和歌山県の人口

和歌山県の人口や年齢構成を見てみよう。そして、将来の人口がどうなっていくのかも考えてみよう!

①日本と和歌山県の人口は?

日本全国でも和歌山県でも女の人のほうが多いんだね。

②人口はどうやってしらべているの?

 人口は、国勢調査(こくせいちょうさ)を行うことによって正確に分かるのです。国勢調査は、日本に住んでいるすべての人と世帯(せたい)を対象とする国の最も重要な統計調査で、国内の人口や世帯の実態(じったい)を明らかにするため、5年ごとに行われています。平成27年国勢調査は、大正9年(1920年)に行われた我が国最初の国勢調査から数えて20回目に当たります。平成27年(2015年)の調査から、インターネットを使って回答することができるようになり、早く正確に集計(しゅうけい)することに役立っています。

 皆さんのご家庭を一軒(けん)一軒(けん)、国から任命(にんめい)された統計調査員が訪問し、調査しているのです。きっとご家庭の方が調査に協力し、回答してくれているはずですから、一度、ご家庭の方にたずねてみて下さい。

③都道府県ごとの人口は?

④県内の各市町村の人口は?

※人口性比(じんこうせいひ)とは、男性人口を女性人口で割って得られた値です。

  男女の人口が同じだと100%になり、この値が少ないほど男性の比率が少ないことになります。

  国全体の数値は94.8%、和歌山県は88.8%なので和歌山県では男性が少ないことがわかります。

  県内の市町村で100%を超(こ)えているのは、たくさんのお寺がありお坊さんの多い高野町だけです。

⑤「人口ピラミッド」で年齢別の人口を見てみよう!

 みなさんはエジプトの砂漠(さばく)にあるピラミッドをご存知でしょう。「人口ピラミッド」とは、年齢別の人口をヒストグラムに表したもので、その形が三角錐(さんかくすい)のピラミッドに似ていることから、このように呼ばれています。

   

 右のグラフは、昭和60年(1985)の和歌山県の人口ピラミッドです。

 20歳代から30歳代前半の若い人が少なくなっていますが、年齢が高くなるにつれて人口が少なくなるので、ほぼ三角錐(さんかくすい)のピラミッドに近い形をしています。

 このグラフから、ほかにどんなことが分かるか、よく見て考えてみましょう。

 そして、下のグラフはその30年後の平成27年(2015)の和歌山県の人口ピラミッドです。

 しかし、三角になっているのは65歳以上のお年寄りだけで、全体としてつぼのような尻すぼみの形になっているので、もはやピラミッドとは言えないかも知れませんね。

 このグラフから、ほかにどんなことが分かるか、よく見て考えてみましょう。そして、人口ピラミッドの形がなぜこのように変わってきたのか、その理由も考えてみましょう。

⑥和歌山県の人口の移り変わりを見てみよう!

 このグラフは、大正14年(1925)から平成67年(2055)までの130年間の和歌山県の人口と年齢構成の割合を10年ごとに表したものです。ただし、平成37年(2025)からあとは、「だいたいこうなるであろう」という見込みの値です。統計を使うことで、未来のこともある程度まで予測することができるのです。

 さて、このグラフから分かったことを書きだしてみましょう。

 (1)和歌山県の人口は、昭和時代の終わり頃まで増え続けてきたけれど、平成時代に入った頃から減るようになった。

 (2)和歌山県の人口が最も多かったのは、昭和60年(1985)の108万7千人だ。

 (3)お年寄りの割合が増えて、反対に子どもの割合がどんどん減っている。

 (4)お年寄りと子どもの割合が逆転したのも、人口が減り始めた平成の時代に入った頃だ。

 (5)働ける年齢の人口が減って、将来は最も多かった頃の半分以下になってしまう見込みだ。

 このほかにも、気付いたことはありませんか?

 ひとつの統計グラフから、さまざまなことがわかります。注意深く読み取っていきましょう。

将来はもっと人口が減っていくようだから、社会のしくみをそれに合わせていく必要があるねっ!

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