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監察査察課

平成26年度新規採用職員への知事訓話


平成26年4月1日 県庁4階正庁

 

 皆さん、和歌山県庁御入庁、おめでとうございます。
  これから長い人生、和歌山県のために、和歌山県民のために一生懸命活躍する、その場に皆さんをお迎えすることができて、大変喜んでいます。
  私は、今、ちょっと足が痛いです。何故かと言うと、皆さん一人ひとりに辞令をお渡しして、ずっと立っていたので足が痛くなった訳です。
  しかし、必ず皆さん一人ひとりに辞令をお渡ししたいと思っています。何故かと言うと、和歌山県庁は大変守備範囲が広い役所です。その守備範囲の広い役所のそれぞれのところに皆さんは配属されている。そして、若いながらもなにがしかの仕事を割り当てられて、そこを守って、さらに高めるという職責を負っています。
  皆さん一人ひとりが頑張ってくれないと、他の人が頑張っていても、和歌山県庁はずるずると沈んでいくということになります。したがって、全員に期待を込めて一人ひとりに辞令をお渡しすると決めています。
  今から、皆さんにこういうことをお願いしたいということだけ三つ申し上げたいと思います。
  一つ目は、この間、テレビを見ておりましたら、「宮本武蔵」というのがあり、その中で、宮本武蔵役の木村拓哉さんに柳生石舟斎役の武田鉄矢さんが「おぬしは目はいい。しかし耳が悪い。」と言っていました。なかなか深い言葉を言っているなという風に思いました。
  多分、これから私が言うことと石舟斎さんが語ったこととはちょっと違うと思いますが、別の意味で、皆さんには目と耳の両方を鍛えてもらいたいと思います。
  まず、耳ですが、これはやはり先輩の言うことをよく聞いて、そしてどんどん吸収しないといけない。そのためには、耳を大きく開いて教えてもらわないといけない。どんなに頭が良くて、どんなに優れた人でも、やはり耳を塞いでいて新しいことを覚えていかなければ、その人はあまり大成しない。これが第一です。
  第二は、やはり自分の目で見てもらいたい。先輩がこういう風に言う。それが県庁の流儀である。ということであったとしても、本当にそれで良いのか、よく自分の目で見て、そして自分で考えてやってもらいたい。そんな風に思います。
  二つ目は、サブスタンスを大事にしてもらいたい。本当に県民のためになるにはどうしたらいいかということを主軸に置いて行動しようではないかということです。
  組織に入ると、組織の流儀があって、組織の役割があって、そして組織の伝統があります。それぞれ皆さんは入ると、「君はこういう風に仕事をするんだよ。」と教えられます。「これをこういう風にしていると、君の仕事はまあまあよろしいよ。」と、こういう風に教えてもらえる訳です。
  だけど、本当にそうかということをいつも諸君は考えていかなければいけないという風に思います。
  自分がその職に就いたが故に仕事があるだけではなく、この仕事に就いた時に役割があって、役割というのはそれぞれの司司で県民を幸せにするためにはどうすれば良いかということを皆さん是非考えてやってもらいたい。それがサブスタンスを大事にするということです。
  三つ目は、身体に気を付けてもらいたい。皆さんは、我が県にとって大変大事な資産です。資産と言うと物みたいですが、県民のために奉仕する、どんどん成長すべき金の卵です。その皆さんが途中で身体を壊して仕事を続けられなくなると、それは大変損失です。
  したがって、身体を壊すこともあるから、身体を壊しそうになった、あるいは壊したかなという風になったら、すぐに大変だと言って、騒いで早く治してもらいたい。
  私は、倒れそうになったら倒れろと言っているのですが、倒れそうになっても倒れないで頑張って、その結果取り返しがつかなくなるというようなことはやめたらいい。だから、しんどければしんどいと言い、疲れていたなら疲れていたと言い、そして、例えば、本当に熱があってつらいような時は重病かもしれないのだから、そういう時はちゃんと上司や周りの人に申し出て、治すことを一番に考えたら良いと私は思います。
  そういう意味で、今、言った三つのことを時々思い出しながら、大いに楽しく仕事に励んでください。期待しています。