後発医薬品の使用促進について
後発医薬品の使用促進について
政府では、患者負担の軽減や医療保険財政の改善の観点から後発医薬品の使用促進を進められており、平成25年4月に「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」が策定され、その結果、後発医薬品がある医薬品における使用数量では約8割と、国民の健康・生命を守る医療の重要な基盤として成長しました。
一方で、その基盤を支える後発医薬品産業が未だ品質や安定供給の観点から脆弱性を抱えていることが明らかとなっていることを踏まえ、令和6年、「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」が「安定供給の確保を基本として、後発医薬品を適切に使用していくためのロードマップ」として改訂され、数値目標(※1)が定められました。
(※1)主目標:医薬品の安定的な供給を基本としつつ、後発医薬品の数量シェアを2029年度末までに全ての都道府県で80%以上
副次目標1:2029年度末までに、バイオシミラー(※2)が80%以上を占める成分数が全体の成分数の60%以上
副次目標2:後発医薬品の金額シェアを2029年度末までに65%以上
(※2)バイオシミラーは、先行バイオ医薬品と同じ効能・効果、用法・用量で使える(=同等/同質である)ことを検証している医薬品であり、一般的に研究開発に要する費用が低く抑えられることから、先発医薬品に比べて薬価が安くなっています。
本県においてもこの目標を達成するため 後発医薬品安心使用促進事業を実施しています。
県内病院の後発医薬品の採用リストについて
県内病院のうち後発医薬品採用リストの提供があった病院のリストを集計し、令和4年12月1日時点における各後発医薬品ごとに採用している病院数を掲載していますのでご活用ください。
マイクロソフトエクセルデータとなります。
内用薬、外用薬、注射薬にシートが分かれています。
現在41病院にご協力いただいています。
和歌山医療圏 14病院
那賀医療圏 7病院
橋本医療圏 3病院
有田医療圏 5病院
御坊医療圏 2病院
田辺医療圏 6病院
新宮医療圏 4病院
ジェネリック医薬品説明リーフレット
薬局・医療機関で患者へジェネリック医薬品について説明する際に使用するジェネリック医薬品説明リーフレットを作成しましたのでご活用ください。
(薬局の方) ジェネリック医薬品のすすめかた虎の巻
全国健康保険協会(協会けんぽ)和歌山支部の協力を得ながら後発医薬品使用割合が高い薬局からノウハウを収集しチラシを作成しました のでご活用ください。