ヤノネカイガラムシ第1世代1齢幼虫の初発日

ヤノネカイガラムシ第1世代1齢幼虫の初発日

ヤノネカイガラムシ第1世代1齢幼虫の初発日について

ヤノネカイガラムシは和歌山県では5月上中旬に第1世代の1齢幼虫が発生し始めます(初発)。

初発日を知ることで本種の防除適期である幼虫発生最盛期を予想できるため、果樹試験場内の予察園において

ウンシュウミカン樹に寄生したヤノネカイガラムシの第1世代1齢幼虫の初発日について調査を行っています。

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ヤノネカイガラムシ雌成虫
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ヤノネカイガラムシ1齢幼虫

今年の初発日と今後の発生の予想

令和5年のヤノネカイガラムシ第1世代1齢幼虫の初発日は5月5日と、平年(5月13日) に比べて早い発生でした。

今後の発生は以下のとおり予想されます。

第1世代1齢幼虫最盛期:5月18~22日

第1世代 2齢幼虫最盛期:6月9~18日

第1世代雌成虫初発日:6月12~16日

発生園では2齢幼虫最盛期にネオニコチノイド系や有機リン系等の殺虫剤を散布しましょう。

過去の初発日

年度 初発日
令和4年 5月9日 
令和3年 5月11日 
令和2年  5月13日
令和元年 5月13日
平成30年 5月7日
平成29年  5月17日
平成28年 5月7日
平成27年 5月14日
平成26年 5月22日

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