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農林水産部農林水産政策局農業農村整備課

平成28年8月31日

和 歌 山 県

ため池一斉点検の結果について(平成28年3月末時点)

 和歌山県は、平成25年度から平成27年度にかけて全国的に実施されたため池一斉点検の最終結果(平成28年3月末時点)について、県内市町村別の最終結果を公表することとします。

 1 点検の目的及び概要 

  近年の豪雨や大規模地震等により多くのため池が被災し、大きな被害が生じていることを踏

まえ、県や市町村が主体となって、平成25年度から平成27年度の3か年で県内のため池の

一斉点検を実施しました。豪雨や大規模地震等の自然災害による被害を未然に防止するため、

一斉点検を通じて施設の現状を把握するとともに、豪雨や地震に対して被災する可能性や周辺

への影響度を改めて確認し、今後の効率的かつ重点的なため池の防災・減災対策の推進に活用

することとしています。

 2 点検対象ため池 

  ・防災重点ため池及び受益面積0.5ha以上のため池:2,190か所

   うち県主体で実施したため池(防災重点ため池及び受益面積2ha以上):1,375か所

   うち市町村主体で実施したため池(受益面積0.5ha以上2ha未満):815か所

   (防災重点ため池:下流に住宅や公共施設等があり、施設が決壊した場合に影響をあたえ

る恐れのある等のため池)

 3 点検内容 

  今回の一斉点検では、主に目視による点検と周辺環境や下流状況を現地調査や地図、文献な

どの資料で確認しました。

  • ため池の構造

   堤体の土質、堤体の高さや幅などの諸元、堤体の老朽度、洪水吐及び緊急放流施設の有無、

底樋の築造年代や構造など

  • 周辺環境

  ため池の流域の広さ、ため池の流域の崩落履歴、接続道路の位置など

  • 下流状況

   住宅、公共施設、国県市道、農業用施設など

  • ため池の利用状況

  受益面積、用水依存度

  • 立地条件

   地震区分(強震帯、中弱震帯)、ため池の連なりの有無、貯水量

  • その他基本状況

  既往日最大雨量・時間雨量、最大震度、流域の主な植生、各種計画への位置づけなど

 4 点検結果(平成28年3月末時点)

  平成25年度から平成27年度に、県内にて2,190か所のため池の点検を実施しました。

 このうち、防災重点ため池については、635か所であり、そのうち110か所が洪水流下能

力や耐震性能などに関して、詳細な調査の優先度が高い結果となりました。

  また、耐震調査の実施状況と防災重点ため池に係るハザードマップの作成・公表状況につい

ても併せて取りまとめました。

 〈点検結果の概要〉

点検実施ため池

防災重点ため池

左記のうち

詳細な調査の優先度が高い防災重点ため池

2,190か所

635か所

110か所

5 今後の対応 

  点検の結果、詳細な調査の優先度が高いため池については、県または市町村において防災重

点ため池を中心に今後追加調査を実施し、対策が必要であるかどうかの判断を行い、対策が

必要な場合、ハードとソフトを組み合わせた防災・減災対策を実施する予定です。

  なお、県においては平成25年度より「ため池改修加速化計画」に則り順次対策に取り組ん

でいるところであり、今回実施した一斉点検結果を県が進めている加速化計画に反映させ、

ハード・ソフト両対策を進めていく方針です。

 〈添付資料〉

 ・資料1:一斉点検結果①(平成28年3月末時点)

 ・資料2:一斉点検結果②(平成28年3月末時点)

 ・参考資料1:耐震調査の実施状況(平成28年3月末時点)

 ・参考資料2:防災重点ため池に係るハザードマップの作成・公表状況(平成28年3月末時点)

 

お問い合わせ先

担当者

農林水産部農林水産政策局

農業農村整備課防災班

 國中・阪本

連絡先

073-441-2953