和歌山県データ利活用推進プラン

日本のデータ利活用拠点を目指して

 平成28年度に総務省統計局及び独立行政法人統計センターが統計データ利活用に関する業務について本県への移転に向けた取組を進めている中、本県は、「和歌山県データ利活用推進プラン」を平成28年9月に策定し、「日本のデータ利活用拠点」を目指して、データ利活用を推進してきました。

 このプランにおいては、5年の推進期間(平成28年度~令和2年度)が終了することから、これまでの取組を継承しつつ、データの分析研究結果の情報発信や政策立案への活用、データを利活用した企業支援やデータ利活用人材の育成等をさらに推進し、データ利活用に関する社会の大きな変化にも対応できるよう、令和3年度からの5年間を推進期間とする「和歌山県データ利活用推進プラン」を新たに策定しました。

 「日本のデータ利活用拠点」としての取組を総務省統計局・独立行政法人統計センターと連携して推進することで、その成功事例を本県から発信し、日本全国の地方創生に貢献して参ります。
 


和歌山県データ利活用推進プラン(令和3年4月)

  PDF形式を開きます全体版(PDF形式670キロバイト)

  PDF形式を開きます概要版(PDF形式612キロバイト)


(参考)和歌山県データ利活用推進プラン(平成28年9月)

  全体版(PDF形式420キロバイト)

  概要版(PDF形式699キロバイト)
 

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主な取組

1 日本のデータ利活用拠点の構築

 (1)分析・研究拠点

 官民の多様なデータによる先進的な分析・研究を推進し、分析結果や分析手法等を積極的に提供

 (2)情報発信拠点

 データ利活用の重要性・有用性を発信するためのシンポジウム、セミナー等を開催

 (3)人材育成拠点

 高等教育機関との連携やデータ利活用コンペティション等を開催し、データサイエンス人材を育成

 (4)連携・支援拠点

 統計ミクロデータを活用した共同研究や人材育成を行い、国の先進的なデータ利活用の取組を支援

2 統計的思考・エビデンスに基づく行政の推進

 (1)県保有データのオープン化推進

容易にデータ利活用できる環境を整備

 (2)官民データ連携 

行政のデータと民間企業のデータの融合やキーワード検索ツール、人流データ等の活用による新たな企業支援

 (3)自治体職員への研修

自治体職員を対象としたEBPM推進研修を実施及び支援

3 データ利活用による県内産業の活性化

 (1)データを利活用した企業支援

各業種のデータ分析により、効果的な支援を提案、企業向けデータサイエンスセミナーを開催、企業間のデータ融合を促進

 (2)データサイエンス人材が集う

    企業の創出

統計ミクロデータや衛星データ等のデータ利活用環境の良さ、ワーケーション等の働き方に関する先進的な取組を生かし、データサイエンス人材が集う企業を創出

4 データを利活用した健康寿命の延伸と健康経営の推進

 「健康長寿日本一わかやま」の実現を目指して、データ分析に基づく健康寿命の延伸と健康経営を推進

5 県民の統計リテラシー向上

 (1)統計思想の普及・啓発

 和歌山県統計大会や出前授業等を開催するとともに、総務省統計局が実施する「キッズ向け統計イベント」に協力し、全国の子供達の統計リテラシーの向上にも貢献

 (2)統計教育の推進 

 統計教育に関する教員向け研修を実施し、統計教育を充実、統計的な問題解決能力を身につけた未来のデータサイエンス人材を育成

 (3)大学等との連携

 社会で求められる高度なデータ分析力を持った人材を大学等と連携し、育成

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