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トルコと日本 友好の原点は和歌山です

友好関係の原点

 1890年(明治23年)9月16日夜、 オスマン帝国最初の親善訪日使節団を乗せた軍艦 「エルトゥールル号」が串本町樫野埼沖で 台風による強風と高波により座礁し、沈没しました。 この事故により587名の命が奪われる大惨事となりましたが、 事故の知らせを聞いた大島島民の懸命の救助活動により69名を救出することができました。 この遭難に際し、大島島民が行った献身的な救助活動が、 それからトルコの人々の間で語り継がれています。この「エルトゥールル号」の日本訪問と遭難は、 その後の日本とトルコの友好関係の原点とされています。

    慰霊碑写真       エルトゥールル号

    エルトゥールル号殉難将士遭難慰霊碑              エルトゥールル号

 

知事のトルコ訪問(2015年10月)

 2015年はエルトゥールル号遭難事故から125周年を迎えた記念すべき年にあたり、10月に仁坂知事、前芝県議会議長らがトルコを訪問しました。
 トルコの首都アンカラでは、「トルコの父」と称される初代大統領アタチュルクの霊廟を訪問し、献花を行いました。続いて、ボスタノール海軍総司令、トプチェ文化観光大臣、クルチ青年スポーツ大臣等政府要人を訪問し、映画「海難1890」の支援に対するお礼や、日本とトルコとの友好関係についての意見交換を行いました。併せて、土日基金文化センターにて、エルトゥールル号セミナーを開催しました。また、イスタンブールでは、オリンピック委員会を訪問し、トルコナショナルチームの和歌山での事前合宿の要請を行いました。
 エルトゥールル号から始まったトルコとの友好関係は、現在も和歌山で大切にされ育まれています。

 写真1   写真2
        アタチュルク廟訪問                      ボスタノール海軍総司令訪問
 写真3       写真4
        エルトゥールル号セミナー                  トルコオリンピック委員会訪問

 

日本トルコ友好125周年記念事業(2015年6月)

 日本とトルコとの友好の礎となったエルトゥールル号の殉難将士を追悼するとともに、これからも続く両国の友好を願って、串本町において記念事業が開催されました。
 串本町文化センターにて、彬子女王殿下、チチェキ大国民議会議長ご夫妻が主賓として御臨席、ボスタノール海軍総司令官、メリチ駐日トルコ大使、仁坂知事等両国の関係者約300人が参列し、エルトゥールル号事故の遭難者を追悼しました。

 写真5
       追悼文を読み上げる仁坂知事

 

日本・トルコ合作映画「海難1890」

 2015年12月に、日本・トルコの両国において合作映画「海難1890」(田中光敏監督)が公開されました。エルトゥールル号遭難事故と、1985年イラン・イラク戦争の際にテヘランに残された日本人救援のためのトルコ政府による救援機派遣とを描いた物語です。地元串本町及び県がプロジェクト立ち上げ時からの協力体制を執り、串本町ではロケが行われ、約190人の県民がエキストラとして出演しました。
 映画の製作に際して、支援の輪は両国政府、県内外の団体・民間企業に広がりました。

 写真6
 当時の様子が再現されたオープンセット(串本町田原海岸)