![]() (平成23年春 新本館竣工予定) |
当センターは、明治38年4月に日本赤十字社和歌山支部病院として発足
し、平成17年に創立100周年を迎えた、県内で最も伝統のある病院です。地域の基幹病院としてプライマリケアから高度先進医療まで幅広い医療を実践して
います。 病院機能のより一層の充実を目指して平成19年11月から新本館建築工事に着手、平成23年春に竣工予定です。その後、既存棟の改修工事、駐車場建設等の 関連工事を行い、平成24年夏には全ての工事が完了する予定です。 住所:〒640−8558 和歌山市小松原通四丁目20番地 TEL:073−422−4171(代表) E-mail:nisseki- w@kankyo.ne.jp 「日本赤十字社和歌山医療センター」のホー ムページ |
| 1 日本赤十字社和歌山医療センターの特色 865床を有する地域の基幹病院でありながら院内各部局の連携が緊密で症例数も豊富なことよりプライマリケアから高度医療まで幅広い経験を積むことができ ます。地域がん診療拠点病院、地域医療支援病院、また高度先進医療として造血器幹細胞移植、生体・死体腎移植、臍帯血移植、角膜移植、体外受精、胚移植、 顕微授精などを実施する一方で、和歌山県赤十字救命救急センターとして救急患者全例応需の方針のもと、一次から三次まで年間約30,000人の患者を受け 入れています。 また、赤十字の使命である国内救護・国際救援活動を積極的に行なっており、現在も海外に職員を派遣しています。 |
| 2 臨床研修プログラムの特色 内科研修では循環器内科、消化器内科および呼吸器内科を三本柱とし、腎臓内科、糖尿病・内分泌内科、神経内科の主要疾患も経験できるようにプログラムが組 まれています。また外科研修では最も需要の多い消化器外科を主軸に据え、救急医療で必要な整形外科も十分に経験できるプログラムとなっています。選択研修 には6.5か月を充てており、これまで各研修医の希望に応じたプログラムが実施できています。 赤十字の特色である国際医療救援活動における拠点病院のひとつに指定されており、さらに地域住民の健康保持のための「赤十字県民大学」や「巡回診療」等、 他の臨床研修病院では得られない赤十字ならではの活動を経験することができます。 また、平成20年度からは県南部の2病院(財団法人白浜医療福祉財団 白 浜はまゆう病院[白浜町]および医療法人健佑会 串本有田 病院[串本町])と提携して地域医療・僻地医療の実際を体験するプログラムも開始され好評を得ています。 |
| 身分 | 研修医(常勤嘱託医) |
| 給与 | 1年次 300,000円/月、2年次 350,000円/月 別途、書籍代として年200,000円支給 |
| 休暇 | 年次有給休暇、夏季休暇等あり |
| 社会保険等 | 健康保険・厚生年金・厚生年金基金・雇用保険・労災保険に加入 |
| 宿舎 |
有り 16、000円/月(単身用) |
| 副
プログラム責任者 放射線科部長 筒井 一成 臨床研修制度が一新され4年。世間ではこの制度について色々な意見があるようですが、専門研修しか知らない私にとっては皆さん方がうらやましい限りで す。そもそもこの臨床研修制度の一番の特徴はプライマリケアの重視ですが、皆さんは「プライマリケア」についてどんなイメージをお持ちでしょうか。私自身 にも具体的なイメージがあまりなかったもので、つい先日後期研修医の一人に「プライマリケアって何?」と質問すると、「自分の専門を言い過ぎないことだと 思います」という返事が返ってきました。 これまで私達は専門性の追求こそが医師のあるべき姿と考え医師作りを行なってきましたし、マスコミも優れた専門家を「神の手」などと賞賛してきました。 しかし、専門性をあまりに求めすぎ幅広い一般診療能力を十分育成してこなかったことが、現在の診療拒否・たらいまわしといった社会問題を生んできたように も思います。きっとプライマリケアの定義はいろいろあるのでしょうが、これからは専門家といえども幅広い診療能力を身につけていることが地域社会から求め られるはずです。そう考えますと後期研修医の「自分の専門を言い過ぎない」という言葉は言い得て妙と言わざるを得ません。 当センターの研修はこうした社会情勢に鑑み、しっかりと地域に根ざしたgeneralistの育成を最大の目標としています(と私は思っています)。当 センターはまぎれもなく地域の基幹病院・最終病院であり、症例(この表現には問題があると思いますが)がきわめて豊富です。しかもベッド数が多い割に各診 療科の壁が非常に低く、幅広い研修が可能です。救急は全例応需を地域に対する社会的使命としています。そのため時として時間外の救急外来は野戦病院と化し ていますが、generalist育成には格好の場です。 また、初期研修終了後も多くの研修医が後期研修医として残り、屋根瓦方式が年々充実しつつあります。病院としても聖路加国際病院福井先生や卒後臨床研修 評価機構の岩崎先生の協力を得て院内独自の指導医講習会を開催し、研修医のロールモデルとなりうる指導医の育成に努めています。 こうした研修理念に多くの研修医が共感され、研修の場として日本赤十字社和歌山医療センターを選択されることを私は心より期待しています。 |
| 1
年目研修医 奥山 英晃 滋賀医科大学卒 研修一年目は内科6ヶ月間、外科3ヶ月、救急・ICUを3ヶ月間となっています。大規模の病院なので患者数はもちろん多いですが、研修病院としての歴史 も長いので指導体制は充実しており、十分に上級医と治療や病態について話し合うことのできる環境は整っていると思います。担当患者数は適度で、教科書や文 献を調べる時間を取ることが十分可能です。当直は一年目研修医と3年目以降の上級医がペアとなって診察にあたります。月に3回程度回ってきます。当院は和 歌山市内はもちろん、市外の重症患者さんの多くを引き受けますのでCPA患者数も多く、一晩のうちに軽症から重症まで様々な症例を経験することができま す。重症患者でなければ初診から診察・検査を一通り自分で行い、病態を分析した上で上級医に相談するといった形にすることもでき、臨床能力を鍛えることが できる病院です。救急疾患を研修医のうちに数多く診たいと思う人にとってはこの病院の魅力のひとつだと言えます。総じてバランスの取れた研修ができる病院 だと思います。 |
| 2
年目研修医 桝田 宏彰 京都大学卒 はじめまして、これを読まれている方は研修先の病院を探している最中だと思います。そのような方々に向けて自分の体験なり今思うことを書かせていただき ます。 私が日赤和歌山医療センターを選んだ理由は、この病院が救急の充実した病院で地域の基幹病院として非常に充実していたことです。働き始めてから知ったこ とですが、和歌山〜大阪南部にかけての一次から三次までの全ての救急患者を受け入れ拒否することなくいつでも診療を行っており、スタッフの方共々、大変な 面もありますが本来の医療を行っている実感があります。当然のことながら救急外来の充実度は言うに及びません。 もう一つ、研修をしていて感じることは同じ時期に働き始めた研修医同士というのは同じような失敗をしたり、疑問を持ったりしているということです。その ような時に相談したり、あるいはすでに解決策を持っている同僚がいるというのは非常に心強いと思います。当院では15名前後が毎年研修医に採用されます が、そういう環境が出来るのにちょうどよい人数ではないかと感じています。 以上簡単ではありますが、研修先を決める上で少しでも参考になればと思います。 |
| 最寄り駅 |
病院から 車で30分以内 |
備 考 |
| JR和歌山駅 |
○ | JR和歌山駅からバス(約20分)またはタクシー(約15分) |
| 南海和歌山市駅 | ○ | 南海和歌山市駅からバス(城北橋経由約10分、本町経由約20分) またはタクシー(約10分) |