現在表示しているページ
ホーム > 組織から探す > 監察査察課 > 職員への知事訓辞

監察査察課

平成22年度 所属長以上職員への知事訓辞

平成22年4月1日 県庁4階正庁

 

 皆さん、留任の方も新任の方も今日それぞれの気持ちで「さあこれから頑張るぞ」と思っておられることと存じます。是非それぞれの立場で大いに張り切って和歌山県を盛り立てるように頑張っていただきたい。そんなふうに思っております。

 和歌山県の行政でも私が就任してから色んなことに努力をし、皆さんのご協力を得て、色んな政策が続々と出てきています。最近では「こういう政策は他の県にありますか」というようなレベルの高い、ある意味では日本一と言うべき政策が続々と出てきていると思います。それからまた県庁の職員がどれだけ働いているかということについても、県民の方々もよく分かって下さって、いつも申し上げておりますけれども、私が就任したときは、「県庁の職員は怠けているから何とかしろ」というような声がたくさんあったんですけれども、今では全く影を潜めました。投書についても、皆さんもご存じのように、私も見ておりますし、皆さんも見ておられると思いますけれども、一般的に職員がさぼっているというようなことは一切なくなってきました。もっとも「ない」というのを証明するのは難しいんですけれども、最近はとんと見なくなったということだと思います。それも皆さんが一致団結して頑張って下さっている結果だと思っております。

 それからさらに嬉しいことは、私が何もかも「ああしよう、こうしよう」と言わなくても、皆さん自身がそれぞれの発意でいい政策を作り上げてくれつつあると思います。一例を挙げると、昨日発表した「農業緊急戦略アクションプログラム」については、実はそれを用意しているということも残念ながら私は知りませんでした。「いいのができたから是非見てくれ」ということで、拝見したら素晴らしいものができていました。そういう意味で、皆さんの働きは質的にも影響力でも大変大きくなっていると思います。この勢いをどんどん高めていかないといけないと思います。

 しかし一方では心配なこともあります。身体を壊される方とか、あるいは心身共に壊される方が目につくようになりまして、大変心配しているところです。そういうことになったらいけませんから、そうならないように「是非みんなで工夫をしていかなくてはいけない」と思っております。この前の日曜日も、高野山で世界遺産と歌のイベントがありました。そこへ出席して帰ってきたのは確か午後10時過ぎだったと思いますが、南別館はまだ灯りが煌々と点いていました。それだけ皆さんが頑張っていただけるのはいいとしても、常態化すると、やっぱりちょっと疲れてくるということもあると思います。そういう意味で「メリハリをつけていかないといけない」というようなことも考えます。

 先ほど新人の方々に三つ申し上げましたが、実は全く同じことを皆さんにも三つ申し上げたいと思います。

 一つは「風通しの良い職場を作っていこう」ということであります。それは端的に言うと、「提案のできるような職場にしよう」ということだと思います。若い人達がどんどん自分でも考えて「こういうことをやったらどうだ」と上司にどんどん言ってこられたら、それは生意気でも何でもなくて、いい話だと思ったら乗ったらいいし、今一だなあと思ったら何が今一かということを訓練の意味でも教えてあげれば、若い人達はどんどん育ってくると思います。何も堅苦しいことを言わなくてもいいので、そういうことを不断に口に出せるような職場になるといいなあと思います。そうでなく溜まっているとどこかで爆発して色んな意味で問題が起こるということで、本人も気の毒だし、それから上司としてもなかなか大変ということで、「風通しが良くて提案がどんどんできるような職場を作りましょう」ということで、皆さんは幹部ですから、是非心がけてください。お願いします。

 二つ目に申し上げたのは、やはりそうはいっても「究極は県民のためにどうしたら一番いいかということを考えてやっていこう」ということを申し上げました。みんな真面目ですから、一生懸命職務に励んでいただいているわけですが、ともすると、自分の立場上「これだけやっとけばいいんだ」ということになってしまうと、県民の幸せが100%達成できない可能性もあります。そういう意味では、自分の方の立場ではなくて、県民の目線に立ってどうすれば一番喜んでもらえるかということを考えて組織を指導していってもらいたいということを申し上げたいと思います。

 三つ目はやはり健康の問題でありまして、皆さんもそれぞれのつかさつかさで、身体を壊しそうな人はいないかとか、あるいはちょっと辛くなっている人はいないかとか、そういうときは、事務の合理化も含めてどんどんやっていかないといけないので、私も常に注意をしておりますが、「これを頼むとこれはちょっと大変になりすぎるかなあ」ということも思いながら、お願いをしておりますが、皆さんも是非その辺も考えながら、部下の人達を指導していってもらいたい。そんなふうに考えている次第であります。

 今後この陣容で一年間を頑張っていくということで、皆さん一層の奮励努力、一致団結をお願いしたい。こんなふうに考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。