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監察査察課

                  平成22年仕事始め式知事訓話

                                                    平成22年1月4日 県民文化会館

 皆さん、明けましておめでとうございます。昨年は大変ご苦労さまでございました。

 昨年の始めに、私は「今年(昨年)は乱の年である。乱にいても治を忘れないようにしようではないか。」そういうことを申し上げました。その期待に応えて皆さんはあらゆる面で政策に励んでいただいたと思います。その結果、和歌山県再興のための改革のラインナップはだいたいできてきたというふうに思っております。

 ただ今年もまた大変な年だというのは論を待たないというふうに思います。引き続き困難はたくさんある。景気もまだまだ悪いし改革もこれからであります。それから新政権ができてその新政権の改革への対応もまた我々には迫られていると思います。その中にあって和歌山県が将来にわたって伸びていくための成長戦略も作らないといけないし、安心安全で欠けているところがあったらそれを補っていかなければいけない。その中で人々に希望と安心をもたらすようなそういう行政をみんなでやっていこうではないか。改革を続けていかなければいけない。Continue to change!そういうことではないかと私は思っております。

 さらに今年は「全員野球を徹底したい」というふうに思います。皆さん一人ひとりが戦力となって皆さん一人ひとりが政策を作って担っていくというふうに適宜やっていきたいとそんなふうに思います。そのためには、職員一人ひとりが状況を知る。すなわち何が起こっているのかということを自分の目で確かめて知る。それからそれをどうしたらいいのかという対策を自分で考えて創意工夫によって導き出していく。そしてリスクを張って勇気を持って実行する。そういうことが必要だと思います。リスクを張るということは結構大変でありますけれども、失敗しても構わないではないか。向こう傷は名誉なことだ。そういうふうに思ってみんなで頑張ろうではありませんか。

 すでに多くの領域で私は素晴らしい仕事が皆さんによって次々となされているということを知っております。大変あっと驚くようなりっぱな政策を考えてきてくれるし、それからなかなか煌びやかな政策もだんだんと出てきました。だけどそういう目立つ政策だけではなくて、目立たないことの中にも皆さんは一生懸命頑張ってくれていることを私はよく分かっています。

 いくつか例を挙げると残りはどうでもいいのかということではないのですけれども、あえて例を挙げさせてもらいます。例えば「誰も見捨てない政策」で災害時の孤立集落を救うということで無線機を配るということをやっています。和歌山は本当に山の多い県ですから、孤立集落になりそうな集落はたくさんあります。そういう集落に無線機を一個一個配って使い方を教えていく、そういう人達がいます。それからまたそういう所に住んでおられる人に見回りをきちんとしようとか、あるいは助け合いのネットワークを及ぼしていこうとか、それこそ星の数ほどあるようなそういう集落を一戸一戸確認していく、そういう作業をやってくれている人達もいます。また多くのNPOとどうやって協働していくかということで、NPOを一軒一軒訪ねてどういうことをやってくれているのか、県との協働の可能性はどうかなど調べてくれている人達もいます。それから産業別担当者制度をしいていますが、一生懸命企業の方に出向いて色んな情報を集めてきてくれている人達がたくさんいます。それから用地を買わなくてはいけない。なかなか分かってくれない方々を一生懸命説得して日夜頑張ってくれている人達もいます。また税金を払うのはみんな嫌ですから、そういう方々を説得して払ってもらっている、そういう人達がたくさんいます。それから最近県の行政報告会を開きました。大抵夜やります。住民の方々が車でやってくる。その駐車場をきちんと整理しなければいけないということで、私がしゃべっている間、寒空の下で駐車場の整理をしてくれている人達もたくさんいます。星の数ほど素晴らしい仕事があると思います。ただそれは星の数ほど県民の行政ニーズがあるということだと思います。そういう県民ニーズに応えてリスクを張って挑戦をしていく。それが今年我々に課せられたことだろうと思います。

 私は皆さんに申し上げたいのでありますが、こうやってリスクを張って挑戦をしてそしてその仕事を成し遂げたとき、失敗に終わるか、成功に終わるかは別にして、それは実際にやった人達の思い出になるということだと思います。

 皆さんに申し上げたい。思い出を作ろう。

 世の中にはよく言われることがあります。ものすごくりっぱな仕事をするとそれはレジェンドである。それは神話になる。伝説になる。こういうふうに言う向きもあります。だけど一つひとつの思い出はその人にとってはレジェンドであるというふうに私は思います。そういう意味で一人ひとりが頑張ってリスクを張って実行してそして思い出を作っていくということは素晴らしいことではないか。そんなふうに思う次第であります。

 ただし県民の全ての人は県庁の職員が身体を壊してまでそういうことをやってくれというふうには望んでいないと思います。したがって健康には十分留意してそして自分の心身の健康を損なわない限りにおいて全力を尽くしてこれからの思い出を作ってもらいたい。そんなふうに思う次第であります。今年もまたどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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