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監察査察課

                  平成20年度 新規採用職員への知事訓話

                                                    平成20年4月1日 県庁4階正庁

 

   みなさんご入庁おめでとうございます。4月1日、今日、みなさんのそれぞれの方に辞令を交付いたしましてお顔を拝見していると、背の高い人もいるし、小さい人もいるし、それから眼光鋭い人もいるし、にこにことお笑いになっておられる方もいるし、なかなか個性豊かでみんなそういう清新の気にあふれていて、いいな、というふうに思いました。

 

   実は昨日、県庁の退職者の方に、30何年間のご職務、ご苦労様でしたという退職の辞令の交付をしました。その方々が、全体で210人、今日、約100人の方ですから、それだけ県庁も人数が減りつつある、ということです。そうすると、先輩の2倍ぐらい皆さんが働かないといけない。県民の要求といいますか、県庁の職員はますます専門化されていて、ある意味では高度化されていますから、そういう意味ではひょっとしたら2倍じゃなくて3倍も4倍も働かないといけない、ということかもしれません。ただそのときに考えておかないといけないのは、やっぱり頭を使って仕事をするということだと思います。とにかく決められたことを力ずくで、しゃにむにこなしていくということだけだと、本当に3倍も4倍も働かないといけない。そうすると、とてもじゃないけど体が持ちません。従って、頭を使って、どうすれば目的が達成できるか、目的が達成できればいいわけですから、そういうことを本当に若い職員もそれぞれみんなが考えて、もちろん幹部の方も私も考えて、それで、効率の良い行政として県民の皆さんに喜ばれるということをこれから考えていかないといけない。そういう意味で頭を使う一年生であってもらいたいというふうに思います。

 

   それから2番目になんといっても本当はこれが1番かもしれませんが、諸君は選ばれた人であります。選ばれたというのは県民に奉仕すべく選ばれたということです。そういう意味で唯我独尊になってはいけないし、県庁の職員であるということが履行目的であってはいけないと思います。目的はあくまでも県民に奉仕すること。これは知事以下全員そうであるかと思います。そうすると、それぞれどういうふうな仕事をしたらいいのか、常に原点に戻って考えないといけない。たとえば、今こういう仕事をしている。それが本当に県民の奉仕になっているのか、いつも考えながら仕事をしないといけない。上司に何か言われたときに、「そんなことをすると県民の役に立ちますかね」と大いに議論したらいい、と思います。

   いつも原点に立って、もう一度ですけれども、考えながら議論しながら、自由闊達(じゆうかったつ)な役所を創っていってもらいたい。それは県庁悠久の歴史の中の、今年入庁した人たちに対する職務あるいは責務ではないかと私は思います。

 

   それから3番目に、健康にはくれぐれもご留意いただきたいと思います。去年の新人の方に、私はちょっと変な表現ですが、「倒れかけたら倒れてしまえ」というふうに言いました。どうしても諸君はさっき言った1番目2番目の観点からすると気負います。それで、がんばろうとする。がんばろうとするけれども、たまたま体調が悪いときなんてありますよね。風邪は万病のもとといいますけれども、風邪をひいたときに無理をすると、とても悪い病気にどんどんかかっていく可能性もあります。

   従って、ちょっとおかしいなあ、と思ったら、周りの方に遠慮なく相談して、それでおかしくなくなってからまたがんばって仕事をする。必ず他の人だって故障するわけですから、他の人が故障したときは他の人の分もがんばってあげると。そうやって、助け合いながらやっていくべきじゃないかと思います。自分のことですが、私も一年生に入ったとき、経済産業省で、国会対策などというのをやったわけです。答弁の準備とか、県庁はまあどちらかというと、少し前からいろいろ質問なんかを教えてくれますから、そんなに前の日に徹夜するということは稀(まれ)だと思いますけれども、私の時代の国家公務員は毎日夕方か夜のはじめぐらいに質問をしてくる、そこから答弁を作って、明け方くらいに答弁資料を用意して届けると。こういうことを毎日やっていたわけです。そうすると、とうとう私はひっくり返りまして、目がぐるぐる回って、それで立てなくなってしまったんです。それでその日は途中ですからソファにひっくり返って、ひっくり返りながら右だ左だとか言っていたわけです。だけど、あんまりかわいそうだということでみんなが気をつけてくれまして、それで2、3日休ませてくれました。そしたら完全に回復いたしまして、また元気になりました。

   従って、とにかく周りの方にも申し上げることかもしれませんが、皆さんも自己主張して、皆さんの熱意、好奇心それから献身的な気持ちっていうのはみんなわかっているわけだから、調子が悪くなったら、調子悪いですとあらかじめ言うのが1番の大事なことなんじゃないかと思います。命あってのものだね、県民に尽くすためには、30何年間勤めないといけない。そのためには体を元気にして、頭を鍛えて皆さんぜひがんばってもらいたい。そんなふうに思っております。期待しております。どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

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