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特定外来生物栽培・飼育・運搬は禁止されています!

国内・国外を問わず、他地域から人為的に持ち込まれた生物のことを「外来生物」といいます。

これらの外来生物のうち、とくに生態系や人の生命などに被害を及ぼすものを、外来生物法では特定外来生物として指定しています。

特定外来生物は、飼育・栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入・野外に放つことが原則禁止されてしています。

 

和歌山県で拡大している特定外来生物


ナルトサワギク
オオキンケイギク
 

和歌山県で拡大している特定外来生物① 
ナルトサワギク

ナルトサワギクは、アフリカのマダガスカル原産の外来種であり、繁殖力が強く、毒を含んでいるため、わが国本来の生態系に影響を与える恐れがあります。

■ナルトサワギクの特徴

  • 埋立地や河川敷、空き地、道路法面などの場所に生育しています。
  • 1年をとおして一円玉大(直径2~2.5cm)の黄色の花を咲かせ、タンポポのような綿毛のある種を飛ばします。
  • 変異の多い植物で、いろいろな形の葉のものがあります。

ナルトサワギクの影響

  • 一年中、開花、結実するため、繁殖力が非常に強く急速に分布を拡大しています。
  • アルカロイドの一種であるセネシオニンやセネシオフィリンなどを含むため、草食動物に対して有毒です。採草地や放牧地に侵入した場合,家畜が中毒症状を起こす可能性があります。(直接手でさわっても害はありません。)

【写真1】 ナルトサワギクが野外に生育している様子
ナルトサワギクの形 ナルトサワギクの生息環境
およそ60~70cmの高さで、空き地や道路法面などによく繁茂しています。株は大きくて1m範囲程度の大きさになります。

【写真2】ナルトサワギクの花・葉の近景
ナルトサワギクの花 ナルトサワギクの葉
花は黄色く、大きさは2cm程度、 葉のヘリに小さなトゲがならんでいます。

ナルトサワギクの種
種子がなると、綿毛をつけます。

※ナルトサワギクギクの特徴は、こちらの環境省のHPも参考にしてください。

■ナルトサワギクを広めないために

  • 地域本来の生態系を守るため、きれいでも他に植えたりしないようにお願いします。
  • 駆除するときは、素手やスコップにより根ごと引き抜き、袋に詰め、引き抜いた場所付近で2~3日天日にさらして枯死させてください。枯死させた後は、燃えるゴミとして処分できます。
  • 種子が飛ぶのを防ぐためため、発見したらできるだけ早く引き抜くことが理想です

 


和歌山県で拡大している特定外来生物② 
オオキンケイギク

 オオキンケイギクは、北アメリカ原産の外来種であり、強健で、冬期のグラウンドカバー効果が高い緑化材料として、道路の法面緑化等に多用されてきました。これらが野生化し、地域にもとから生育している植物に大きな影響を与えています。

■オオキンケイギクの特徴

  • キク科の多年生草本で、高さは0.3~0.7m程度。5~7月頃に花を咲かせます。
  • 路傍、河川敷、線路際、海岸などに生育します。

■オオキンケイギクの影響

  • 乾燥したところや痩せ地にも耐えて育つため、植えられたものが野生化し、河川敷や道路にしばしば大群落をつくり、もとからあった植物の生育を妨げます。

【写真1】 オオキンケイギクが野外に生育している様子
オオキンケイギクの形  オオキンケイギクの形2
法面や道路脇に群生

【写真2】 オオキンケイギクの花・葉・株の近景
オオキンケイギクの花 オオキンケイギクの葉
花の大きさは6cm程度、葉は細長く、10cm程度の長さ

オオキンケイギクの株
高さがおよそ60~80cm程度、黄色い頭花をつける

■オオキンケイギクを広めないために

  • 黄色い花を一斉に開花することから、地域の住民に親しまれている場合がありますが、地域の本来の生態系を守るため、植えない・広げないようにお願いします。
  • 増えすぎを防ぐためには、梅雨時に刈り払いを行い、結実を防ぐことが必要です。

 

(※注意※)

 ナルトサワギクやオオキンケイギクは、生息地が拡大することを防止するため、外来生物法により、生きたまま移動させる保管するなどの行為が禁止されています。 駆除する際は現場で枯死させてから処分するようお願いします。

 


特定外来生物について

Q1.特定外来生物とは? 

A1.他地域から人為的に持ち込まれた生物のことを外来生物といいます。
これらの外来生物のうち、外来生物法により、生態系などに被害を及ぼすものとして指定された種を、特定外来生物といいます。

Q2.外来生物法とは? 

A2.外来生物法(正式には「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」)は、特定外来生物による生態系などへの被害を防ぐために平成16年に定められた法律です。

 特定外来生物に指定された生物(生きているものに限ります。)は、飼育・栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入・野外に放つことなどが、原則禁止されてしています。

参考ホームページ(外来生物法に関する情報)

【環境省】外来生物法について