Listen to this page using ReadSpeaker

太平洋新国土軸とは


太平洋新国土軸

東西約800kmに及ぶ太平洋新国土軸
太平洋新国土軸は、中部、近畿、四国、九州、沖縄にまたがり、その主軸は東海(遠州、三河、名古屋、伊勢、志摩)から紀伊半島、淡路、四国、九州中部(熊本、大分)を経て九州西部(長崎、天草)まで東西約800kmに及びます。

多軸型国土構造を構築する新しい国土軸
太平洋新国土軸構想は、東海から紀伊半島、紀淡海峡、四国、九州を経て沖縄に至る地域に、海洋による地域のつながりと森林、河川、沿岸地域の豊かな自然環境を活かして、都市のネットワークと自然のネットワークが重層的に共生する「多自然居住地域」を形成し、西日本における広域経済圏の創造、アジア・太平洋地域との経済・文化交流を通 じて、多軸型国土構造の一翼を担う活力ある新しい国土軸の構築を目指すものです。
また、この構想の推進は、国土軸を支える交通・情報通信基盤等の整備を通 じて、災害時におけるリダンダンシーの確保を可能にします。

海峡を越えた交流の推進
太平洋新国土軸の創造を推進するための重要戦略の一つとして、海域による分断されている地域を環状に連携し、複数の国土軸、地域連携軸を重層的に結びつける「海峡交流圏」の形成を推進していきます。
海峡交流圏は、以下の4つに分けられます。

●紀淡海峡交流
歴史的な蓄積と関西文化学術研究都市等の情報発信機能を融合させ、世界に開かれた経済・文化・学術研究の交流・創造拠点を目指します。

●伊勢湾交流圏
加工組立産業、地場・伝統産業の集積を活かして、世界をリードする産業技術と多彩 な文化、自然環境が融合した国際的な交流・創造拠点を目指します。

●豊予海峡交流圏
多様な産業の展開を活かして、東アジアに向けた国際性と中国、四国、九州のブロックを超える広域性を兼ね備えた多彩 な交流・創造拠点を目指します。

●有明交流圏
多様な産業の展開と東アジアへの近接性を活かし、古くから交流の深い東アジアに開かれた国際的な経済・文化の交流・創造拠点を目指します。

太平洋新国土軸構想について詳しく知りたい方は、ここクリックしてください。



[戻る]