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知事からのメッセージ

知事からのメッセージを紹介します。

平成29年3月のメッセージ

平成29年3月

空の天使 和歌山県ドクターヘリに感謝

 和歌山県のドクターヘリが昨年10月14日通算5,000回出動を果たしました。その間何人の人が命を助けられたことか、関係者の方々に心から感謝申し上げたいと思います。
 和歌山県ドクターヘリは、平成15年1月から運航を開始しました。全国でも7番目の早さで、和歌山県はドクターヘリのパイオニアの一つであると思います。
 和歌山県は山と海に囲まれた地形で各地にそれぞれ人が住んでおり、和歌山県立医大病院や日赤医療センターなど要所要所に立派な病院があるけれど、重篤な病気やけがに襲われた時、それを治療するにふさわしい病院まで運ぶのはとても時間がかかります。おまけに最近はどんどん改良が進んできてはいますが、幹線道路も未整備の所が多く、この傾向に拍車を掛けていました。そこで、当時の県や関係者が英断をふるって近畿で最も早く、ドクターヘリの就航を決定したのでした。
 もちろん近隣県は未整備でしたから、奈良、三重の中山間に住む人々に対しても、要請を受け何度も救援に駆けつけました。ドクターヘリが出動中にもう一つ緊急案件が発生した時や、ドクターヘリの点検中の時など、県のもう一つのヘリである防災ヘリもドクターヘリ機能を持ってもらって遺漏がないようにしていましたし、適当な着陸地がない場合に、医師がヘリから地上にロープで下りて治療するというような試みも実用化してもらったこともあります。
 このような和歌山県ドクターヘリの活躍を見て、近隣県で続々とドクターヘリが導入されました。最近の奈良県ドクターヘリの就航により、関西のドクターヘリ体制は完成したと言ってもいいでしょう。
 そうなると、今までのように一方的に和歌山県ドクターヘリが他県の人々の救援に行っていたという時代から、ある県のドクターヘリが活動中の時にさらに救援需要が発生した時は隣県のドクターヘリが出動するという相互応援の時代に移ってきました。現に和歌山県ではずっと前から大阪のドクターヘリや徳島の防災ヘリとこういう協力を行っていたのです。また、これに防災ヘリのリリーフもあると、非常に層の厚い救援活動ができるというものです。

 多くの近隣県のドクターヘリは、形の上では関西広域連合の所属となっており、相互協力によって一体的運用ができることになりましたが、私は和歌山県のドクターヘリが上述のように元祖ドクターヘリであって、県民の方々もこのことに対する誇りが大変強いということを念頭に、あえて、和歌山県ドクターヘリを関西広域連合に移管しませんでした。それでも、もちろん関西広域連合の各ドクターヘリとは先の相互応援の協力体制を敷いていますので、実質的には何の不都合もありません。さらに実質的にと言うと各府県に配置された関西広域連合のヘリの費用はその府県が負担しているので、この点でも本質は変わりません。
 5,000回のフライトを無事かなえてくれた乗組員その他関係者、和歌山県ドクターヘリの基地として、患者さんに適切な救急医療措置を施してくれた県立医大のチームの皆さん、それに協力分担して患者さんの命を救ってくれた各病院の方々に改めて心から感謝申し上げます。
 そのような空の天使和歌山県ドクターヘリの見学会が3月26日(日)14時から15時に和歌山マリーナシティで行われます。見に来て下さい。

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