講座では、2006年に田辺市で撮影された映画「幸福のスイッチ」の監督(脚本)、安田真奈さんを講師にお迎えしました。
9年間会社員をしながら時間をやりくりして映画を撮り続けたことや、その経験が会社員を辞めてからも生かされ、短時間で作品を創り出す集中力や時間管理の仕方に役立っているといったことを聞きました。
普段は聞けないお仕事の営業努力のお話もありました。映画会社へのアピールには、予告編の冒頭に観客の「感想インタビュー」のシーンを入れ、その映画を観たい気にさせる工夫をしたそうです。それに、東京での売り込みでは「大阪在住、会社員、女性」といった要素をマイナスではなく「覚えてもらいやすい」というプラスに考えたとのこと。
また 「構想○年など、やりたいという思いのたけを込めすぎて、完成できないのをよく見た。できることから、小さな作品からやっていこうと思った」 「仕事はクライアントの意向が重要」 「条件を付けられても嫌がらず引き受けた。それが趣味でやることと仕事でやることの違い」 「沢田研二さんと仕事したとき、ホントに腰が低く、ホントに偉い人は偉そうにしないんだなあと思った」等々、映画撮影でなくとも私たちの普段の生活や仕事の心構えに役立つような言葉をたくさん聞かせて頂きました。
参加されたみなさんからは「私も夢を持っているので、働きながら映画を作ったお話が参考になった」 「こつこつ続けることの大切さを知った」といった感想を多く頂きました。
後半に上映した「幸福のスイッチ」は、田辺弁が使われ、田辺市のきれいな風景(海、山、梅の花)を背景に主人公の心の成長や家族の絆を感じる、「笑えて、泣けて、良かった」というみなさんの感想どおりの温かな映画でした。
お申し込みが定員を超え、キャンセル待ちをお願いする人気の講座となりました。
ご応募いただいたみなさま、雨の中をご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
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