道紀勢線の延伸部となるすさみ串本道路が、平成26年4月に事業化されました。 南海トラフ地震などに備えた国道42号の代替路確保や、救急医療施設へのアクセス向上、 地域間の連携強化による活性化などを目指して事業が推進されています。

■道路概要

 ○ 区間:  東牟婁郡串本町サンゴ台~西牟婁郡すさみ町江住
 ○ 延長:  19.2km
 ○ 道路規格:  第1種第3級
 ○ 設計速度:  80km/h
 ○ 幅員:  2車線(完成)
 ○ 建設の経緯  
     平成26年4月  事業化
越波で通行止めになる国道42号 線形が厳しく走行性が悪い国道42号
越波で通行止めとなる国道42号 線形が厳しく走行性が悪い国道42号

 

●那智勝浦道路

 平成4年に事業化された那智勝浦道路では、新宮市や那智勝浦町の市街部における渋滞解消や、 南海トラフ地震などに備えた国道42号の代替路確保、救急医療施設へのアクセス向上などを目指し事業が推進されてきました。
平成20年3月の新宮市三輪崎~那智勝浦IC間の開通に続き、平成27年9月には那智勝浦IC~那智勝浦町市屋間が開通し、那智勝浦新宮道路として全線供用が開始されました。

■道路概要

 ○ 区間:  新宮市三輪崎~東牟婁郡那智勝浦町市屋
 ○ 延長:  15.2km  
 ○ 道路規格:  第1種第3級  
 ○ 設計速度:  80km/h
 ○ 車線数:  4車線(暫定2車線整備)
 ○ 幅員:  11.5m(暫定2車線整備時・土工部)
 ○ 建設の経緯    
     平成2年12月  那智勝浦新宮道路(新宮市三輪崎~那智勝浦町下里間15.7km) 都市計画決定
     平成4年度  新宮市三輪崎~那智勝浦町川関8.9km 事業着手
     平成8年度  新宮市三輪崎~那智勝浦町川関8.9km 用地取得着手
     平成10年度  新宮市三輪崎~那智勝浦町川関8.9km 工事着手
     平成18年度  那智勝浦町川関~那智勝浦町市屋6.3km 事業着手
     平成22年度  那智勝浦町川関~那智勝浦町市屋6.3km 用地取得着手、工事着手
 ○ 供用開始    
     平成20年3月30日  新宮市三輪崎~那智勝浦IC (L=8.9km)
     平成27年9月13日  那智勝浦IC~那智勝浦町市屋(L=6.3km)
那智勝浦IC付近
二河橋付近
那智勝浦IC付近 二河橋付近

 

●新宮紀宝道路

 熊野川河口大橋を含む新宮紀宝道路が、平成25年5月に事業化されました。 三重県との県境部における渋滞解消や南海トラフ地震、熊野川氾濫などに備えた国道42号の代替路確保、 救急医療施設へのアクセス向上などを目指し事業が推進されています。

■道路概要

 ○ 区間:  新宮市あけぼの~三重県南牟婁郡紀宝町神内(こうのうち)
 ○ 延長:  2.4km(和歌山県内0.8km)
 ○ 道路規格:  第1種第3級
 ○ 設計速度:  80km/h  
 ○ 車線数:  2車線(完成)
 ○ 幅員:  12m  
 ○ 建設の経緯    
     平成25年5月  事業化
渋滞する国道42号 H23台風12号で通行止めとなった国道42号
渋滞する国道42号 H23台風12号で通行止めとなった国道42号

 

京奈和自動車道

 京奈和自動車道は、京都・奈良・和歌山を結ぶ延長120kmの高規格幹線道路であり、 関西大環状道路の一翼を担う道路です。 また、府県間道路などの放射状道路との一体的な整備により、関西都市圏を拡大させ、 関西経済圏の活性化を図るとともに、国道24号のバイパス道路として渋滞解消や交通事故の減少などに寄与するものです。
 平成27年9月の紀北西道路(紀の川IC~岩出根来IC)が開通し、 和歌山県内では奈良県県境から岩出市根来までの33.9km区間が供用され、 現在は、平成28年度の県内全線供用に向けて、紀北西道路(岩出根来IC~和歌山JCT(仮称)間)の工事が推進されています。

紀の川IC付近 和歌山JCT(仮称)付近
紀の川IC付近 和歌山JCT(仮称)付近

 

■道路概要

 ○ 延長:  40.4km(県内延長)
 ○ 道路規格:  第1種第2級
 ○ 設計速度:  100km/h
 ○ 車線数:  4車線(暫定2車線整備)
 ○ 幅員:  22m(4車線完成時)

 

●橋本道路

 ○ 区間:  橋本市隅田町真土~橋本市高野口町大野
 ○ 延長:  11.3km  
 ○ 建設の経緯    
     平成元年度  事業化
     平成元年4月  都市計画決定
     平成3年度  用地取得着手
     平成10年度  工事着手
 ○ 供用開始    
     平成18年4月27日  橋本IC~高野口IC(L=5.6km)
     平成18年6月17日  奈良県境~橋本東IC(L=0.8km)
     平成19年8月 2日  橋本東IC~橋本IC(L=4.9km)

  

●紀北東道路

 ○ 区間:  橋本市高野口町大野~紀の川市神領
 ○ 延長:  16.9km  
 ○ 建設の経緯    
     平成5年度  事業化
     平成10年8月  都市計画決定
     平成14年度  用地取得着手
     平成18年度  工事着手
 ○ 供用開始    
     平成24年4月22日  高野口IC~紀北かつらぎIC(L=4.0km)
     平成26年3月30日  紀北かつらぎIC~紀の川IC(L=12.9km)

  

●紀北西道路

 ○ 区間:  紀の川市神領~和歌山市弘西
 ○ 延長:  12.2km  
 ○ 建設の経緯    
     平成9年度  事業化
     平成11年12月  都市計画決定
     平成14年度  用地取得着手
     平成21年度  工事着手
 ○ 供用開始    
     平成27年9月12日  紀の川IC~岩出根来IC(L=5.7km)


 

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