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監察査察課

平成24年仕事始め式知事訓話

平成24年1月4日 県庁4階正庁

 

 皆さん、明けましておめでとうございます。
 昨年は大変な年で、皆さんのがんばりが本当に際立った年だというふうに思います。
 大変な中にあって、和歌山県民の力が危機の時にこそ発揮できると私は思っておりますが、そういう一端が垣間見え、その中にあって県庁の皆さんが一生懸命頑張ってくださって、非常に早いタイミングで台風12号の復旧ができたと思っております。
 また、そのほかの様々な行政分野においても皆さんのご活躍が光った年だというふうに思っております。
  ただ、和歌山はまだまだ大変な事があります。和歌山だけじゃなくて、この日本も、そして世界も大変な危機を迎えています。
  特に震災の中で、信じられないことに円高がどんどん進む。震災の復旧もなかなか進まない。それから少子化、高齢化もどんどん進む。地方の衰退がなかなかくい止まらない。そういう様々な課題をこの日本が受けていて、そして和歌山は、その中で特にその苦しさが大変な所だと思います。
 しかし、もう一度思い返してもらいたい。和歌山は危機において強いところだ。そういうふうに思います。

 小宮山宏元東大総長、今、三菱総研の理事長ですが、その方の著書に「課題先進国日本」というのがあります。人類は様々な課題を抱えている。その課題の最も先進的に顕在化する国が日本であって、その日本が課題を克服することによって人類に次の時代の進路を示すことができる。そういう趣旨だったと思います。
  まさに和歌山は課題先進県だというふうに思います。その和歌山にあって、この課題を皆さんの創意とそして類いまれなる情熱によって克服していかないといけない。それが和歌山県の置かれた状況だと思います。

 そのためには多くのものを我々は知らないといけない。知るためには多くのものを県民の中から拾って来ないといけない。我々が知らないような課題もたくさんある。それは県民の皆さんとどんどん付き合って、そして拾ってくる。ということが大事だと思います。
 それからまた知ることの一つには勉強するということも大事だと思います。まちがった処方をすれば必ず病状はもっと悪化する。
 したがって論理的に正しいことを何が正しいのかということを我々は見つけ出さないといけない。それは誰も教えてくれない。私も一生懸命考えるけれども知事だってたいしたことはない。知事に頼っておったらだめ、したがって職員それぞれが、それからここにいない若い人たちそれぞれがひとりひとり考え提案をして、そしてこの課題の克服を見つけていかないといけない。そういう宿命を我々は持っているというふうに思います。
 その中で、これから24年度の新政策の仕上げの時期に入ります。
 我々は県民の安全を守るような安全の徹底と、そして県民の暮らしを守る安心の政策と、そして和歌山県を将来において優位にするような挑戦の政策を、三つこれまで検討して用意して参りました。さらに欠けているところはないかどうか、それからきちんとした予算編成をして準備をしていかないといけない。制度はどうか、そういうようなことをこれから仕上げていく時期だというふうに思います。
 新春にあたって皆さんの一層の奮闘を期待いたします。
 改めて申し上げます。明けましておめでとうございます。