トップページ > 課・室一覧 > 広報課ホームページ > 和-nagomi- > vol.22 > [特集] 天空の聖地 高野山

和歌山の人、もの、地域 和 nagomi 天空の聖地 高野山 2013 vol.22

前のページへ  次のページへ

the creationism/高野山MAP

空海千二百年の夢。天空の宗教都市

 高野山の形状はよく蓮の華に例えられる。内八葉外八葉と呼ばれる峰々に囲まれた盆地であり、人里を眺める事も人里から眺める事もできない。まさに俗世と隔絶された密教の聖地であり、また多くの人々が暮らし、祈りと生活が一体となった天空の宗教都市でもある。
 今から1200年前、自然を尊んだ空海は、鬱蒼と茂る樹々の合間から天を仰ぎ見、自分と仏のみが存在する世界、密教修行の理想の場所として高野山の開創に着手する。「一山境内地」、高野山全体が金剛峯寺という巨大な境内であり最盛期には2千もの堂舎が立ち並んだという。

奥の院/空海が今も祈り続けている神聖なエリア

一の橋から弘法大師・空海が入定されている御廟までの一体を差す。壇上伽藍と共に高野山で最も神聖なエリアで、樹齢千年に近い大杉と数十万基の墓碑や供養塔が見るものを圧倒する。

燈籠堂
燈籠堂(とうろうどう)
御廟前に建つ拝殿。内部には1000年近く燃え続ける“消えずの火”をはじめ、奉納された無数の燈籠が光り輝く。空海入定後一日たりとも祈りが途絶えたことがない。
御廟橋
御廟橋(ごびょうばし)
玉川にかかる御廟橋を渡ると奥之院で最も神聖な霊域に入る。また、金剛界曼荼羅の37尊を表すこの橋を渡ることで、浄土へ往くと信じられている。
奥之院参道
奥之院参道
参道両側に立ち並ぶ無数の供養塔。中には敵味方にとなり闘った戦国大名の五輪塔も。あらゆる人々の空海への思いと、宗派やイデオロギーを超越した高野山の懐の深さを感じることができるエリア。
壇上伽藍/祈りの塔堂が建ち並ぶ壮大な修行道場

1200年前、高野山開創にあたり最初に着手したエリア。空海自身が密教思想に基づく塔・堂の建立を計画し、胎蔵曼荼羅の世界を表現した聖域。現在も重要な儀式のほとんどがこの壇上で行なわれている。

御社/お寺の中に神社が?
御社(みやしろ)
壇上伽藍の西端に位置する。空海は、真言密教の守り神として丹生明神、高野明神を高野山上に勧請し、ここに祀った。
根本大塔
根本大塔
空海の発案で建てられた日本初の多宝塔。塔内には金色に輝く大日如来像を中心に極彩色の立体曼荼羅が広がる。空海入定後の887年に完成。
金党
金堂
高野山全体の総本堂で高野山での主な宗教行事が執り行なわれる。本尊の薬師如来は秘仏で高村光雲作。
※2015年開創法会で約80年ぶりに開帳予定
霊宝館
霊宝館
山内の貴重な文化遺産を保存展観する施設として大正10年に開設。収蔵品もさることながら、建物も大正期の近代建築として登録有形文化財に指定されている。
金剛峯寺
金剛峯寺
真言宗の総本山であり、宗務所が置かれている。元々、金剛峯寺という呼称は高野山全体のことを指し、空海が名付けたといわれている。
高野山町石道
高野山町石道
空海も歩いた高野山麓の慈尊院から山上を結ぶ参詣道。約22kmの道中には一町(約109m)毎に町石(道標)が180基置かれ、神聖な雰囲気が漂う。
女人堂
女人堂道
1872年に女人禁制が解かれるまで、高野山への登り口に設けられた女性のための参籠所。高野七口の一つ、不動坂口にあるのは唯一現存する建物。
大門
大門
高野山の総門として、1141年に現在の位置に建立されたと伝わる。両脇に安置されている金剛力士像が参拝者を迎え入れる。

前のページへ  次のページへ

 

トップページ > 課・室一覧 > 広報課ホームページ > 和-nagomi- > vol.22> [特集] 天空の聖地 高野山