農林水産部農業生産局果樹園芸課

和歌山県食育ひろば
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   今月の旬な味    

     今月紹介するのは だいこん です。だいこん  

 

    横巻き: 和歌山県のだいこんって?  

 和歌山県のだいこんの栽培面積は、1754ha(平成20年産)で、その多くが和歌山市で作られています。 青首だいこんが多く作られていますが、和歌山県では伝統野菜として古くから栽培されている2種類のだいこんがあります。

  ・和歌山だいこん
 食べる部分が純白で、くせがなくいろいろな料理に利用できますが、最近は漬け物用に利用されています。
  ・青身だいこん
長さ25cmほどの大きさで首の部分が緑色です。主に正月の雑煮用として使われています。

青首だいこん

 




 

青首だいこん

和歌山だいこん 青身だいこん
和歌山だいこん 青身だいこん
    横巻き: だいこんができるまでを知ろう!

①畑の準備
(春だいこん…3月 夏だいこん…5月中旬 秋冬だいこん…9、10月)

種まきの2週間以上前に苦土石灰を散布して深く耕し、根の生育を妨げるような小石などは取りのぞきます。
種まきの7日前まで、化成肥料を全面に散布して、よく耕しておきます。

水はけのよい菜園は平畝に、耕土の深いところや水はけの悪い菜園では高畝にして、表面を平らにならしておきます。
2週間以上前        7日前まで

 

 

 

 


畑の準備1畑の準備2   畑の準備3

②種まき
牛乳びんの底などでまき穴をつくり、種を1ヶ所の穴に5~6粒ずつ入れて、点まきし、1cm程度土をかぶせて軽く押さえます。乾燥を防ぐため、切りわらを薄く広げて、水やりを行い、寒冷紗でおおいます。

 











 

 

 

 

 

種まき1種まき2

③間引き
1回目は、子葉が開いた時に子葉がハート形のものを1ヶ所に3本残します。丸形、長形のものを間引きましょう。
2回目は、本葉2~3枚の時に、1ヶ所に2本残します。
3回目は本葉5~6枚の時に、元気のよいものを1本にします。

春だいこんでは越冬前に1ヶ所に3~4本残しておき、2~3月になって、寒さがやわらいでから間引きします。

間引きは非常に大切な作業です。発芽後3回ぐらいに分けて間引きを行い、そのつど追肥と土寄せをしておきます。

1回目間引き12回目 間引き23回目 間引き3

④土寄せ
化成肥料をうねの肩へ交互に施します。追肥後は軽く中耕して、根元がかくれるように株元へ土よせをしておきます。

 

土寄せ



⑤収穫
雨が降っておらず、土が乾いている時に、太ったものから収穫します。秋冬だいこんは、種まき後60~90日、3月まきは90日、夏だいこんは50~60日で収穫となります。

 

収穫  

⑥防寒、かん水
春だいこんでは、うねの北側にワラや笹、木の枝などを立てて防寒します。
夏だいこんでは、ワラや刈り草をしいて、乾燥や強い雨から守ります。乾燥が激しい時のみ、畝間にかん水します。
防寒防寒           かん水 かん水

 

横巻き: 栄養いっぱい!
ジアスターゼ
消化酵素。でんぷんの分解を促進して消化を助けて、胃もたれを防ぐ効果が期待できます。

メチルメルカプタン
辛味成分の1つ。血栓防止や解毒作用、がん予防に有効に働くとされています。

ビタミンC
葉に多く含まれていて、免疫力を高めて感染症予防に効果があるとされています。

 

 

   だいこん


    横巻き: おいしく食べてね!

    星 のっぺ 星
材料)
だいこん 320g、にんじん 80g、さといも 80g、油あげ 4g、ちくわ 15g、油大さじ1、しょうゆ・砂糖・酒 各大さじ3

(作り方)
だいこん、にんじんは皮をむき、いちょう切りにします。
② さといもは皮をむいて輪切りにし、塩でこすってぬめりをとり、さっとゆがきます。
③ 油あげは千切り、ちくわは輪切りにします。
④ なべに油を熱し、野菜を炒め、ひたひたのだし、油あげ、ちくわを加えて煮含めます。

のっぺは紀ノ川流域の郷土料理で、節分や大晦日などにはかかせません。

のっぺ

    横巻き: 物知りコラム
   ~だいこん王国NIPPON~

私たちにとってとても身近なだいこんは、地中海が原産地です。
地中海からシルクロードを通って1250年前ぐらいに日本にやってきて、なんと日本各地の風土に合わせて150~200種類もの品種ができました。紹介した和歌山だいこんや青身だいこんもそのうちの1つです。

いまでは日本を代表する野菜の1つとなり、英語でもDAIKONで通用するほどになっています。

 

 

だいこん
土に植わっている様子

 

   (参考図書:『食材健康大辞典 』時事通信社発行、『そだててあそぼう だいこんの絵本』 農文協発行、
          『百科絵で見る家庭菜園』 ひかりのくに株式会社発行 )
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