令和5年度水辺の生物教室

和歌山県環境衛生研究センターでは、年に一回程度小学生を対象とした水辺の生物教室を実施しております。

水辺の生物教室では、実際に川の生物に触れてもらうことにより、川の環境問題についてより身近に体験することを目的としています。

令和5年度水辺の生物教室

水辺の生物教室1水辺の生物教室2

令和5年8月1日に日高川(ふれあい水辺公園せせらぎ広場付近)で水辺教室を実施しました。

天気は雲が多めの晴れで、夏としては、比較的生物を探すのに適した日でした。

タモ網、バット、ピンセットなどを使って、みんなで川底にいる生物を採集しました。

水辺の生物教室3

捕まえた生物は目視で観察し(目視が難しければルーペを使用して観察)、環境省実施の全国水生生物調査で使用される調査用下敷きを使ってどの指標生物かを調べ、水質の良し悪しを評価しました。

今回の教室では、きれいな川にしか生息できないため、なかなか下流ではお目にかかれない「ヘビトンボ(上の写真)」を採集できました。
令和5年度の日高川の水生生物調査結果は生物学的水質評価により、非常に「きれいな河川」であると評価されました。

過去に実施した水辺教室の調査による生物学的水質評価も「きれいな河川」であったことから、日高川は周辺住民により、きれいな川を維持されていることがわかりました。

日高川がこれからもきれいな川であることを期待しています。
※集計及び生物学的水質評価については、「全国水生生物調査調査(外部リンク)」記載の方法を使用

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