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知事からのメッセージ

知事からのメッセージを紹介します。

平成26年12月のメッセージ

平成26年12月

高野山がナショナル・ジオグラフィックが選んだ世界20大観光地に日本で唯一選ばれました

 今年世界遺産登録10周年を迎えた和歌山県の霊場「高野山」が、1984年創刊の世界的な旅行雑誌「NATIONAL GEOGRAPHIC TRAVELER」選定の「2015年に訪れるべき場所 世界のベスト20」に、フランスのコルシカ島、モン・サン=ミシェルなどと並んで日本で唯一選出されました。
 高野山は、弘法大師・空海が816年に開いた真言密教の聖地であること、大阪から電車で2時間という都市部に近い立地にありながら神秘性を保ち続けていること、宿坊では勤行などユニークな体験ができることなどが写真入りで紹介されています。
 この雑誌の発行元であるナショナル・ジオグラフィック協会は、1888年に地理学の普及のためにアメリカで設立された歴史のある団体で、インカ帝国の空中都市マチュ・ピチュ発見や、タイタニック号発見などで知られています。
 今回は、高野山を「発見」したというところでしょうか。

 高野山は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」でも、わざわざ旅行する価値がある場所として「三つ星」に格付けされているように、以前から海外特にヨーロッパ、中でも文化への関心が高いフランスの旅行者から高い評価を受けています。

 私は、高野山の神秘的な景観をはじめとする高い精神性が、海外からの旅行者を魅了するのだと思います。
 麓から山道を標高およそ900mまで登ると、突然目の前が開け、大門が姿を現します。多数の僧侶が行き交う街の中には、お堂や塔が立ち並び、仏像や曼陀羅が来訪者を迎えます。うっそうと杉の樹が茂る奥の院には、太閤秀吉から太平洋戦争の英霊まで、数十万基を超える各時代のあらゆる人々の供養塔があり、まさに天上の宗教都市といった趣です。
 また、「ありがたや 高野の山の岩陰に 大師はいまだ おわしますなる」と歌われているように、高野山では、弘法大師は私たちの側にいつも一緒にいて下さっていると信じられており、日々の営みの中に信仰が息づいています。

 明治維新後、外国人が浮世絵の価値を「発見」したように、日本人よりも海外からの旅行者の方が高野山の価値に気がついているのかもしれません。
 折角日本に生まれながら、まだ高野山を訪れたことのない方々は、本当に勿体ないことをしているのではないでしょうか。

 来年は高野山開創1200年にあたり、様々な催事が予定されています。この機会に、高野山を未体験の方は勿論のこと、体験済みの方も、世界から日本で最も注目されている高野山を訪れてみませんか。

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